、、、これがきっかけで両名は立場を失ない失脚につながった、、、

、、、これがきっかけで両名は立場を失ない失脚につながった、、、

天木直人氏の視点ー(2013/03/20)

山口壮元外務副大臣が暴露した「尖閣国有化」問題の舞台裏の衝撃

私の記憶が正しければあれは確か二日前の3月18日の夜9時の
NHK「ニュースウオッチ9」であったかと思う。

尖閣国有化を巡って悪化した日中関係の舞台裏を明かす衝撃的な報道
がなされた。

すなわち山口壮(つよし)外務副大臣(当時)は昨年8月末に特使とし
て中国を訪問し、戴秉国国家委員と会談したこと、そしてその時、
胡錦涛主席の命を受けた戴秉国国家委員から尖閣領有権問題で悪化した
日中関係の打開策は先人の叡知による棚上げしかないと持ちかけられて
いたこと、帰国後それを野田首相や玄葉外相に伝えたところ受け入れ
られず、中国側へ返答もしないまま、APECの立ち話首脳会談
(9月9日)で国有化宣言の方針を伝え胡錦涛主席や戴秉国国家委員の
面目を潰したこと、これがきっかけで両名は立場を失ない失脚に
つながったこと、以来秉国国家委員の対日不信は決定的になったこと、
などが報じられたのである。

これは物凄い報道である。

しかしその後どのメディアもこの報道を無視しているかのようだ。

このNHKの報道が事実であれば野田民主党政権の外交失策は計り
知れないほど大きい。

一つの判断ミスが国家と国民の命運を左右したという典型例である。

実はこの山口・戴会談の重大性についていち早く言及していた評論家
がいる。それは田原総一郎だ(週刊朝日3月1日号)。

その田原総一郎が発売中の週刊朝日3月29日号の連載「田原総一郎
のギロン堂」で再び書いた。

しかもそれは奇しくもNHKの報道と同じタイミングで、同じ内容の
事を書いている。

時系列的に言えば田原総一郎はNHKの報道の前にこの情報をつかん
でいたということだ。

ということは、これは山口壮議員が自ら自己弁護のために国家機密を
ばらしたということだ。

実際のところ山口氏はNHKのテレビに臆面もなく出演し、当時の
真相を語っている。

問題は今頃になってなぜ山口議員が野田民主党政権の恥じになる
ような事をしゃべっているかということだ。

NHKがそれを取り上げたかということだ。

そして他のメディアがなぜこのような重要な事実の判明を無視して
いるのかということだ。

それは山口と言う政治家が保身のために野田元首相、玄葉外相を
見限って責任を転嫁しようとしたということだ。

いまや死に体の民主党をいくら叩いても構わないとNHKが判断した
いうことだ。

そして中国側が提案する「棚上げ論」は、安倍自民党政権でも乗れ
ない話だからメディアはこの中国側の提案をいまさら大きく
取りあげるわけには行かないということなのだ。

それにしても今度の報道で私が一番感じたのは山口壮という外務官僚
あがりの政治家の情けなさである。

私は繰り返し書いてきたように尖閣問題は棚上げしかないと思っている。

あの時、彼は体を張ってでも野田首相に国有化宣言を止めさせるべき
だった。

少なくとも胡錦涛主席や戴秉国国家委員の面子を潰さないように宣言
を延期させるべきだった。

それなのに返答さえ行なわないという考えられない外交非礼の過ちを
許した。

責任転嫁のつもりが、天下におのれの恥をさらしたようなものだ。

それにしても民主党はろくでもない政治家の集まりだということだ。

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