中川譲が橋下暴言と飯島訪朝を語る
永岡です、朝日放送のおはようコールABCのナットク!ニュース塾、今朝は帝塚山学院客員教授の中川譲さん(元朝日編集委員)のお話でした。
橋下暴言が政界からも批判されていますが、昨日は橋下氏ツイッターで弁明していたものの、中川さん橋下氏の言うことのロジックが破綻している、当時必要だったことと今肯定するのとは違うというのも矛盾、ともかく言うことがデタラメで言うだけ泥沼にはまり、こんなことを言うのは止めたほうがいいと中川さん言われました。で、なぜ橋下氏がこんな暴言をしたのかについて、中川さん、安倍総理が歴史認識で中韓米の反発を買い軌道修正しているので、ここで自分の出番となり、暴言を吐いて存在感を示そうとしたが、失敗した。また、大阪には橋下氏が暴言をしても許す風潮(橋下イズム)があり、それを甘く見たものであり、しかし歴史認識問題はそういう橋下イズムには合わないものであり、これは大阪の人も許さないとの中川さんの指摘がありました。
そして、飯島内閣参与の電撃訪朝、中川さん、こういう行動は隠密にやるべきものなのに取材させて、オープンにしているのが異例であり、飯島氏、2002年の小泉訪朝でも仕掛け人で、参院選を控えて、安倍総理の訪朝もあるものの、拉致問題で安倍内閣の掲げたハードルはあまりに高く、これはそう簡単に安倍氏の訪朝で解決はしないとの指摘がありました。