紅林進です。
昨日の安倍首相の「TPP交渉参加表明」を受け、「STOP TPP!!官邸前アクション」
では、以下のとおり、抗議声明文を昨日、出しました。
PARCの会員MLより転載させていただきます。
(以下転載、転送・転載歓迎)
<安倍首相のTPP交渉参加表明に最大の怒りをもって抗議する>
2013 年3 月15 日午後6 時、安倍首相は記者会見にて「TPP 交渉参加」を
表明しました。多くの国民の反対・不安の声を裏切り、説明責任もまったく十分
に果たされていない中での参加表明です。何よりも、先の総選挙における「TPP
参加のための6 項目」という公約を、自民党は裏切りました。つまり、それを信じ
て自民党議員に投票した有権者をだましたのです。
交渉に遅れて参加する国が圧倒的に不利な条件を飲まなければ交渉に参加
できないことは、交渉参加国の間でも明らかな事実であり、日本政府もそれを
把握しているはずです。にもかかわらず、安倍首相と自民党政権は、日本にとっ
て侮辱的であり、不平等・不正義である条件を受け入れ、国を売り渡してもいい
と判断したのです。
以下、私たちはすべての力を振り絞って猛抗議します。
1.アメリカや日本の多国籍大企業の利益のために、国民のいのちとくらし、雇用
も地域も犠牲にするTPPへの参加は、絶対に許されるものではない。
2.安倍首相の参加表明は、幾重にも国民を愚弄している。そもそも公約したこと
を「公約ではない」と言い逃れ、影響試算を示して国民的な論議に付すと言いながら、
参加表明後に影響試算を示すなど、国民を馬鹿にするにもほどがある。
3.私たちは、今回の参加表明に当たっては、まだまだ国民に公表されていない
日米の「合意」などが存在していると確信している。私たちはこのような非民主的
で反国民的な行為を許すわけにはいかない。
4.私たちは、TPPの危険性を国民と共有できるようさらに運動を広げるとともに、
参加表明に至ったさまざまな非民主的な行為の暴露、さらには参議院選挙での
国民的な審判も通して、安倍首相の参加表明を撤回させることをめざす。
2013 年3 月15 日
STOP TPP!! 官邸前アクション
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