英・国防省、スコットランドの射爆場での劣化ウラン弾使用中止を表明

[転送・転載歓迎。重複受信される方、ご容赦ください]

 スコットランドのダンドゥレナン射爆場では、実弾演習で使われてきている劣化ウラン弾による環境汚染や白血病などの増加がずっと問題になってきていましたが、ついにイギリス国防省は、当射爆場での劣化ウラン弾の使用停止を表明したという、マンチェスターのICBUW事務局からのニュースです。
 地域住民やNGOなどの非難にも関わらず、ダンドゥレナン射爆場では、1982年から劣化ウラン弾が使用されてきており、その総量は31トンに上るとのこと。これは、1991年の湾岸戦争での総量の約10分の1にあたります。
 劣化ウラン弾禁止を求める声に押されて、ようやく実弾演習を中止せざるを得なくなった訳ですが、このケースのように、世界各地の米軍基地やNATO軍の基地周辺では同様の環境汚染が問題になって来ています。イラク戦争など実戦においてだけでなく、劣化ウラン弾は実弾演習でも用いられ、深刻な環境汚染を日常的に引き起こしてきていると懸念されます。放射性廃棄物の軍事利用として、劣化ウラン弾問題の緊急性が浮き彫りになるニュースです。
   嘉指信雄、ICBUWヒロシマ・オフィス
  『終わらないイラク戦争 フクシマから問い直す』
     (嘉指・森瀧・豊田編、勉誠出版、2013年3月)
ICBUWニュースの全文はーーー
参考:「EC(欧州委員会)、劣化ウラン汚染の調査へ」[スコットランドの新聞『ギャロウェイ・ニューズ』(2004 年4月15日付)]
「欧州委員会(EC)は、ソルウェー湾に射ち込まれた劣化ウラン弾による放射能汚染の可能性を調査する予定。
スコットランド民族党の影の欧州大臣、ニール・マコーミック欧州議会議員は、先月この問題に関して憂慮していると欧州議会で発言した。欧州委員会はダンドレナン射撃場からの発射による汚染の可能性を調査することに合意した。
マコーミック議員は欧州議会で、劣化ウラン弾をソルウェー湾の海底に捨てているのは国際法に違反すると主張した。たとえ有害だという確たる証拠がなくとも、低レベル放射能廃棄物を投棄するのは違法だと同議員は述べた」。

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