「100万人に1人のはずの子どもの甲状腺がん」。。。「罹患率ならもっと少ないよ」by国際がん研究機構

みなさん
拡散OKです。「100万人に1人のはずの子どもの甲状腺がん」
といったのは山下俊一さんと鈴木眞一さんの
『俊ちゃん&眞ちゃん』コンビです。

それに「有病率」という言葉の棍棒を振りかざして、
殴りこんできて混乱を図ったのが、
東本高志さんです。

良い資料を探し出してくださった方がいます。
またまた、ハッとしてグッド、山下俊一さんの書いたものです。
論文を書いた俊ちゃんが
国際がん研究機構の集計表を引用しています。

見たら驚きです。
0-4歳児の罹患率は、10,000,000=一千万人に1人/年です
5-9歳児の罹患率も、10,000,000=一千万人に1人/年です

10-14歳児の罹患率は、10,000,000=一千万人に11人/年です
参照
http://www.scielo.br/pdf/abem/v51n5/a12v51n5.pdf
http://www16.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/3252.html

元々は、日本の国立がんセンターの統計なのでしょうね。

私は混乱を鎮めるために、
東本高志さんに
>発病しなくちゃ有病できないんだよなあ、
>と病気の主殿もいってますけど。
>東本さまはどう回答なさいますか?
とお尋ねしましたがご回答がありません。

そこで、上のデータから有病率の期待値を
東本さんに代わって推計してみました。

現在0歳の諸君は、
まだ1年経っていませんから、中を取って0.5年生きたとします。
すると、有病率は 0.5人/1千万人です。
現在1歳の有病率は 1.5人/1千万人です。
現在2歳の有病率は 2.5人/1千万人です。
現在3歳の有病率は 3.5人/1千万人です。
現在4歳の有病率は 4.5人/1千万人です。
現在5歳の有病率は 5.5人/1千万人です。
現在6歳の有病率は 6.5人/1千万人です。
現在7歳の有病率は 7.5人/1千万人です。
現在8歳の有病率は 8.5人/1千万人です。
現在9歳の有病率は 9.5人/1千万人です。
現在10歳の有病率は 9.5+11×0.5で15人/1千万人です。
現在11歳の有病率は 15+11×0.5で20.5人/1千万人です。
現在12歳の有病率は 20.5+11×0.5で26人/1千万人です。
現在13歳の有病率は 26+11×0.5で31.5人/1千万人です。
現在14歳の有病率は 31.5+11×0.5で37人/1千万人です。

ここで、各年齢は同じ人口だと仮定します。
おおまかな推計なのでお許し下さい。

すると0から14歳まで、15個の年齢集団の有病率は、
(0.5+1.5+2.5+3.5+4.5+5.5+6.5+7.5+8.5+9.5+15+20.5+26+31.5+37)/15 =12
になるかとおもいます。

すなわち、0から14歳までの全体の有病率(推計)は、
12人/1千万人=1,2人/百万人
ということになります。

もしかすると山下俊一さんは、
「百万人に1人ないし2人」を
罹患率(発症率)ではなく有病率で仰ったのかもしれません。

14歳までではなくて、
18歳以下とか18歳未満までの推定が欲しいところですが、
どうか議論を吹っかけた責任を全うしていただくためにも、
東本さんがご自分で資料を探して
ご自分で計算してくださることを望みます。

東本さんのご奮闘を!
ni0615田島拝

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