皆様
 一昨日の対話集会、盛会でありがたかったですね。異論も多く出てシェアできて、その点はよかったですね。
 下記のは事務局関連のメールにてかわされた交信ですが、本山さん、稲垣さんから自民改憲案では公共が公に変更する条項が多く、それへの憂慮が示されました。
 それからいろいろな意見が交換されましたのでご紹介します。本山さんのご意見は憲法の箇所だけコピーさせてもらいました(ご了承ください)。
 三竹さん、横井小楠の<公共之政>の重要性の問題提起、ありがとうございます。
 以下、ご紹介まで。
                            千葉 眞
小林です。皆様、ありがとうございます。
この辺の話し、シンポの所感と
ともに地球平和公共MLに
書いていただけないでしょうか。
次への準備になると思います。

稲垣先生、みなさま
三竹です。
 
昨日はお疲れさまでした。
更に追記させてください。
「(小楠)の「開国」がただ単に外国と友好関係を持つということだけでなく、国内における「鎖国」、即ち「私営の制」を廃止して、「公論」に基づく「公共の政」を布くこと、さらに対外的には「攘夷」の精神によって開国するのではなく、世界における平和的関係の永続、即ち世界的にはりめぐらされた相互利益・相互信頼のネットワークの持続を願っての「開国」と裏表の関係になっているのである」(源了圓「『開国』と『公共』との思想的関連」源了圓編『横井小楠 「公共」の先駆者』別冊環17巻、藤原書店、2009年)。
 
以下、署名です。
NPO法人「人間の安全保障」フォーラム http://hsf.jp/
青葉バリアフリーサポート21(ABS21) http://www.abs21.com
公共福祉研究会・東京  http://p.tl/ES9f
ミュージック・コミュニケーターの会 http://p.tl/AiWu
 
 

千葉様、皆様
稲垣久和です。
同感です、横井小楠こそ「天地公共の実理」を言い、「公共」に明確な意味を与えた人物でしたね。
危機の時代に儒学者として、日本の伝統を世界思想と並ぶ形で展開できた人物でした。安倍晋三氏に賢明な政治と友好外交のためにもっとまじめに勉強してもらいたいなあ、日本の良質な思想を。

「凡(およそ)我国の外夷に処するの国是たるや、有道の国は通信を許し、無道の国は拒絶するの二ツ也。有道無道を分たず一切拒絶するは天地公共の実理に暗して、遂に信義を万国に失ふに至るもの必然の理也」(「夷虜応接大意」)

2013年2月11日 20:29 CHIBA Shin <chibas@icu.ac.jp>:

稲垣様、皆様

 稲垣さんの憂慮の声に同感し、その危機感を共有しています。
中江兆民の言葉「わが日本、古来より今に至るまで哲学なし」、至言ですね。それ
と同時に私が思いましたのは、ペリー総督が浦賀に来て江戸幕府と交渉しようとして
時に、この国は「無政事之国だ」(lack of governmental administration in the c
ountry)と言ったと横井小楠が書きとどめていることです。江戸末期にはそれでも国
の独立自尊のためのしたたかな政治が一部ありました。今は外交を含めて政治がなく
なってしまったかのようです。賢明な政治と外交の復権を何とか求めていきたいです
ね。
千葉 眞

> 稲垣久和です。
> 昨日の集会、皆様のご労に感謝いたします。
>
> しかし参議院選挙の結果いかんによっては憲法改正に突き進む可能性が強く、憂いは
> 増
> しています。
> 改憲について、本山さんが書かれているように21条にまで「公益および公の秩序に反
> し
> ない限り」などという文言が入ってくるのは信じがたい方向です。今までも自民党案
> は
> 12,13,29条で「公共の福祉」が「公益および公の秩序」に変更されていましたが、
> 今
> 回、21条にまでこの文言が入ってくるとは驚き以外の何ものでもありません。2006年
> 12
> 月の教育基本法改悪の時(あの時も安倍政権)を思い起こします。公共哲学をやって
> き
> たものがすべて覆される思いです。すぐにそこまではいかないと思われますが、さら
> に
> 、海外の仮想敵に対して愛国心をあおっていく中で、9条の「国防軍」の議論に集中
> し
> ている隙間をぬって変更される可能性も大きいので、要注意の時代に入っています。
>
> 原発、環境、福祉、経済、少子超高齢化、社会的孤立、外国人労働者など問題山積の
> 国
> なのに、これらの解決を怠ってイデオロギーを先鋭化させ、改憲に持っていくなどもっ
> てのほかではないでしょうか?マスコミの報道姿勢にも問題がありますね。
> 「わが日本、古来より今に至るまで哲学なし」(中江兆民『一年有半』1901年)とい
> う
> 感をますます強くしています。

>

小林先生

皆様

本山です。

昨日はお疲れ様でした。

8日のミーティングでは、どうなることやらと思っておりましたところ、

9日から10日にかけて、怒涛の参加表明があり、

まさに、小林先生とスタッフの皆様の熱意の賜物だと思いました。

素晴らしい会に参加させていただいたこと、御礼申し上げます。

次回の内容についてですが、改憲問題が取り上げられることになると思われます。

最後の方で、ある女性が発言していましたが、

憲法は、一般の法律とは違って、国民の側から為政者に守らせる内容が書かれてい

ものです。

一般の法律は、為政者が国民に守らせるものといえるので、憲法と一般の法律は全

違います。

この、近代憲法の基本的な性質を一般の人はほとんど知りません。

そこで、次回は広報の時点からこの憲法の性質を啓蒙しつつ、

参加を呼びかけていくことが大切だと思います。

憲法問題と言うと、人々の意識は第9条問題に向かいがちですが、

自民党の憲法草案を見ると、第9条以上に問題だと私が思うのは、

第21条です。

自民党の改憲案では次のようになっています。

第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、保障する。

2 前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行

い、

並びにそれを目的として結社をすることは、認められない。

3 検閲は、してはならない。通信の秘密は、侵してはならない。

第2項は、そのまま読み過ごしてしまいそうな内容であり、

もっともだと思われそうな内容かもしれません。

しかし、公共と公益は全く違います。

ここで書かれている公益及び公の秩序とは、要するに政府が決めるものです。

国民が政府に課する憲法の中に、政府による恣意的な公益及び公の秩序が盛り込ま

る事は、

国のあり方を危うくするほどの問題が潜んでいると思います。

今の憲法問題は、歴史的な大きな枠の中で、大きな視点から論ずる必要があると思

ています。

また、竹倉さんが指摘した、国民国家の問題も今後テーマになるように思います。

いろいろ書き連ねましたが、

昨日は本当にいい会でした。

小林先生他スタッフの皆様に御礼申し上げるとともに、

私自身も、微力ながらご協力させていただきたいと思っております。

本山

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out /  Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out /  Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out /  Change )

Connecting to %s

%d bloggers like this:
search previous next tag category expand menu location phone mail time cart zoom edit close