地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします、たんぽぽ舎です。【TMM:No1741】

 永岡です、たんぽぽ舎の原発関係の情報をお送りいたします。
<以下、転送>
たんぽぽ舎です。【TMM:No1741】
2013年2月9日(土)地震と原発事故情報-6つの情報をお知らせします

転送歓迎
━━━━━━━
★1.たかだか発電所のために、何故こんな武装警備をしているのか
みんなよく考えるべきだ      山崎久隆(たんぽぽ舎)
★2.チェルノブイリ事故の「避難の権利」を学ぼう
「ウクライナ報告」と映画「いのち」槌田 春美(たんぽぽ舎)
★3.「首相官邸前抗議と反原発運動」 ―構造を変えたい!―
2月5日ミサオ・レッドウルフさんによる学習会
講座担当 斎藤なぎさ
★4 メルマガ読者から催しのご案内(お問い合わせは主催者へお願いします)
◆『内部ひばくを生き抜く』鎌仲ひとみ監督 上映会 2月17日
★5.新聞・雑誌より1つ
◆虚偽説明「東電、国会を愚弄」
国会事故調元委員指摘;1号機再調査要請 (2月8日東京新聞より抜粋)
★6.今週のたんぽぽ舎報告  2月9日号
━━━━━━━
※2/13学習会にご参加を!  槌田ゼミpart2
『エントロピー入門 1章(続き)地球複合環境の中の人間社会』
講 師:槌田 敦さん(たんぽぽ舎)
日 時:2月13日(水)19:00より
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F   参加費:800円
━━━━━━━
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┗■1.たかだか発電所のために、何故こんな武装警備をしているのか
|   みんなよく考えるべきだ
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎)

まず、驚愕のNHKニュースから。
原発警備 機関銃や防弾車両を大幅増強 NHKニュース 1月30日 5時41分

イスラム過激派などによるテロの脅威が依然、高い状態にあるなか、警察庁は
全国の原子力関連施設の警備を強化するため、警戒に当たっている警察の部隊が
使う機関銃や防弾車両などの装備を大幅に増強することを決めました。
国内の原子力関連施設については、テロの標的になるのに備えて機関銃などを
装備した警察の銃器対策部隊が22か所の原子力発電所などに常駐し、24時間
態勢で警戒に当たっています。
警察庁は、イスラム過激派などによるテロの脅威が依然、高い状態にあるなか、
銃器対策部隊の機関銃や防弾車両などの装備を大幅に増強することにしたもので、
原子力関連施設の警備のための予算としては今年度の4倍余りに当たる17億5
000万円を新年度予算案に盛り込みました。
(以下略)http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130130/k10015154711000.html
原発を機関銃装備の武装警官隊で警備するなど異常だと思わないのならば、そ
ちらの方が異常事態だ。
原発に「攻撃を仕掛ける」というシナリオを想定するのならば、脈絡というの
があるだろう。どう考えてもアルジェリアから攻撃に来るはずがないし、日本に
最も近い国からであっても、そうなる脈絡が見えない。近い国ならば自分たちが
放射能汚染されるリスクもあるわけだし。一体何が目的で何のために「原発テロ」
を行うものがいると思うのだろう。まず、その想定を明確にするべきだ。
想定の問題として、ただ「考える」だけならば、コストもリスクもないけれど、
具体的に対策を「実行する」となれば、対策そのものにコストもリスクも発生す
る。説明もしないで、これが許されると考える政府の「異常さ」こそ問題にすべ
きだ。
例えば、武装している警官隊が誰か襲われれば相手に武器を取られるわけだし、
それが誰であれ武装勢力と交戦状態にでもなろうものならば、原発が戦場になる。
攻撃側と防御側の銃砲弾が乱れ飛ぶなど、アメリカ映画じゃあるまいし、そもそ
も対策として「あり得ない」。
それに、こんな文脈で「イスラム」を、「たとえ話」であっても用いることは
許しがたい。イラク戦争を引き起こした最大の背景には、イスラムへの謂われ無
き誹謗中傷があったことを忘れるわけにはいかない。
日本は海岸沿いにずらっと原発を並べておいて「テロの脅威」を煽る。マッチ
ポンプが得意な国である。どんな事件でも自分たちの利益につなげようと虎視眈
々と予算獲得に血道を上げる霞が関官僚が跋扈する国でもある。どっちが国民に
とって真の「脅威」か。
「対テロ戦争」に「国防軍」さらには「改憲」とくれば、それに群がるのは軍
事予算をもって自分たちの利益を増やそうとする連中だ。その「財布」に17億
5000万円を「振り込むことにした」と読むべき記事だろう。まったく「テロ
脅威振り込め詐欺」事件である。
まことに「テロ」が怖いのならば、全燃料を乾式貯蔵施設にしまい込み、原子
炉と再処理工場を空にして全面閉鎖するのが筋だ。そうすれば例えミサイルが落
ちてきても放射能放出には至らないであろう。
この「機関銃」は、ニュースを通じて、反原発運動に向けられた「武器」だと
思うのは、杞憂であろうか。

┏┓
┗■2.チェルノブイリ事故の「避難の権利」を学ぼう
|   「ウクライナ報告」と映画「いのち」
└──── 槌田 春美(たんぽぽ舎)
2013年2月3日、「食品と暮らしの安全基金」主催の「ウクライナ報告」
と映画「いのち」の上映会(於:彩の国さいた芸術劇場)に参加してきました。
内容は、第一部ウクライナ報告では、「感銘を受けた小児がん支援活動とこど
もの調査」、
(館野公一さん、ライター&ミュージシャン)、「低線量地域におけるウクライナ
の移住」(林克明さん;ジャーナリスト)、「26年目のウクライナの放射能汚
染測定報告」(槌田博さん;生活クラブ)、「痛みを起こす放射能」(小若順一さ
ん)、続く第2部では、林勝彦監督のあいさつと、映画「いのち」の上映会があ
りました。
ご存じの方も多いことかと思いますが、NPO法人「食品と暮らしの安全基金」
(旧子孫基金)は、子孫を遺伝毒性のある化学物質から守ろうと1984年にスタート
した市民団体です。小若順一さんが代表を務められ、これまでにポストハーベス
ト農薬問題、環境ホルモン、遺伝子組み換え食品、ダイオキシン問題などその時
代を代表する化学物質問題等を世に問うてきました。最近では加工食品のミネラ
ルゼロ(たとえばコンビニ弁当はひどい!)問題、天然ミネラルの摂取が脳と心
をいかに改善していくかの実証報告などが印象的です。古くから原発問題にも取
り組んできましたが、月刊誌「食品と暮らしの安全」を読むと、原発から食べ物
まで我々が政府の国策のなかで生かされ、「常識」と思っていたことが逆に我々
の健康をいかに脅かしているか、「目からうろこ」の体験をします。私は宣伝マ
ンではありませんが(笑)、皆様ぜひご購読をお勧めします。たんぽぽ舎にも月
刊誌は置いてありますので、まだの方は是非お手に取ってご一読ください。
さてウクライナの報告は昨年、秋のツアーに参加した方の報告会がスペースた
んぽぽでも行われました。今回は「調査チーム」の報告も交え、映像をバックに
大変わかりやいものでした。すべての方のご報告の中から2点、印象に残った点
をご報告させていただきます。
第1は避難と移住の問題です。ご存じのとおり、チェルノブイリ事故のあと92
年にウクライナ政府は現在移住勧告地域である1~5mSvの地域も含め、5mSv
以上の地域住民全員を南東のキエフ近辺の町に移住させ、政府提供の復興住宅を
与えました。それとて事故後6年もたってからの事でぞっとします。しかし、今
の福島の現状を考えると、この強制移住区域、移住勧告地域、放射線管理区域に
相当する高線量に子どもたちが漫然と留め置かれたまま、政府は何をするでもな
く「許容」線量基準を引き上げるのみで国民の「いのち」を軽視し、自分たちの
責任の隠ぺいにだけ躍起となっているとしか思えません。被ばくし続ける国民一
人一人の将来を考えると、暗澹たる気持ちになります。すでに2年がたとうとし
ています。今まで以上に被ばくの健康被害についてについて、一人一人が自分の
こととして考え、「避難の権利」を勝ちとっていく努力をしなくてはいけないの
ではないでしょうか。
第2は、小若代表の発表でした。小若さんは3.11事故後、ウクライナの低
線量汚染地帯で、非再生組織の神経や筋肉で子どもから大人まで広範に「痛み」
が生じていることに着目し、低線量被ばくに警鐘を鳴らしました。今回のチェル
ノブイリ調査でも、野生のキノコ、ベリーを食べ続けることによって、毎日10ベ
クレルを摂取している子どもたち、大人が痛みを訴えていることを明らかにしま
した。この10ベクレルは年間0.05mSvに相当するので、国際基準の年間1mSvの
20分の1で被害が出るのですが、これを「脱毛、悪心、嘔吐、不妊」などの症
状が出ると確認されていた線量(150mSv)と比較すると、「3000分の1」
で「痛み」出ていたことになります。この事実を小若さんは本年1月25日の「日
本無菌生物学会」総会シンポジウムで報告することが出来ました。小若さんはこ
れを、「食品による低レベルでは認識できる影響はない、というのが放射線専門
家の常識であった。知られていた3000分の1で痛みを認識できたというのは、放
射線研究者の間では天変地異に等しいこと」と報告されています。
あらためて、低線量長期被曝による人類の犠牲を目の当たりにいたしました。
この後映画「いのち」上映会では林監督の舞台挨拶を伺いました。事故によっ
て「いのち」を奪われ被害を受けた動植物を福島県民を中心に追った渾身の作。
事故が風化するのを避けるためにはこうした作品を1人でも多くの方に観ていた
だくことが必要なのではないでしょうか。

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┗■3.「首相官邸前抗議と反原発運動」 ―構造を変えたい!―
|    2月5日ミサオ・レッドウルフさんによる学習会
└────               講座担当 斎藤なぎさ

金曜官邸前抗議(金曜官邸)を牽引してきた首都圏反原発連合(反原連)のミ
サオ・レッドウルフさんが講演するということで57名もの参加者があり、その
大半が金曜官邸に集う人たちであった。ミサオさんは「金曜官邸では、原発以外
の幟旗と6時から8時の抗議中のビラはやめてもらい、反原発というシングル・
イシューに絞り込む方針をとり、逮捕者が出ないよう、けが人が出ないよう気を
付けた。今は一時期に比べ人数は減ったが、2カ月あたりにピークがくるのは人
間の性であるので、減ったことに悲観はしていない。野田首相との面会ではネッ
トの生中継を成功させた」と振り返った。
今後の方針としては、原発意識のグラデーション(濃淡)の淡い人たちに、も
っと原発のことを広めることだという。そこで今回、原発に関する基本的な知識
をまとめたリーフレットの見本をもってみえた(このリーフレットは今朝の東京
新聞でも紹介された)。
ミサオさんの話は、想定される質問を先取りするかのように緻密であったため、
質問が出にくいのではないかと思ったが、予想に反し活発な質疑応答となった。
その中で、ミサオさんが、放射能を怖いと問題視する以上に、原発にまつわる権
力の構造を問題視していることがわかり、興味深かった。
懇親会も24名と盛況であった。金曜官邸でよく会い、たんぽぽ舎を批判的に
見ている男性が参加していたり、ツイッター上で名前は知っていたが発顔合わせ
という人たちもいて面白かった。

┏┓
┗■4.メルマガ読者から催しのご案内(お問い合わせは主催者へお願いします)
└────
◆『内部ひばくを生き抜く』鎌仲ひとみ監督 上映会
日 時:2月17日(日)13時30分~(上映14時~)
会 場:荏原第一区民集会所 TEL03-3785-2000
品川区小山3-22-3
アクセス:東急線武蔵小山駅より徒歩5分
参加費:1000円(中高生500円)
連絡先:加藤孝 090-2433-0102
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┗■5.新聞・雑誌より1つ
└────
◆虚偽説明「東電、国会を愚弄」
国会事故調元委員指摘;1号機再調査要請

東京電力が昨年二月、福島第一発電所1号機の建屋内を調べようとした国会事
故調査委員会に「(建物内は)真っ暗で危険」などの虚偽の説明をして調査を断念
させた問題で、事故調の委員を務めた元原子炉設計技術者の田中三彦氏が七日、
東京都内で記者会見した。
国会事故調は当時、1号機に設置されている非常用冷却装置(IC)が地震で壊れ
た可能性に着目していた。田中氏は「ICが地震で壊れたと分かれば、原発の耐震
性に影響が出る。それも考えると、調査されたくなかったとしか思えない」と東
電を批判した。
昨年二月二十八日夜、東電の玉井俊光企画部長(当時)が「今はカバーを掛け
たのでパニックを起こすほど真っ暗」と暗さを強調したため、調査を断念したと
いう。(略)
建屋内はある程度明るく、映像はカバー設置後に撮影されたものだったことも分
かった。。田中氏は、あらためて建屋内の調査を求める申し入れ書を衆参両院議
長あてに送付。「国会が愚弄された気持ちを共有し、動いてほしい」と話した。
(3月8日東京新聞より抜粋)

┏┓
┗■6.今週のたんぽぽ舎報告  2月9日号

2月24日(日)たんぽぽ舎は25回総会及び24周年の集いを開催します。そのため、
現在みんなで来年度に向けて、報告・方針・人事等を大車輪で検討、とりまとめ
の作業に入っていて大忙しです。
この日の会にはどなたでも参加できますので、ぜひおいで下さい
なお、総会の前にも、後にも行事・行動が目白押し。今年もホッとしてゆっく
りしている暇はなさそうです
再稼働を画策している政府・業界の攻勢に安全委員会の対応は非常に心許ない。
そのため、しっかり監視しています。たんぽぽ舎研究会でも特に「地震がよくわ
かる会」では規制委員会の地震の検討会をしっかり検証しています。週2-3回
の学習会や討論会。毎週金曜日は官邸前集会、火曜日はテントへと頑張っていま
す。

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【編集部より】
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
「集会・デモ・講演会のお知らせ」に関しては、平等に掲載するため
タイトル及び内容を400字 以内で、またその他投稿に関しては400~800
文字以内でタイトル及び内容を お送り下さい。
宛先は、magazine@tanpoposya.net です。
なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙面の
都合上すべてを掲載できない場合があります。予めご了承ください。
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13:00~20:00のオープンです。
日曜・休日は、お休みです。
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