小出先生 ラジオフォーラム2014/3/1のお話(アメリカが核から撤退する理由)&大モメ日本と韓国、ちょっと頭を冷やしませんか、カク・チヌンさんのお話

 永岡です、第60回ラジオフォーラム、今週はジャーナリストの石丸次郎さんの司会で放送されました。今週もFMharoと三角山放送を聞きました、三角山放送、毎回小出先生のするどい指摘にビックリしている、ぜひ聞いてほしいとスタッフの丸山さんのコメントがありました。

 今回のテーマは日韓関係で、ギクシャクどころか摩擦熱が出ており、ネット、メディアで互いを罵り合い、日本では韓国へのヘイトスピーチ、両国の関係を良くするにはと、コリアNGOセンター代表理事のカク・チヌンさんのお話がありました。カクさんは在日3世(大阪生まれ)、韓国籍、在日の人権、日韓交流をされています。カクさんも対立を煽る報道を日韓両方がすることに懸念を示され、カクさん、提言です。

 在日の方がヘイトスピーチの標的にされ、街頭・ネットで罵倒され、これは一部の問題ではなく、カクさん、日韓には問題もあり、それを解決するのに対話がいるのに、今のメディア、政治家は対立を煽り問題の解決を難しくしているようなもので、どんな目的でこんな報道をするのか?報道でヘイトスピーチを煽っているのが問題。ネットでは差別的な書き込みに溢れ、これは匿名性に守られているが、しかしメディアでも新聞・週刊誌・テレビ番組でも行われ、2月15日の産経の記事で、石丸さん紹介され、言いつけ外交、コリアンの習性とまで書いており、ベテランの韓国の専門記者が書く記事とは思われず、メディアのタガの外れたもので、カクさん、憎しみを煽るのは各地で行われ、本屋で韓国の悪口を煽る本が溢れ、勉強する本ではなく、それが売れる。

読売テレビのたかじん委員会で、昨年10月の内容が問題になり、カクさん、ヘイトスピーチが在特会により行われ、2009~2010年に京都の学校を在特会が襲撃し、それに賠償命令1200万円が出たら、たかじん委員会で10月20日放映にて、明治天皇の玄孫・竹田恒泰氏は在特会を擁護し(この人物は昨日五輪関係で暴言を吐いてツイッターが炎上したと、三角山放送の丸山さんもラジオフォーラムの前に批判されていました)、在日の特権と言う根拠のないことを言っており、カクさんは局に在特会擁護の放映に抗議し、読売テレビは問題もあったと謝罪した。メディアの役割は人権・平和を守り、間違った方向に世の中が行かないようにすべきなのに、今回は読売テレビに抗議したら、カクさんの事務所に一般国民の罵倒の電話が殺到し数日仕事が出来ず、テレビで大学が先生の言うことは視聴者が事実と思っており、だからテレビでは正確に伝えないといけないのです。石丸さん、韓国を叩くのを売りにした番組、本が増えているのは売れる&高視聴率だからと言われて、しかし売れればいいのか、タガが外れており、刺激的な見出し、韓国・中国を罵倒したら売れるのは、ネットの傾向で、匿名性・刺激的だと売れるもので、それが現実のメディアも影響を受けるのは問題であり、踏みとどまらないと、マイノリティはメディアを信頼できないのです。

 小出裕章ジャーナル、小出先生のお話。今週のお話はアメリカの原発事情で、日本は稼働中の原発ゼロで小出先生うれしく、しかし安倍政権は再稼動を目指し、一方アメリカは原発を縮小している。2011年以降4箇所5基の原発の閉鎖で、原子力に世界が夢をかけた時代は1960.年代、アメリカが牽引して、60~70年代に猛烈な勢いで原発を作ろうとして、さらに増設の計画もあったが、運転中+建設中+計画中が最多は1974年、40年前、その後計画中のものは全てキャンセル。建設中のものも9割完成しても中止になり、原発からの撤退が40年前から始まる+スリーマイル事故=アメリカは原発から撤退、アメリカには原発が100基以上あるが、増えない+これから廃炉なのです。

 アメリカの撤退する理由は様々な理由があり、小出先生も原子力に夢(未来のエネルギー、無尽蔵、安い、事故を起こさない)を持っていたが、夢は全て嘘とわかり(泣)、ウランは貧弱な資源で、高いし、危険=アメリカ撤退+原発は核技術(=核兵器の技術)、原発を広める=核兵器拡散にアメリカも気づき、再処理=使用済み燃料からのプルトニウム抽出をしたら核兵器が拡散され、70年代末にカーター大統領が止めて原発のメリットなし+シェールガスでアメリカに原発の意味はなくなった。シェールガスは今アメリカとカナダで使われているが、世界でも出るものであり、他の国でも出て、そんなところでは原発はパー。日本は海洋国家、メタンハイドレートがあり、それが利用できるのは困難だが、日本でも原発の意味はなくなるのです。

 アメリカは原発、ウランを燃やして再処理しないワンスルー方式になった意味、普通の原発はウランを燃やし、しかしウラン資源はすぐなくなり(燃えるのは全体の0.7%しかないため)、しかしウランを燃やすとプルトニウムが出来て、これを取り出して燃料にする核燃料サイクルを意図したが、プルトニウム=長崎原爆材料=核拡散=原爆材料が世界に広がってしまうと、カーター大統領がこれを70年代に止めて、アメリカでも国内で商業上の再処理を止め、他の国にも止めさせているのです。再処理には猛烈にお金がかかり、日本では核燃料サイクル破綻、六ヶ所村は1997年に開始のはずがパー、金食い虫、これを無理にやったらさらにお金がかかり電気代無限大(泣)。小出先生は核燃料サイクルを止めるべきと思うが、日本で核開発(=核兵器保有)を意図する人はプルトニウムを欲しく、何としても採算を度外視しても再処理で核開発を進めたいとして国民に付けが回るのです。以上、今週の小出先生のお話でした。やり取りの全文は以下にあります。

http://www.rafjp.org/koidejournal/no60/

 ここで1曲、ピースとハイライト、サザンオールスターズの歌です。

 後半のお話、カクさん 日本と韓国の対立を沈めるために何が出来るかであり、今日本で韓国への反発、特徴が従軍慰安婦は日本だけ出ない、韓国もベトナム戦争で現地女性に暴力と、橋下氏、籾井氏らが発言する傾向について、カクさん、二つ問題があり、(1)日本だけでないと日本から言うべきでない、被害当事者に言うのは問題で、謙虚にならないといけない、(2)韓国が語るベースは1993年の河野談話であり、きちっと被害者に非人道的なことを植民地下で行われたとして、これに関して日本は謙虚になるべきと言われました。しかし、人の感情もささくれだち、市民一人一人が冷静な視点を持ち、今の日韓は対立を煽ろうとする人と、解決しようとする人もあり、どちらが主流かであり、今の政治家・メディアは対立を煽る方向で、それ以外が見えず、両者のいい関係をどう作るかであり、数字、日韓の往来、日本の入管局の発表によると、韓国→日本に2012年に230万人!外国でトップ、日本→韓国は2012年で350万人=1日1万人、つまり双方で年間約600万人行き来して、両者の人的交流は深く、これを生かすべきなのです。

 石丸さん、1988年から2年韓国に留学し、韓国にもたくさんの人があり、対日感情の悪いときは絡まれたこともあり、しかし仲のいい友人と竹島(独島)問題を話して、韓国の人は韓国領といい、石丸さんは根拠を見せてくれとして、ののしりあうのではないと言われて、カクさん、人権問題をやり、日韓は近くて知らない。日本も過去の歴史の知識を持たず、ヘイトスピーチが広がった理由に、日本に韓国(在日)の人がいる理由を日本人が知らず、特権を持っていると思い込む素地があり、少し勉強したら分かるのに、韓国・中国の歴史の過程もあり、どちらが100%正しい話ではなく、時間はかかるが両者が理解しないといけない。領土問題も0か100かではなく、どう解決するかであり、信頼・対話関係をどう作るかが大切。

 これは難しく、韓国は国策として国際社会で日本の歴史問題を取り扱い、キャンペーンをしており、その反発が日本にあり、国民の感情はあるが、メディアの責任も大きい。国際的に韓国政府のアプローチ、従軍慰安婦の解決をしないとだめとの判決が出て、憲法上の義務があり、国際的なアプローチが必要にあり、これも理解しないといけないのです。

 石丸さんとカクさんは古い仲で、日韓の意見も一致するとは限らず、しかし議論したらそれが互いの発展になるのです。以上、カクさんのお話でした。

 最後に、みんなジャーナル、NHK籾井勝人会長の暴言に抗議して、受信料の不払い運動をされる政治資金オンブズマンの阪口徳雄(とくお)弁護士のお電話でのお話がありました。

 阪口さん、NHKの新会長の言動について、記者会見で慰安婦問題、秘密保護法について、公共放送の会長にあるまじき言動に怒られて、籾井氏の選び方は、総理が経営委員を選び、そこから話し合いで選ばれるもので、経営委員を安倍氏が自分に近いお友達を入れており、NHKは国家放送ではなく公共放送で、時の権力者の都合のいい人を選んではならない。政府の批判も必要であり、都合のいい人を選ぶのは放送法違反。みなさまのNHKではなく安倍様のNHKであり、放送法での籾井氏の言動は、放送法=NHKの憲法で、政治的に公平でないといけない+意見の対立する問題には、一方の意見からだけでなく、多くの意見を取り入れないといけないと放送法にもあり、NHKの会長に遵守義務もあるのにこれを籾井氏が無視しており、石丸さん、政府が右といったら左と言えない=NHKの放送は政府の言うこととイコールと指摘され、阪口さん、籾井氏は国際放送についてと言っているが、それでも政府の命令と、世界に住んでいる日本人に報じるものもあり、外国にいる日本人も見ており、籾井氏の言うようなことをしてはいけないのに、籾井氏、放送法を知らないor無視であり、それが今までのNHK問題と異なり、ここまで露骨な問題はなかった。

 で、阪口さん、籾井氏が辞めるまでNHK受信料不払いの運動を起こされ、フリーのジャーナリストも、受信料を止めて、籾井氏ら安倍氏の息のかかった人が辞めるまで一時停止を意図し、相談中で、これを裁判にしてくれたら大歓迎(笑)、籾井氏がNHKの会長に相応しくないと法廷で叩き、2時間でも3時間でも尋問すると言われました。視聴者としての抗議の意思表示をするもので、NHKに抗議をしても言うことを聞かず、なら受信料をたくさんの人が拒否したら打撃になる。この表明を近いうちにしたいと言われました。以上、阪口さんのお話でした。

 今日は日韓の問題を取り上げ、カクさん、この葛藤はまだしばらく続き、急激な好転は難しいが、正すように努力したいと言われました。石丸さん、この韓国たたきに週刊現代のウェブなどで抑える動きもあると言われて、ジャーナリズムはナショナリズムを煽るのではなく鎮火しないといけないと言われました。カクさん、そういう動きが広がって欲しいと言われました。以上、今週のラジオフォーラムでした。

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