With 夜はラジオと決めてます ネットワーク1・17 巨大地震想定にとらわれない 渡辺実さんのお話&今日のニュース(2013/3/26)

 永岡です、今日の夜ラジニュース、第861回ネットワーク1・17、千葉猛さんの報告、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの案内で放送されました。元大リーガーの田口壮さん、この枠は今日が最後です。

 南海トラフ地震で被害想定220兆円との試算が出て、それについて防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実さんのお話がありました。渡辺さん、スタジオでのご出演です。国がマグニチュード9の地震での経済被害を試算して220兆円、これは日本の1年の税収の5倍、2003年にも推計したら81億円と全然違う額であり、これは規模がマグニチュード8.7→9.1でこの額、建物の損害169兆円、東日本では16.9兆だから、その10倍なのです。

 想像するのも恐ろしい被害であり、どう備えるかで、渡辺さん、これは2次報告、その前に1次があり、死者が32万人、これだけ広いと、これだけの被害になるのは渡辺さんは常識。東海~日向灘の地震、過去に起きたことのないもので、最悪の事態を想定し、3・11で想定外と言っていたが、それを繰り返さない、最悪を想定した試算なのです。220兆円の被害になり、地震は繰り返し起きて、過去におきたことのない地震は本当に起こるかとの可能性で、これは想定外を避けるもの。しかし、それが本当に最悪かというと、そうではない。3・11で、人類初の原発事故を経験し、今回の想定には原発事故はなく、この中には浜岡、伊方が震源域にあり、本当に最悪と言うなら、原発を考慮しないといけないのです。被害想定はテクニカルで、原因も分からない福島の事故は入れようがない点もあるものの、政府、マスコミも最悪というのは、本当は最悪ではないのです。

 こういう数字を国が出すと、被害地域の住民は、静岡・島田を渡辺さん行かれて、17mの津波という想定は、何をしてもダメとなり、今までの防災計画を考えないといけない、市民から問い合わせ殺到で、しかしどうしていいか分からない。220兆円、ほとんどの人が実感なく、津波、ライフラインの被害があり、何をしてもダメの、あきらめの方向が住民、行政に出るのを渡辺さん懸念され、渡辺さんこの番組に10年ぶりに出られて、こり地震対策を言いたかったのです。

 渡辺さん、国は何をするのかが問題、被害想定は対策を考えるためのものであり、何を準備するか(死者なら棺の数がいる、火葬場もいる)、そういうことを、被害想定を見て、備蓄、対策にする手法であるべきで、何が国をすべきかが問題で、国は4月に対策要綱を作り、そこにどんなものが盛り込まれるかが問題なのです。

 国は何もできないとは出来ないのです。そして自治体、災害対策基本法、市町村がメインになり、避難勧告もここ。市町村は、国の対策を受けて考えるべきで、渡辺さんも各地を歩いてそう感じる。最後は国民、地震が起きると32万人亡くなり、500万人の被災者(3・11では34万人)が発生し、死なないためになにをするか、助かったらどういう避難生活、2年経った復興の問題をどう進めるかが一人ひとりの問題で、国、行政のサービスをしっかり見ないといけないのです。

 千葉さん、われわれは想定されたことに対して、何をしたらいいかと言われて、渡辺さん、個人で自助共助、地震対策のメニューは変わったものはない。220兆円の被害で、どう対策するかは出ず、総合の被害の数字で、そればかり関心を持つが、個人の自助は特別な対策、国からお金が出るのでもなく、3・11の大災害を共有して、関西は阪神・淡路があり、地震対策は家に殺されない、家具に殺されない、これは1・17の教訓。津波対策は3・11のもの、揺れたら発表を待たずに、高台に逃げるべき。これは南海トラフ地震も同じ。時間差があり、関西だと津波が来るのに30分あり、南海トラフで大阪は1・17の教訓、家の耐震があり、沿岸地域は津波対策、3・11でも津波まで30分、しかし南海トラフだともっと速く来る、沿岸の人は高台へ、これも同じメニューであり、基本は大きな津波や地震でも同じ。今回は総体の被害想定で、できることは個人レベルだと何も変わらない。国、自治体は攻め方を変えないと、地震対策、たくさんの被災者に、今の法制度、警察、自衛隊には闘えない。負け戦と渡辺さん言われて、何もしなければ勝てない、負け戦を国、自治体は考えないといけない。1次の発表後、その対策が取られていない。法案も議論になっていない。選挙に惑わされた、しかし言ったならやるべきで、完全な負け戦にならない組み立てを考えるべきなのです。

 平野さん、阪神・淡路を体験して、国、自治体は何もしてくれない。自分でいかに守るかであり、出来るのは危機意識を固める。阪神・淡路で水が足りなかった(1時間並んでひしゃく1杯)、何も当てに出来ない、普段から、水がどこにあるかであり、また3・11で何が起きたかを、画面を通して観察し、自分ならどうするかを想像しないといけないと言われました。

 そして、警戒が必要なのは南海トラフだけでなく、内陸地震、揺れもある、津波火災もあり、災害にはあらゆる要素があり、いつ、どこで何が起きるか分からない、心構えではなく、1・17で西日本は地震の活動期に入り、3・11で東日本の地殻変動、地震の活動期に生きている覚悟がいり、また一人ひとりに、3・11から2年で何を備えたか、防災になにをしたか。何もしないと命を失う。防災は頭ではなく覚悟の時代で、番組を聞いてふんふんなるほどではなく、水をどれだけ備蓄しているか、3日間の備蓄では足りず、1週間の備蓄が要る、具体的に何が出来るかを考えるきっかけに被害想定をしてほしいと言われました。

 田口さん、この1・17のコーナーを担当するまで何もしておらず、しかし飲み水を買うのに、量が増えて、それを何個余っているかを考える、何日持つかと、缶詰も何日持つかと考えるようになった。考え、動き、身構えないといけないと言われました。動かないと始まらない、復興は自分たちではどうしようもなく、国民全員で声を上げて行政を動かさないといけないと言われました。

 なお、ネットワーク1・17は4月から独立番組として、月曜の19時半より放送されます。千葉さんが引き続き担当されます。平野さんもこのコーナー、今日が最後で、日常の行動で、どういうことをするという考える頻度を高めるのが大事と言われました。また、月曜は独立したニュース番組はない模様です。月曜の21時は歌番組でした。http://www.mbs1179.com/time/

 ニュースは上田崇順さんの担当でした。

 1票の格差の裁判、岡山でも選挙無効があり、猶予期間なしのさらに踏み込んだ判決でした。国会が司法の判断に対して怠慢と批判して、判決確定=岡山2区やり直しなのです。16件の裁判で合憲はなしです。平野さん、今回はさらに怠慢への指弾があり、最早現行の制度の違憲かではなく、選挙そのものの有効性になり、最高裁がどう判断するかで、これまで最高裁は70年代から不公平だと、民主主義の根幹を阻害すると言い続けてきたのに、段々悪くなり(2009→2012で開いている)、つぎはぎだらけの、0増5減ではダメと糾弾しており、0増5減をしても2倍で続く、もちろん良くない、抜本的な改正がいる。国会議員の定数も痛みを伴うことをしておらず、強制力のある協議会、選挙制度の専門家を入れて根本的な見直しをしないと、最高裁も有効との判断を出しにくい。待ったなしの抜本改正がいると言われました。明日高裁の判決が出て、無効=解散もありえると平野さん言われて(夕刊紙には解散との文字もあったそうです)、与党は0増5減の中途半端な改革を通そうとしたら野党が反対して国会が動かない可能性あり、与野党案で主張を通さないといけないのです。

 沖縄、普天間→辺野古移設、那覇議会は抗議の意見書を全会一致で可決です。沖縄の民意を踏みにじり、普天間の県内移転断念+主権回復の日にも抗議です。平野さん、主権回復という言葉だが、日本の政権の行う外交、対米は主権なし。沖縄は那覇、辺野古、全部反対しており、しかしオスプレイ配備、米兵の事件も続出すると、「主権は回復されていない」。沖縄知事を呼んで式典強行は悪い冗談。1951年のことになぜ今やるのか、単独講話か全面講和かに世論は割れたのに、東大総長も全面講和を主張した。一方的に全面国民を上げて祝うこの日を意味が平野さん分からないと言われました。

 電気料金、関電の値上げ、茂木氏は値上げ幅の指針を出すというのです。茂木氏、今週中に結論を出すというのです。平野さん、5月1日値上げありきで動いており、大臣が合意するが、経産省→消費者庁で公聴会に厳しい意見が出たのに、競争入札を60%にしろ、高額役員報酬を電気代から出すなというのに怒りが出て、それが生かされておらず、大臣の談合で値上げになり、国民が押し付けられる。電力会社の経営が不透明で、これでは納得できないのです。原発再稼動を、仕方ないからと消費者に植え付ける電力会社のやり方に疑いをもってみないといけない、去年も原発なしで足りたのです。

 9月1日は防災の日で、南海トラフ地震を想定しての訓練を初めて行い、消防ヘリ、自衛隊の訓練もあります。

 日本と中国、韓国がFTAを目指して協定です。3カ国FTAが出るとGDPの世界の2割を占める貿易圏になります。日本政府、TPPとともに輸出拡大につなげたい。しかし中国はTPPでの日本の自由化に警戒です。北東アジアの安定化につながり、家電製品で日本と韓国、食品で中国との競争もあるのです。

 韓国は北朝鮮に核開発、威嚇を止めろと言っています。哨戒艦沈没から3年の日であり、北の挑発には断固として対応するものの、北の反発の可能性もあるのです。哨戒艦事件に北朝鮮は関与を否定し、北朝鮮は緊張を強めているものの、特異な動きは見られないのです。

 以上、夜ラジのニュースでした。

 なお、4月からのこの枠、6時から野球中継で、その後にいまやっているようなニュースがあるかは不明です。せめて1日30分は平野さんのニュース解説のようなものを放送して欲しいです(ラジオフォーラムや報道するラジオだけでなく、毎日のニュースも貴重です)。

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