[uniting-peace][18627] 関西テレビニュースアンカー 原発の責任と市民
永岡です、関西テレビのニュースアンカー、アンカーズアイにて、原発の責任と東電、市民の対応が報じられました。
経産省の前にテントが抗議のために立っています。これ、中心人物は60年、70年安保を経験した人ですが、その後参加した人に、特に若い女性が多く、手応えを感じています。
そして、大阪、原発の是非を決める市民投票を行うための署名、代表の森田さんは、会社を経営しており、今までこんな運動に参加したことはなかったのに、今回は代表として参加されています。森田さん、脱原発の空気は感じるものの、それを投票で具体的な数字として示さないと民意にならないと言われました。この運動にも、過去に市民運動の経験のない女性が多く参加しています。
また、原発は本当は高いと算出された立命館の大島先生、原子力村から疎外されていたのに、コスト計算委員会に入りました。大島さん、例の原発は5.9円/kwhという数字の虚構を示し、8.9円と言う数字が委員会から出ましたが、これすら過小評価なのです。中でも、廃炉の費用は未知であり、今まで誰もやったことのないことがあり、それを含めたら、原発のコストは天文学的なものになります。
そして、福島の現地、二本松市(原発から40km)の農家、果物狩りなどに来る客が激減し、東電に賠償を提出したものの、いつ、いくら払ってくれるか、提出してから4カ月たっても答えはありません。
さらに、二本松市のゴルフ場、東電相手に賠償の仮処分を求めたら、例の「無主物」という主張をしており、これは、例の東電の広報担当の松本氏も繰り返しています。裁判では無主物との主張は認められなかったものの、年間20ミリシーベルト未満は東電に責任なしとなったのです。
このように、原発の責任、誰も取っておらず、その中で、原発をどうするか、政府は何もしていません。
同席したジャーナリストの内田誠さん、原発の5.9円と言う数字すら、国策であるため、国会議員が根拠を聴いても、電力会社も経産省も出してこなかったのです。さらに、これは国策だから成り立つもので、民間だと賠償のための保険の費用が要り、それを計算したら天文学的な数字になるとの指摘がありました。
キャスターのヤマヒロさんこと山本浩之さんも、今日出た事故調査所で政府の責任が厳しく問われており、政府、東電への批判がありました。
関西テレビも、この枠でいいものを何度もやってくれます、これを、お知らせいたしました。
(この内容もいくらでも転載OKです)