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世界の海草地喪失が加速
マイアミ発ロイター、ジム・ローニー、2009年7月3日
海生生物の死活的生息地であり漁業の利益源である世界の海草地は沿岸開発により減退し消失が加速している事を新しい研究は示した。
最初の包括的な地球の海草消失査定と銘打ったこの研究は、海草地の58%は減退し、年間消失率は1940年の1%から1990年以来7%に加速している事を見つけた。
ナショナル科学アカデミーの紀要に今週発表されたこの研究は、1879年にさかのぼる200の調査と1800の観察に基き、海草はさんご礁と熱帯雨林と同率で消滅している事をつきとめた。
「海草は人々を引き寄せると同じ種類の環境に生きている為に消失している」とフロリダ国際大学の教授で本研究の共同執筆者であるジェームズ・フォーキュレアンは質問に対して電子メールで回答を寄せた。
「それは暴風の大きい波から守られている浅い地域に生育しており特に湾や河口に多い。」
科学者達は海に捨てられた廃棄物を処理し、沿岸地区の海底沈殿物を安定させて侵食を減少させ、魚類や貝類の繁殖地とさんご礁に住むものを含めた大きな海生生物の捕食地を提供していると言う。
しかし海草は沿岸開発による汚染水によって損害を受けて水の透明度を減らし、海草地の浚渫と充填によって損害を受けている。
「経済的および生態的に重要」
海草地は食料漁業に重要であり、ターポン、パーミットやボーンフィッシュのような猟魚の宿になっている。
最近の研究では海草の年間経済価値はヘクタール(2.5エーカー)あたり3千5百ドルと見積もっているとフォーキュレアンは言っている。
「海草床は少なくとも熱帯雨林やさんご礁と同程度の経済的および生態的価値を持っている」と彼は言った。
合衆国、オーストラリアおよびスペインの科学者達のチームによるこの研究は1879年以来知られている海草地の29%が消滅した事を見出した。全130年の期間で年間1.5%の率で海草は失われた。
全推計地域68,350平方マイル(177,000平方キロ)のうち1879年以来推計19,690平方マイル(51,000平方キロ)の海草が失われたと研究者達は言っている。
「地球規模で30分毎にサッカー場の広さの海草地を失っている」と共同執筆者のメリーランド大学のウィリアム・デニッソンは言っている。
沿岸に隣接する陸地5%に世界人口の45%が生活しているとその科学者達は言っている。
20世紀初頭には産業革命が急速な沿岸開発に導いた北米と欧州で重大な海草消失が見られた。
今日では太平洋及びインド洋周縁の地域の人口増加が最も激しい海草消失に導いているようであるが、これらの地域ではその損失を査定する科学的インフラが無いとフォーキュレアンは言っている。
彼は緩和の努力が海草を救い回復するのにいくらかの成功を収めていると言っている。例えば、しばしば処理した下水が海に投棄されるフロリダでは、タンパの浄水管理人達は排水処理法を変えたので衰退していた海草が戻ってきた。
(モハンマッド・ザルハム編集)
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