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2013年4月25日
池住義憲
4月28日(日)午後、名古屋市内で下記のとおり、「従軍慰安婦」
問題に関する集会が開催されます。三味線やピアノ、若者ライブなど
文化行事もあり、第二部は座談会「憲法24条、9条、18条そして
”慰安婦”」をテーマにした座談会です。
私も第二部「座談会」の発言者の一人として参加します。発言用
参考メモを、ご参考まで、以下貼付しておきます。関心のある方、
詳細は、当日に!
直前の案内ですが、参加可能な方、おいでください。
記
【名称】 愛知・日本軍「慰安婦」問題解決をすすめる会」設立1周年記念集会
【テーマ】 「いま、『慰安婦』問題ってなぁに?」
~~憲法24条、9条、18条、そして「慰安婦」
【日時】 2013年4月28日(日)13:30~16:30
【場所】 名古屋市女性会館ホール
(地下鉄名城線『東別院』駅下車①番出口から東へ徒歩3分)
【プログラム】
第一部(文化行事)
・新内「文弥ありらん」(「慰安婦」の三味線弾き語り)ほか
岡本宮之助さん、岡本文之助さん
・「アリランのうた」(応募作品の発表)&若者ライブ!
第二部(座談会)
・「慰安婦」問題の歴史的事実とは・・・ (年表から見えてくるもの)
安川寿之助さん(名古屋大学名誉教授)
・国内世論は? 「慰安婦」問題と憲法24条、18条
吉川春子さん(元参議院議員)
・国際社会は「慰安婦」問題を、今、どう観ているか
池住義憲(立教大学大学院特任教授)
【参加費】 1,000円(資料代)
【主催】 愛知・日本軍「慰安婦」問題解決をすすめる会」
(連絡先: Fax 052-883-6972)
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<発言レジメ>
「国際社会は 『慰安婦』問題を
いま どうみているか」
2013.4.28(屈辱の日)
池住義憲
●先週の永田町の動き
4/20(土) 新藤総務相、靖国参拝
4/21(日) 麻生副総理兼財務相ら3閣僚、靖国参拝
安倍首相、「内閣総理大臣」の肩書きで靖国神社に真榊奉納
(伊吹衆院議長、田村厚労相も)
4/22(月) 安倍首相、「(村山談話について)安倍内閣としてそのまま継承しているわけではない」発言(衆院予算委員会で)
4/23(火) 国会議員168名、春季例大祭に合わせて靖国神社集団参拝
4/24(水) 安倍首相、閣僚の靖国参拝に関して「わが閣僚においては、どんな脅かしにも屈しない」答弁(参院予算委員会で)
4/28(日) 「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」開催(天皇皇后出席)
●日本の「慰安婦」問題に関する米国・韓国などの動き
【米国】
1999年8月: 米カルフォルニア州議会、「慰安婦」に関する決議採択
2007年7月: 米連邦下院、「慰安婦」問題で日本政府に謝罪を求める決議採択
2012年10月: ニューヨークのタイムズスクエアに“DO YOU REMEMBER?”と表示した大看板掲示
2013年1月: 『ニューヨーク・タイムズ』(電子版)社説「日本の歴史を否定する更なる試み」(Another Attempts to Deny Japan’s History)
2013年1月: 『ワシントンポスト』(電子版)社説「日本は過去を直視しなければならない」(Japan Must Face the Past)
2013年1月: 米ニューヨーク州議会上院、「慰安婦記念碑を記念する決議」を全会一致で可決 *2012年6月に記念碑設置
2013年3月: 米ニュージャージー州議会下院、「慰安婦に関する決議」全会一致で可決(日本政府に歴史的責任を認めることを求める)
【韓国】
2011年8月: 韓国憲法裁判所、元「慰安婦」の日本政府に対する賠償請求に関し、韓国政府が具体的措置を講じてこなかったのは基本的人権を侵害し憲法違反と判断。
2012年9月: 韓国国会、旧日本軍「慰安婦」問題の法的責任・謝罪・賠償を求める決議採択
2012年9月: 韓国外交通商相、国連総会一般討論演説で名指しを避けながら旧日本軍「慰安婦」問題に言及。被害者への救済・賠償・補償を日本政府に迫る
2013年4月23日: 1,071回目の「水曜日デモ」(1992年1月より開始)
【その他】
2007年12月: 欧州(議会EU)、旧日本軍による「従軍慰安婦」非難決議を採択(決議には、河野談話・村山談話歓迎支持表明もあり)
2012年10月: 国連人権委員会、日本の「従軍慰安婦」問題への対応を非難
2013年1月: 豪外相、日本政府の河野談話について「見直しが行われるのは望ましくない」との立場示す
2013年3月: 英BBC、「日本の歴史教育は歪曲されている」と報道
●他国は戦後補償および謝罪をどのようにしているか
米国 ⇒第二次世界大戦中の日系アメリカ人11万人強制収容への補償
英国 ⇒18~19世紀アフリカ奴隷貿易への謝罪
ドイツ ⇒1951年の連邦補償法、2000~2006年の『記憶・責任・未来』基金
オランダ ⇒16~20世紀インドネシア植民地支配と軍事攻撃に対する謝罪
ブラジル ⇒16~18世紀アフリカ黒人奴隷貿易への謝罪
ベルギー ⇒ユダヤ人大虐殺に協力したことを謝罪(2012年9月)
以上