「脱原発」声絶やさない 都内3万2千人

2014年3月10日05時00分

 東日本大震災が起きた「3・11」を前に、改めて脱原発を訴えようと、市民グループが9日、東京都内で大規模な集会を開いた。首都圏や被災地から集まった参加者らが「未来のために再稼働反対」などと訴え、首相官邸や国会周辺をデモ行進した。「首都圏反原発連合」など3団体が呼びかけ、主催者発表でのべ3万2千人が参加した。

原発政策を巡っては、東京電力福島第一原発事故を受け、民主党政権が「脱原発」を打ち出した。しかし、自民党安倍政権は路線を転換。先月、公表した新たなエネルギー基本計画の政府案で、安全性を確認した原発については再稼働する方針を示し、新設の可能性も残した。今月中の閣議決定を目指している。

原発事故による国の避難指示を受けている福島県楢葉(ならは)町の住職早川篤雄さん(74)は、千代田区日比谷野外音楽堂であった集会で、約600年続いた寺を閉じる決意をしたことを明かした。「原発事故は住民の人生を奪い、生きるすべまで奪い尽くした」と声を上げた。音楽家坂本龍一さん(62)は「福島、東北の人と手を取り合って進めないと、脱原発は成功しない」と訴えた。(八木拓郎)

 

〈+d〉デジタル版に動画

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