関西テレビニュースアンカー　森田実　水俣病とＴＰＰを語る

　永岡です、関西テレビのニュースアンカー、今日のゲストは政治評論家の森田実さんと、インド人パーソナリティーのサニー･フランシスさんでした。

　水俣病裁判で、佐藤猛さんという医師が、国に有利な証言をさせられたというのです。この水俣病について、森田さん、人類史上に残る苛烈なことであり、発生から10年経っても東京のメディアは関心がなかった。森田さん、自身の出版社でこの問題を取り上げ、東大の宇井純さん、彼は水俣病に取り組んだために生涯助手であり、東京のメディアに出る機会がなく、それを森田さん、自身の出版社で宇井さんに発言させたそうです。それで、森田さん、官僚の恐ろしいところは無謬主義、過ちを起こさないこと、そして前任者の過ちを正さないことであり、これで多くの人が苦しみ、司法もその仲間であった。これに問題があったと言われました。サニーさん、水俣病は70年代にカナダでも発生し、水俣病という言葉は世界的に通用し、海外で邦人に何かあったら大騒ぎする日本の政治、メディアが水俣病になぜ関心を示さないのかと言われました。

　そしてＴＰＰ、森田さんは、二つの問題があり、昨年の総選挙、自民党はＴＰＰ反対と言って選挙に勝ち、選挙区ではＴＰＰ反対が大半なのに（民主党は菅氏、野田氏とＴＰＰ賛成）、安倍総理、3ヶ月で公約を反故にした、これは問題で、これでは参院選で自民は負けて安倍政権は総退陣の可能性もある。民主党は菅、野田氏が消費税で公約を破り選挙に負けた、それと同じことが自民にも起こると言われました。さらに、森田さんは、農業と漁業は経済の面だけで語られるが、農業も漁業も日本