ネットワーク1・17(2014/3/3) 東日本大震災から間もなく3年、津波被災者の語る避難の心得、遠藤雅彦さんのお話

 永岡です、第905回ネットワーク1・17、今週も千葉猛さんの司会で放送されました。 

 今回も東日本大震災から3年特集、原点に立ち返り、今回のゲストは福島県いわき市から大阪に避難されている遠藤雅彦さんです。いわき市(福島の南端)の沿岸部も8mの津波に襲われて遠藤さんも自宅を流され、85人が亡くなられました。この、津波避難の心得について、遠藤さんのスタジオでのお話がありました。

 東日本大震災復興サポート協会の遠藤さん、今は大阪で一人暮し、防災の講演もされ、家族はいわき市の借り上げ住宅におられて、地震の際に海の目の前の自宅、出かける前に地震に襲われ、揺れが終わらず、震度6強、庭の池の水が飛び、花瓶も飛び、揺れが収まるまで3分10秒。海から道路を挟んだところに家があり、地震直後の海は静かで、津波は想像できず、しかし海は曇り、雷、奥尻でも津波の前に雷があり、家の前は引き潮もなく、津波は第2波の前に引いた。

 避難は、家族の無事を確認し、テレビで大津波警報があり、避難しないとまずいと思い、祖父が寝たきりで逃げたくなく、家が大事で、しかし孫の言うことを聞いてくれと、避難するのに時間もかかり、車でないと遠くに行けず、避難はすぐではなく、10分以内に逃げろと言われるが、着の身着のまま出るとしても、用意があり、備えが要る。防災活動の前で、防災準備の整って逃げるまでに18分、津波の来る3分前で、その後逃げながら大変なことと知り、しかし周りでは避難もなく、倒れた塀や瓦を拾っている人もいる。街中に入ると海は見えず、気がつかない。避難せず、普段の生活に戻ろうとして、それでは避難も間に合わないのです。つまり、なかなか避難行動を取らず、遠藤さんのところの被害は600戸中500戸流され、お年寄りが多く被害に会い、津波の第1波は大きくなく、しかし逃げ遅れて犠牲になった人も多く、早く避難しないとダメであり、ともかく避難しないといけないのです。仕事も置いてであり、第2波は8mと最大、第1波で逃げた人が、忘れ物があると戻り被害にあったこともある。家に戻ったら流されて、第1波が大したことがないと避難せず、大阪では津波が来るまで100分と言うが、時間があるからいいのではなく、間に合わない。

 第2波がさらに大きいこともあり、遠藤さん津波を勉強して、これは逃げないといけないとなり、最初の津波が小さいから油断してはダメで、完全に収まるまで避難しないといけないのです。

 遠藤さん、関西の人に伝えたいのは、きちんと避難することで、祖母から遠くに逃げよと言われており、高台が少ないと、避難ビルのこともいり、避難に10分はかかりすぐには避難できない。大阪は0メートル地帯もあり、水も入るので、どこまで逃げたらいいかを思うべきで、各地で避難訓練もあり、地域とつながり、防災体制を作るべきなのです。一刻も早く逃げるべきで、湾に水が来てからでは遅い。大阪の津波の意識は、堺市では1000人以上集まり、また地下は危なく、海が見えないので問題。

 災害に備えてできるのは、防災セット、食糧の備蓄、一人暮らしで要るものは避難所でも要り、防災体制を整えるべきなのです。遠藤さん、防災プレイスまもっぺ(http://www.bousai-311.com/)で43点セットを揃え、日用品から災害の備えを入れて5.5kg、緊急時に持ち出せるものにして、避難訓練の際に防災グッズはいる。自分の身の丈にあった防災が必要なのです。以上、遠藤さんのお話でした。

 ニュースは河本光正さんの担当でした。

 国会、一般会計総額95兆の予算案が審議入りし、安倍政権、消費税増税による景気の悪化を防ぐとしても、賃金は上がらず、安倍氏、中小企業にも上げてくれと言うのです。介護ニーズがあるのに賃金が低く、介護保険制度で決まり、安倍氏、来年度の制度改正というだけです。

 普天間移設、名護市の稲嶺市長、辺野古への移設は受け入れられないと反対し、仲井真氏、辺野古は安全と述べて、稲嶺氏と対立しています。仲居真氏は沖縄で批判されています。

 ウクライナ情勢、アメリカの高官は、ロシアがクリミア半島を実効支配しているとしており、G7、EUは非難声明、G8会合を見合わせ、しかしプーチン氏は正当性を言っています。ウクライナ、政権が崩壊してヨーロッパよりの政権が出来、クリミア半島にはロシアの艦隊がいて駐留できなくなるとロシアは困り、クリミアは住民の6割がロシア系で、その保護のための軍事行動とロシアは言うのです。

 消費税引き上げにあわせて、郵便局で切手、はがきの販売、20年ぶりの値上げです。

 東日本大震災3年で、来週はこの枠90分にして、関西から被災地に出来ることを報じます。今週のネットワーク1・17でした。

 なお、大阪弁護士会では、暮らしと心の電話での無料法律相談を3月11日に行います(日弁連との共催)。0120-556-093(心を救済)です。10時~18時です。

https://www.osakaben.or.jp/web/event/2014/140311.pdf

 生活保護の問題、雇用の問題、借金問題など解決する方策があるので相談して欲しいと、弁護士の放課後、ほな行こか、にて放送がありました。

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