アジアプレス 東京･大阪の「差別憎悪扇動行動」の現場を行く
永岡です、この前のラジオフォーラムでも取り上げられた在特会に始まる差別憎悪行動の現場が、ラジオフォーラムのスタッフ、ライターのリ･シネさんの報告で、アジアプレスのＨＰに載りました。
これに写真も載っていますが、私は中学生の女の子が鶴橋大虐殺と叫んだなどと信じられません。この在特会、私もこの前、神戸･三宮で街宣行動をしているのを見ました。この新大久保、鶴橋のように大量のメンバーが乱立して、宣伝するのではありませんが、日の丸は持っていました。そして、そのすぐ横で救う会の署名集めをやっており、私にはオイオイと言いたくなりました。
この、在特会を始めとして、排外行動をしている皆さんに言いたいのですが、日本最大のソフト産業、アニメは韓国、中国の力がなければ作れないのをご存知ですか？日本のアニメは世界一で、ドラえもん、ポケモン、その他主要なアニメは世界数十カ国で放映され、日本のソフトでは最大の競争力を持っていますが、製作現場は下流工程を韓国、中国に下請けに出しており、韓国、中国に下請けに出さないのはスタジオジブリのみ、アジアの協力なしで日本のアニメは存在し得ないのです。日本のアニメは技術的には世界一で、それをアジアが支えているのです。そして、日本経済は韓国、中国に大きく依存しています。日本は貿易立国であり、排外主義ではやっていけません。
社会が閉塞化する中で、排外主義の蔓延は日本を危険な方向に導きます。これに、私も反対したいです。
地球倫理：Global Ethics 