こんにちは!
3月最後のメールマガジン。もうすぐ4月、別れと出会いの季節ですね。
皆さまにはいつもグリーンピースの活動を応援してくださり、ありがとうございます。
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原子炉メーカーPresents 新生活フェア?!
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もうすぐ4月。
新入学、新社会人、また転勤、転職などで新生活を始める方も多い時期です。
新生活に必須なアイテムといえば家電。
冷蔵庫や洗濯機、炊飯器、電子レンジ、掃除機などを安くまとめて購入できる
良い機会でもあります。
日本の家電メーカーでは、どこでも省電力設計で高機能な商品を揃えています。
それでも人がつくったものは完璧ではなく、稀に欠陥が見つからないまま発売され、
適切な使い方をしていても事故につながってしまうことがあります。
事故で損害が生じた場合に、その製品を製造した企業が賠償責任を負うことを
定めた法律が製造物責任法(PL法)です。
この法律では、製造物による事故の損害は必ず、
製造業者が負うことと定められています。
この規定を免除されているのが原子炉メーカーです。
日本の原発の原子炉を製造しているのは日立・東芝・三菱重工など。
家電や自動車など他の製品では製造物責任を負うこれらの企業も、
原発関連分野ではその責任を問われることがありません。
原発事故の損害を賠償するための法律「原子力損害賠償法(以下原賠法)」
では電力会社だけが事故の責任を負い、
製造物責任法の規定は適用しないと決められているからです。
しかし、今回の東京電力福島第一原発事故の被害総額は
20兆円にも上るとされています。
韓国やベルギーの国家予算にも相当するこれほどの巨額の賠償を、
電力会社一社で支払えるものではありません。
そもそも原賠法で定められた賠償措置額の上限は1200億円。
それを超えて電力会社が払いきれない場合は国が援助することになっているのです。
簡単に言い換えれば、原発事故が起こっても1200億円以上の損害賠償は
国が負担する、つまり、国民の税金が企業の起こした事故の損害賠償のために
投入されているということです。
事故が起きても加害企業は責任をほとんど負わず、倒産もせず、
国が負うことが前提とされる原発ビジネス。
原発には、市場や社会が負いきれないだけのリスクが初めから想定されているのです。
詳しくはこちら:「原子力損害賠償制度に関するブリーフィングペーパー」
http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M252881&c=27760&d=92b2
この原賠法は今年8月までに改正されることになっています。
いま懸念されるのは、原賠法の問題が改善されないまま、
逆に賠償額に上限が設けられたり、事故を起こした企業が責任をほとんど負わずに、
原発事業を存続しやすくするような方向で改定されたりしてしまうことです。
グリーンピースでは、原子炉メーカーにも事故の責任を求めるための
オンライン署名を行っています。まだ署名されていない方は是非ご参加を。
もう署名してくださった方は、ご家族やお友だちなど周りの方と共有をお願いします。
署名はこちらから→ http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M252882&c=27760&d=92b2
オフラインでもご参加いただけるフォーマットが下記のURLからダウンロードできます。
http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/form_offline_signup.pdf
郵送をご希望の方は下記のURLからお申込み下さい。
https://secured.greenpeace.org/japan/ja/form/1/?gv20130330
原発のない明日のために、できることがあります。
グリーンピースとともに実現しましょう。
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●わたしたちの活動をご支援ください。
グリーンピースの活動はすべてともに行動してくださる市民の皆さまの
お力のみに支えられております。
より持続可能な社会の実現のために、是非グリーンピースへのご支援を
お願いいたします。
詳細はこちら http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M252883&c=27760&d=92b2
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お知らせ
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■今週末!代々木公園イベント『春風2013 ─未来のためにできること─』
「福島の子どもたち支援」「エネルギーシフト」「Let’sDANCE」を
キーワードにした音楽/トーク/ワークショップなどが行われます。
是非ご参加ください。
詳細はこちらから→ http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M252884&c=27760&d=92b2
【日にち】: 3月30日(土)12:00~20:00
3月31日(日)11:00~20:00
【参加費】: 無料
【会場】: 代々木公園野外ステージ周辺
【詳細】: http://harukaze.asia/
グリーンピースでは、ボランティアとしてブース運営を手伝っていただける
熱い方を募集しております!
ご興味のある方は当日グリーンピースのブースまでお越しください。
■豊かな生態系と食文化を未来に残すための
オンラインアクションにもご参加をお願いします!
いつでも食べたい魚が安く手に入るのが当たり前の日常ですが、
実際には乱獲のために多くの魚が、近い将来、世界の海や私たちの食卓から
姿を消そうとしています。
子どもたちに豊かな生態系と食文化を残すために、過剰漁業による商品供給を避け、
いま食べても乱獲につながらない魚を提供してもらうよう、私たちが購入する
魚の70%を販売するスーパーマーケットに働きかけましょう!
詳細はこちらから→ http://a06.hm-f.jp/cc.php?t=M252885&c=27760&d=92b2
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