伊藤洋一が四川地震と日本経済を語る

 永岡です、朝日放送のおはようコールABCのナットク!ニュース塾、今朝はシンクタンク研究員でエコノミストの伊藤洋一さんのお話でした。
 四川地震、まもなく生存率の下がる72時間になるのですが、伊藤さん、これは日本時間の朝9時、現地は朝の8時で、現地は明けるのが遅く、昨日のうちに助かっていないと厳しいとの指摘がありました。そして、現地に李首相が行って陣頭指揮を取っており、これは温前首相が庶民の味方と言われたこと(最後は不正蓄財で叩かれたが)に倣っていますが、中国は一党独裁で、しかし下手なことをすると今はツイッターなどで叩かれるので、国民の反応を見て中国も国民の不満を爆発させないように配慮しているとの伊藤さんのお話がありました。
 そして、円安、株高であり、これは世界経済が低迷し、日本に成長して欲しいので、円安も各国が黙認しており、実際に円安には批判もあり、伊藤さん、1ドル100円を達成しそうでなかなか達成しない、これは各国の思惑もあり1ドル100円を超えるのは困難との指摘がありました。さらに、国民の給与が上がるにはまだまだ時間がかかるとの指摘があり、給与を上げるためには設備投資が要り、しかしトヨタ他、日本を代表する企業の態度は慎重で設備投資に行っておらず、アベノミクスの第3の矢、成長戦略が出るのが6月で、それが成功しないと給与に結び付く結果にはならず、国民の所得上昇にはなかないとの伊藤さんの指摘がありました。

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