本土の大手マスコミは、すでに「戦時体制」!
杉浦公昭
私は沖縄の米軍基地新設反対の座込みに参加し、その時々の現地紙と本土大手マスコミを比較して本土大手マスコミが戦時中の大本営の垂れ流しと同じ状態と感じてきました。
最近では、沖縄の全首長・全自治体議長らが沖縄の民意を「建白書」にしたため平成の「直訴」を行った際にも、本土大手マスコミが政府と同様に沖縄の民意を軽視又は無視した態度にも同様の状態を感じました。折りしも、日本のメディアはすでに「戦時体制」2013/01/11 (http://fusenmei.cocolog-nifty.com/top/ ) を書いたブログ<誰も通らない裏道>を見つけ共感しました。
その中で、京大・小出裕章助教は次の様に述べておられます。
「かつて第二次世界大戦中、戦局は日に日に悪化していくなかで、しかしマスメディアは大本営発表をひたすら垂れ流した。その結果、多くの国民が『日本は勝つ』と信じていたなかで、最後は広島、長崎に原爆を落とされて敗戦となったわけだが、いままたそれと同じことが起きていると思う。
福島第一原発破局事故のA級戦犯である安倍晋三が振りかざす経済政策で、あたかも日本は景気が回復し、経済成長の軌道に再び乗るかのごとき論調が横行している。しかし、この議論は人類史上、経験したことのない福島第一原発の収束コストを一切、捨象している。そんなものに、いったい何の意味があるのかが私にはわからない」と。
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このブログを読んでいて、引用されていた小出助教の動画を3.11福島原発事故から2年目を迎えるこの時期に全国民に見てもらいたいと思いましたのでそのURLを記します。
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「原子力の世界で起きてきたことを見ると、本当に戦争とそっくりだなと思います。」(京都大学原子炉実験所・小出裕章助教)http://www.youtube.com/watch?v=6ElUmmM0UVo
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