紅林進です。
拉致問題や領土問題で排外主義が煽られる中で、「在特会」などの
排外主義団体が、在日外国人に対して、聞くに耐えがたい暴力的な
言動を加えています。日本社会に格差や雇用不安が広がる中で、
自分たちにそれを強いている資本や権力に対して立ち向かうのではなく、
その不満を、より弱い立場にある外国人に向けさせるという、民衆分断
の道具としてもこれらの排外主義的動きは利用されています。
排外主義的な煽り報道を続けるマスコミも大問題ですし、市民レベルで、
このような排外主義的な動きに対して大きな批判の動きが起こらないの
も問題です。
そういう中で、まだ少数ではありますが、何人かの国会議員が、このような
排外主義的な人種侮蔑デモに対して抗議の声を上げ始めました。
明日3月14日(木)には、参議院議員会館で、下記の院内集会を行う
とのことです。
(以下転載・拡散大歓迎)
排外・人種侮蔑デモに抗議する国会集会のお知らせ
「在特会」(在日特権を許さない市民の会)などによる異常デモが東京・新大
久保(2月9日)、大阪・鶴橋(2月24日)で行われました。そこでは「朝鮮
人 首吊レ 毒飲メ 飛ビ降リロ」「良い韓国人も悪い韓国人もどちらも殺せ」
「ハヤククビツレ チョウセンジン」(新大久保)「鶴橋大虐殺」(鶴橋)など
が主張され、「殺せ 殺せ 朝鮮人」といったシュプレヒコールが繰り返されま
した。3月31日には「新大久保排害カーニバル」なるデモが再び行われる予定
です。
韓国や北朝鮮との間でいくら国際問題があろうとも、在日韓国・朝鮮人に対し
て殺人教唆する行為は、公共の平穏を乱し、人間の尊厳を傷つけ るもので、決し
て許されるものではありません。
ここに国会議員有志が抗議集会を行ない、排外主義、レイシズム(人種差別)
の広まりを押しとどめる意志を表明いたします。ご多忙中とは思いますが、本集
会の重要性に鑑み、皆様の積極的な御参加を心からお願いいたします。
【日 時】3月14日(木)16時~18時 (15:30受付開始)
【場 所】参議院議員会館講堂(1階)(地下鉄永田町駅・国会議事堂駅下車)
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