大畑豊です。
選挙無効判決が続いてますが、「一人一票実現国民会議」という運動サイトで
http://www.ippyo.org/index.php
「あなたの選挙権はほんとうは何票でしょう?」とチェックできるようになって
いて、
http://www.ippyo.org/checker.html
試しに私の選挙区を調べてみたら
衆議院議員選挙 0.58 票
参議院議員選挙 0.25 票
でした。なんとなく約一票かな、と思っていたのでちょっと愕然。
成年後見人が付くと選挙権を失う公職選挙法の規定についても「違憲」の判決が
出ましたが、政府は控訴する方針のようです。控訴期限は明日28日です。
地元選出の国会議員のウェブサイトをググッて控訴断念を政府に求めるようメー
ルしました。
http://www.magazine9.jp/ashita/110420/
> 成年後見選挙権訴訟について ~個人の尊厳を求めて
http://www7b.biglobe.ne.jp/~seinenkoukensenkyoken0201/
> 後見選挙権問題について – 成年後見制度選挙権を考える会
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013031502000164.html
> 成年後見 選挙権喪失は違憲 東京地裁が初判断
> 2013年3月15日
> ・・・判決理由で定塚裁判長は「憲法が国民に保障する選挙権を制限すること
> は原則として許されず、やむを得ない理由がある極めて例外的な場合に限られ
> る」と説明。その上で、成年後見人を付けるかどうかで審査されるのは、財産
> 管理能力の有無であって、選挙権を行使する能力とは異なると指摘。被後見人
> とされた人がすべて選挙権を行使する能力を欠くわけではないのは明らかと断
> じた。
> 判決はさらに、選挙権の制限は、障害者が健常者と分け隔てなく生活できる
> ノーマライゼーションを踏まえた同制度の趣旨や選挙権制限を見直す方向にあ
> る国際的な潮流に反すると批判。「立法は、裁量の限界を超えて違憲である」
> と結論づけた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013031502000169.html
> 選挙権と後見制 政治参加に道を開け
> ・・・「さまざまな境遇にある国民が、どんな施策がされたら幸せかの意見を、
> 選挙で国政に届けることこそが民主主義の根幹」とも判決は述べた。もっとも
> だ。
> 障害のある人も、ない人と同じように選挙権を使い、政治に参加できるよう
> にする。当たり前の立法作業が求められる。
>
> 明治時代から続いた差別的な禁治産制度を一九九九年に改めたのは、ノーマ
> ライゼーションという理念に基づくものだった。選挙権を奪ってはこの理念に
> 反する。目指すべきは共生社会だ。