読売テレビ55周年特番「あのときの鼓動―神戸A事件―」、他情報

 永岡です、同志社浅野ゼミからのテレビ、イベント情報です。
<以下、転送>
2013年3月19日

みなさんへbccでお知らせです。

☆今夜関西で神戸事件報道検証番組

私が昨年9月にインタビューを受けた読売テレビの番組が今日19日(火)深夜12:28に放送されます。近畿2府4県(関西ローカル)でのオンエアです。

ディレクターは寺澤崇(たかし)さん=読売テレビ報道局 <㈱ダイメディア所属>=が制作した番組で、昨年末に放送の予定でしたが、総選挙などで延期されていました。

1997年の神戸連続児童殺傷事件を取り扱い、事件を通じて“我々メディアの動きに問題はなかったか”を再検証した番組です。ぜひご覧ください。

読売テレビ55周年特番「あのときの鼓動―神戸A事件―」

◆「神戸A事件」…3月19日(火)深夜12:28~1:23

同時に、おなじシリーズの他の2話の放送日時もお知らせします。

◆「尾上縫事件とバブル」…3月18日(月)深夜11:58~12:53

◆「大阪万博」…3月20日(水・祝)深夜11:58~12:53

※「神戸A事件」のみ、30分繰り下げての放送となっております。

読売テレビのこの番組の企画などは以下のとおりでした。

[ 【企画意図】 “風化させない”…今なお、微かな記憶が残る数々のニュース。関西においても、全国から注目を集める多くの出来事がありました。この番組では、読売テレビが伝えてきたニュースを3夜に渡ってドキュメンタリー形式で紹介。過去のニュースから浮き彫りになった次世代へのメッセージを伝えていきます。

【番組内容】 “あのときの熱を伝える”世間の注目を集めた関西発のニュースを「過去素材」「追加取材」「証言」で徹底追跡・徹底検証。当時、報じられなかった真実を含め、ニュースの全貌を様々な目線で振り返り、多角的に紹介していきます。

【 第2夜「神戸連続児童殺傷事件」の企画概要 】

神戸連続児童殺傷事件は今から15年前の1997年に起こりました。わずか14歳の少年Aが女児をハンマーで殺害、そして男児も凄惨な方法で殺害、さらに「酒鬼薔薇聖斗」と記した奇妙な犯行声明を出したことで、世界に衝撃を与える事件となりました。

番組では事件を振り返り、関係者の証言などから「30歳になった少年A」を探求します。

平行して、事件のあらゆる場面において、「過熱報道」「誤報(虚報)」などを起こした“我々メディアの取材・報道に問題はなかったのか”を再検証することで、メディア不信が叫ばれる現在へのメッセージとすることを主題とします。 ]

私は“事件を通じてのメディアの動き”について以下のような質問を受けました。

[ Q.事件当時のマスコミの動きで問題だった点とは?(全体的なもの)

Q.問題点の中で、過去に教訓となる事件はありましたか?

Q.事件後に起きた、その他の事件で神戸事件の教訓が活かされなかったものはありますか? ]

番組で私のコメントがどれほど使われているか分かりませんが、過去の取材・報道を検証し、今後の放送に生かそうとすることに意義があると思います。

☆新島襄の出身校・アーモスト大学で講演

同志社大学の学術交流協定校(米アーモスト大学)への交換教員派遣(短期)で3月6日から米国へ行っていました。今日午後、成田に戻りました。

NYで二泊して、AMTRAKでマサチューセッツ州アーモストにあるアーモスト大学で8日間過ごしました。全米有数の「リベラルアーツカレッジ」で、同志社の創立者新島襄が24歳の1867年に入学、1870年に卒業するまで3年間を過ごした大学で、新島が寮生活を経験した寮が今も残っています。新島は同志社を設立する際、このアーモスト大学をモデルにしたと言われています。キャンパスの中央にそびえるジョンソン・チャペルの真正面の右側に新島の肖像画が飾られています。図書館にはやはり同大学で学んだ内村鑑三の肖像画と日本の切手が展示されています。

11日(月)午後4時半から6時まで芸術学科の教室で、「東電福島原発事件と日本メディア」をテーマに講義をしました。司会は芸術・アジア言語文明学科のSamuel C. Morse教授(同志社との交流担当者)で、私がスハルト軍事政権下のインドネシアから追放されたことや、人権と報道・連絡会の活動、著書の紹介などをしてくれました。同学科の多和わ子教授ら日本語教員や、永井荷風の研究をしているティム教授も来てれました。奇しくも、「3・11」から2周年の日でした。院博士課程のナジさんと矢内さんが日本マス・コミュニケーション学会で発表した時に使った、日本テレビ系、NHK、BBC WORLDの原発爆発報道の映像や、浅野ゼミの東北の調査の写真などをパワーポイントを使って講義をしました。講演は45分。「日本の記者はなぜ政府や大企業とsweet and honeyな関係にあるのか」「闘うジャーナリストはいないのか」「安倍政権が原発再稼働を狙っているが、世論は支持しているか」などとてもいい質問が出ました。

13日(水)も同じ時間帯に、「日本の記者クラブは権力の愛玩犬」をテーマに講義をしました。会場から「記者クラブの歴史を知りたい」「調査報道はあるのか」「なぜ安倍首相のように、日本軍慰安婦問題などで、歴史を改竄しようとする日本人が多いのか」など鋭い質問が出ました。日本語を教える日本人教員は「3・11の原発事故があるまで、記者クラブ問題を全く知らなかった。日本のラジオをこちらでも聞けるのだが、そこでフリーの人が原発事故に関する情報統制をクラブがやっていると言っていて知った。どうして記者クラブ問題は知られていないのか」と私に聞いた。また、モース教授は歴史問題で、「安倍首相を筆頭にして、日本では日本軍慰安婦問題など過去の歴史について誤った考えが多いのか」「日本を最初につくったのは、当時国境のない朝鮮半島から渡ってきた人たちだと、私はここで教えているが、日本人はそれを知らないのはなぜか」と聞かれました。

モース教授は「浅野先生は、アーモストに来るべくして来た人だ」と言ってくれました。

☆21日が18期生の卒業式

21日午前10時から社会学部の卒業式です。ゼミ18期生のゼミ誌「DECENCY」は発行が遅れており、3月末に刊行されます。東電福島原発「事件」とメディアが特集です。送料込み1000円でお分けします。申し込みは浅野までメールでお願いします。

☆死刑で河野義行さんが講演

3月30日(土)午後2時から京都弁護士会館で、「京都から死刑廃止をめざす弁護士の会」が河野義行さんと私を招いて「死刑と報道」を考えるシンポジウムが開かれます。河野さんと一緒に集会に参加するのは久しぶりです。チラシを添付します。

2013年3月30日(土) 午後2時~5時

場所 京都弁護士会館 地階大ホール (入場無料)

講演 第1部

「死刑制度について~犯罪被害者と冤罪被害者の立場から~」

河野義行氏 (著述家・松本サリン事件被害者)

第2部 パネルディスカッション

河野義行氏

浅野健一

(以上)

*********************************
同志社大学社会学部メディア学科教授
浅野健一
email:asanokenichi@nifty.com
www1.doshisha.ac.jp/~kasano/

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