M.nakata です。重複おゆるしください。
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孫崎享さんの今朝のメール転送いたします。
◆特捜部―巨悪があるからでない。政治的反対勢力を潰す政治目的に為に動く、
それが又復活ー
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下記●印は 転送時に、こちらで付けております。
(貼り付け開始)
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電子書籍で読む(本記事のみ): http://ch.nicovideo.jp/epub/ar360933
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私は『戦後史の正体』で「日本の政治家で対米自主を主張する首相はほとんどが短命に終わる、引きずり降ろし方には様々なものがあるが、しばしば特捜部が重要な役割を演ずる、特捜部は歴史的に言えば占領体制下、隠匿物資を摘発するため、GHQに奉仕する組織として出発した」と書いた。
特捜部の一番の問題は何か。
●それは巨悪があるから動くのではない。
●政治権力の一部として反対勢力を潰すために動くことである。
米国ニューヨークタイムス東京支局長は次のように書いた。
「2009年夏の政権交代前からこれまで、日本では、小沢一郎さんに対して、人格攻撃ともいうべきひどい報道が、ずっと繰り返されてきた。
・小沢さんは、逮捕も起訴もされていない。それなのに、「小沢はこんな悪い人間だ」「あんな悪いことをやった」などと。有罪が確定であるかのように報道されていたし、今なおその影響は大きい。
・2009年春西松建設事件の捜査が波及し、同年3月3日、小沢さんの 公設第一秘書が逮捕された。当時は、自公政権が弱体化し、日本政治そのものが麻痺していて、次期総選挙で民主党の政権奪取の可能性が非常に高まっていた。
55年体制以来、長く一党支配が続いた日本で、初めて野党が、一政党で与党になれる可能性が高くなり、日本の民主主主義にとって非常に大事な 時期だった。
・一方で、喜朗元総理や二階俊博自民党総務会長代行ら、自民党の大物政治 家などが西松建設から献金を受けていた。
・その中で、何故このタイミングで、政権交代前夜、野党第一党の民主党の代表だけがいきなり標的になったのか、私は非常な違和感を持った。が、当時は、日本のメディアは、ほとんどだれもそんな問題意識を持っていなかった。」
そして村木事件があった。
今一つ福島県知事佐藤栄佐久事件がある。
佐藤栄佐久知事は06年10月収賄の罪で逮捕・起訴された、
02年実弟の土地取引が収賄罪に当たるとされた。
売却が8億7000万円、検察は土地を8億円と認定、差額を贈賄とした。しかし、現実には近辺の売買を見ると土地の値段は8億円より高い。その際には贈賄は成立しない。それで二審判決で贈賄は一蹴された。
何故佐藤知事が起訴されたか。
● 佐藤知事は国が推進するプルサーマル計画に反対し東電原発17基を止めたことに関連すると推測された。
●この事件で佐藤知事を取り調べたのが、山上検事である。
●山上検事は小沢事件にも関与している。
●つまり、「検察は巨悪があるから動くのではない、政治目的のため動く」という中で、中心的役割を演じてきたのが、山上検事である。
5日日産経新聞は次を報じた。
「東京地検特捜部長に山上氏、
法務省は5日付で、東京地検特捜部長に山上秀明・東京地検公安部長(52)を充てる人事を発令した。
山上氏は特捜部時代は福島県発注のダム工事を巡る汚職事件で、主任検事として佐藤栄佐久前知事(74)の取り調べなどを担当した」
法務省は5日付で、東京地検特捜部長に山上秀明・東京地検公安部長(52)を充てる人事を発令した。
山上氏は特捜部時代は福島県発注のダム工事を巡る汚職事件で、主任検事として佐藤栄佐久前知事(74)の取り調べなどを担当した」
一時期、日本国内で特捜部の在り様に厳しい声が出た。
特捜部が解体する動きもあった。
しかし、山上氏の任命で、特捜部が全く変わらないことを内外に示した。
● 巨悪があるから動くのではない。
● 政治的勢力を潰すために動く。
●日本の民主主義の恥部がまた動き出す。
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