Global Ethics


市民活動が世の中を変える好例 by limitlesslife
March 14, 2008, 11:59 pm
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市民活動が世の中を変えていく

好例を紹介します: 

映画「日本の青空」の上映運動に参加して

                       杉浦公昭

200667日の夕方、川越駅前ビル・マイン内の喫茶店ルノアールでは、ラブ憲の月例運営委員会が開かれていました。

席上、3人の運営委員が期せずして映画「日本の青空」川越上映を提案しました。

3人とも、試写会などで「日本の青空」を見て居り、当面のラブ憲の活動にはふさわしいと感じていたようです。

ここに言うラブ憲とは、「LOVE憲法・川越の会」の略称であり「『川越市平和都市づくり条例』を実現する会」が発展的に改組・改名した会です。

「『条例』を実現する会」は、13,182人の請願署名を集め、2,006年の12月市議会に提出しましたが、この取組みを失敗させようとする保守勢力が、署名提出以前の8月に市長に平和都市宣言をさせ、2007年の2月市議会で「同趣旨である」との理由で請願を不採択にしました。

折りしも憲法改悪の情勢を迎えていたこともあり、憲法を守り、憲法を暮らしに生かすため発展的に改組・改名していたのです。

73日夕方、ラブ憲による川越駅前での平和を訴える月例の街頭宣伝をした後、川越福祉センターで同会の月例運営委員会がもたれました。

 ここで、「『日本の青空』川越の会」をラブ憲の構成団体である「川越市核兵器廃絶・平和都市宣言」を求める会、非核・平和都市宣言を求める市民の会、I LOVE憲法の会の3者の他、地労協と川越法律事務所で準備することに決まりました。

 1ヵ月後の82日に「『日本の青空』川越の会」発足の準備ができました。

その夜、第1部として立正大学(憲法学)教授・金子勝氏から『日本の青空』の主人公であり、恩師でもある「鈴木安蔵先生について」講演して頂きました。

その要点を拾ってみると、以下の様になります。

「日本国憲法は、表面上はGHQが起草した「日本国憲法草案」を基に制定されました。

しかし、その草案は在野の憲法学者・鈴木先生ら『憲法研究会』がまとめた『憲法草案要綱』を手本としていました。

鈴木先生は、ポツダム宣言を日本の人権宣言とみなし、人権と主権在民の憲法を制定することで、日本の「近代民主主義革命」を実現しようと考えて『憲法研究会』に参加しました。

鈴木先生が『憲法草案要綱』起草の際の参考資料とされたものには、明治初期の自由民権運動の理論家・植木枝盛の『東洋大日本国国憲按』を初めとして、20余の私擬憲法草案やフランス憲法、アメリカ合衆国憲法、ソ連憲法、ワイマール憲法などがありました」と。

金子氏は、鈴木先生の略歴として治安維持法違反第一号としての投獄と獄中での憲法の独学など、驚愕する事実に触れられましたが、ここでは省略致します。

この講演終了後、第2部としてラブ憲・運営委員会で上映提案がなされた67日以後の「会」の準備経過報告、「会」の申し合わせ事項、役員、予算案、活動方針などを決め、「映画『日本の青空』の上映を進める川越の会」(略称=「日本の青空」川越の会)を発足させました。

1011日、スカラ座で試写会を持ち、130人の座席に128人の観客を得て成功しました。

川越では、唯一の映画館・スカラ座が閉館され、経営がNPO法人プレイグラウンドに移っていました。

そこで、川越の文化を守る観点から、少しでもNPO法人に協力したかったのと、何と言っても映画館は座席や音響効果など上映に適していると考え、試写会会場としてスカラ座を選びました。

続いて、1127日にはプロデューサーと鈴木安蔵の長女をお招きしてプレ企画を行いました。

――鈴木安蔵氏の長女・鹿島理智子さんは「父(安蔵)は、治安維持法で捕らえられて獄に入りました。

牢屋は、特高に追いかけられないので、一番勉強できたと書き残しています。

 母(俊子)は、父が頼んだ本を古本屋で苦労して探し、本への書込みを丹念に消しては、差し入れていました。

 安蔵と俊子の二人三脚があったからこそ、憲法の学習と研究ができたと思っています。

 皆さん、それぞれのお考えをお持ちとは思いますが、是非この映画を観て、憲法、その中でも九条を守って下さい」と話されました。

――プロデューサーの小室皓充氏は「映画人『九条の会』として二億円かけてこの映画を製作しましたが、採算が取れるか心配しています。

全国的傾向として、1000円のシニア券が比較的よく売れ、1200円の一般券はあまり売れていません。

労働組合の参加が非常に少ない。特に現役の労働者の努力を期待します」と語られました。

このプレ企画後の125日時点で、チケットの配券数が3440枚で、観客目標3000人に対して用意したチケット6000枚の58%しか配券できて居ない事が判りました。

そうした事もあり、川越市と川越市教育委員会の後援を戴き、川越市の掲示板にポスターを張ったり、川越広報に掲載してもらったり、独自のチラシ、ニュースも発行したりしました。

特に川越自治会連合会への依頼で、川越全市にチラシを回覧して頂けたことは、従来にない画期的な宣伝となりました。
 かくして、今年223日に川越市民会館で朝、昼、夜の3回に渡って上映できました。

観客数は1080(目標の36%)で川越を中心とする方々でした。
 上映当日には、岩田行雄氏著「検証・憲法九条の誕生」(新憲法案を審議した国会の議事録を含む)の冊子も120冊完売できました。

これらの活動全てが「LOVE憲法の会」を中心とした川越革新勢力の統一と団結で進められたことは、高く評価されなければならないと考えます。

目標からすれば、配券普及の活動が少し足りなかったとも言えますが、3桁の観客を得て、来たる改憲是非を問う投票日にむけて、足元を地に付けて闘う第一歩を進め得たと考えます。
 この上映運動を通して、川越地域の民主的文化運動を秩父事件の映画「草の乱」に続いて、また一歩前進させることができました。
 「LOVE憲法の会」を中心とした川越革新勢力と映画を観賞して下さった1080人の市民方々との絆を大切にして、結集した力を分散させることなく、きたる改憲是非の投票日にむけて憲法改悪反対運動や川越の民主的文化運動を発展させたいと考えています。
 半年を越える取り組みへの市民の様々なご支援とご協力に対して、心から感謝しています。

以下に観客の感想文を載せますので、この上映運動の成否の判断材料の一つにして下されば幸いです。

素晴しい映画でした。現憲法は、当時の国体を維持したい人にとっては押し付けだったかも知れません。

 しかし、それは、鈴木安蔵さんら民主的な学者達が、国民の今後の幸せを考えて練り上げてくれたものが、GHQ に反映して出来たことが良く分かりました。

この映画を観られてよかった。映画の力は大きい。

製作者の苦労を感じます。憲法をまた少し身近に感じることができました。

この映画を観て、終戦当時、マッカーサーが日本政府に自主的に憲法草案を作成するよう促していたことを知りました。

しかし、用意された日本政府案は国体護持(天皇主権)で、民主化を求めたポツダム宣言に反したためGHQ から拒否されたことを学びました。

これに対して鈴木安蔵さんを中心とする民間の「憲法研究会」案は人権と主権在民を謳いポツダム宣言に合っていたので高く評価され、GHQ 案のお手本になったことを知りました。

このように頑張ってくれた日本人が居たことを誇りに思うと同時に、感謝したいと思います。

感動しました。このような映画ができ、上映されたということに、まだ日本人にとっての将来がある気が致しました。ありがとうございました。

普段、特に憲法を意識して生きているという人は少ないと思いますが、あらゆる場面でその恩恵を享受しているという自覚を持つべきだと思います。自由民権などの信念と情熱を持ち続けた先人たちに感謝!!

戦前、日本女性の無権利状態に心を痛めていたベアテ・シロタさんが、GHQ 民生局員として、婚姻は両性の合意に基づくことや男女平等を強く主張してくれ、憲法に取り入れらたことを知り、感動しました。

☆大変大切なメッセージのこもった映画を見せていただき有難うございました。

何となく戦争反対 ”9条は大事と思って生きてきました。

 この映画を見て、鈴木さんや奥さんや多くの人の想いのつまった憲法であり、後から生まれた僕たちも、何となくじゃだめだと思いました。

「女性に参政権があれば軍隊のない国をつくる」という妻。それが安蔵さんたちの「憲法草案」に生かされ、新憲法をつくるお手本になったことは、すばらしいと思います。

戦前には与えられなかった参政権や男女平等などを盛り込んだ現憲法、この権利を自らせばめることなく大切に生かして生きたいと思いました。

私たち兵隊を体験した人間にとって、憲法九条はかけがえのないものです。

あの地獄のような生活を、これからの人は送らなくてすむという安心感は、どんなに尊いことでしょう。

戦争がないようにおねがいします。

命を生み出す女性の戦争をしたくないという思いが憲法に生かされていることは、すばらしいことです。

いい映画でした。憲法の制定過程が良く分かりました。戦争を体験し、苦しみ悲しんだ国民は「戦争はこりごり」「軍隊はいらない」という気持ちでした。

戦後に出てきた戦争放棄の9条は、私たちの気持にぴったりでした。☆大変よかった。

憲法改正は絶対に許さない!                                                           (筆者は川越市在住)

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業(三毒)が命を滅ぼす by limitlesslife
March 10, 2008, 1:53 pm
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人間の業が地球生命系を破壊し破滅に導く。
肝臓(liver:生き物)は解毒し生命を維持する。
解毒し切れなくなると癌になり身に癌を広める。
人も「生き物」で三毒(貪瞋痴)を浄化できずに
生命系の癌となり癌を広め母体諸共死に至る。
お迦様は衆生皆「業-機械」として「業-止静」
の禅で涅槃-覚悟を得られ、皆に勧められた。
道元は「証に始めなく、修に終わり無し」と言う。
「業と判っていても止められないから禅が必要」
身口意の三業を止めれば自他、生死も超える。
涅槃寂静、
寂滅為楽、
無事貴人、
無事好日、
日日好日。