ネットワーク1・17 東日本大震災から3年、備えが役に立ったある自治会の取り組み、佐々木益彦さんのお話(2014/3/31)

永岡です、第909回ネットワーク1・17、今週も千葉猛さんの司会で放送されました。

今回も東日本大震災3年の企画で、仙台は東日本大震災で震度6強に見舞われ、津波だけでなく揺れも大きく、千葉さんの仙台の実家も傾き、その際に防災マニュアルを作ってきたライオンズタワー仙台広瀬の元自治会長、佐々木益彦さんのお電話でのお話がありました。32階建てのタワーマンションのことですが、それ以外のマンション、一戸建てにも有効なものです。

佐々木さんは神戸三宮生まれ、阪神・淡路では自宅が全壊、自治会長として東日本大震災に会われました。マンションには404世帯1000人が住み、住んでいる人が自治会員。マンションは12年前に出来て、東日本大震災前から防災に熱心で、宮城ではマグニチュード7の地震が37年ごとに起きており、地震が頻発し、マンションは免震構造であるが、ソフト面が問題であったのです。

ソフトの備えは、防災マニュアル、地震が起こっても慌てず行動でき、マニュアルは今千葉さんお持ちで、30ページ、製本され、災害対策本部が置かれて、佐々木さんが本部長。各班に分かれて、ホワイトボードを設置し、震災時、1階のロビーにおいて安否確認、情報発信をして、書くことの精度が上がり、市町村の災害対策本部のようになり、これはどこでもやるべきなのです。

このマニュアル、作るのに時間もかかり、自治会活動で10人でやり、防災のスペシャリストはなく、敷居も高いが、仙台で参考になるものはなく、東京のタワーマンションが多く、そこを参考にして、防災課を視察して勉強し、知恵を出し合い考えて、やる気があれば出来た。

ソフトの備え、どういう支援が必要かを把握して、リストを作り、居住者名簿から、支援の必要な人をリストにして、高齢者を支援した。そして、震災後、安否確認ステッカー、地震時に家族全員が大丈夫かの確認をマグネットで大丈夫/支援願います、のものを作り、被災時にドアに貼り確認。大規模で、ブロック長(班長)が確認し、本部に情報を連絡。役割分担をしている。

ハード面は、あらゆるものを用意し、水タンク、リヤカー、ストーブ、足りなかったものはなく、それくらい用意していたのです。食料も用意し、リヤカーで運んだものです。食料は自分の身を自分で守り、3日分各家庭で備蓄するのです。

これだけ防災に熱心にやり、佐々木さん29階にいて、揺れは長く、15分で自宅に戻り、阪神・淡路を知っていて、そこまでの被害もなく、阪神・淡路で必要であった安否確認をしたのです。安否OKなら、マニュアルに従い活動した。災害対策、自治会の役員がどうであるか、リスナーより、役割分担について質問があり、佐々木さん、個人に役割を与えると仕事でいない場合もあり、効果のあったのは、被災時にマニュアルは完成していたものの印刷できず、住民に配布できず、しかし役員は行動手順を知っており、給水設備を停電、断水時にどうするか、自家発電機のことなど、防災本部はスムースに行ったのです。

震災を踏まえて、佐々木さんの改めて感じたことは、防災・共助はみんなの協力があってのもので、炊き出しも翌日に出来て、スムースに出来た、訓練が役に立ち、コミュニティつくりが大事で、自治会活動、イベントごとに顔を知り、コミュニティの力が上がり、マンションも防災を強めるためにコミュニティ力を上げるようにしているのです。以上、佐々木さんのお話でした。

 

ニュースは河本光正さんの担当でした。

日本の捕鯨を求める裁判、日本敗訴、南極海での調査捕鯨は困難になりました。オーストラリアが、科学を装った商業捕鯨と指摘し、国際司法裁判所もこれを認め、一審制で控訴は出来ない。オーストラリアではクジラの人気大+オーストラリアの排他的水域での操業のためです。

北朝鮮が射撃訓練し、500発発射、100発は韓国側に落ちて、韓国も打ち返し、地元住民に緊急退避も出されました。

日本と北朝鮮の協議、拉致問題の協議を決めて、しかし北は核実験も示唆しています。

袴田事件、再審に静岡地検が即時抗告、捜査機関の捏造に異議を唱え、再審に関しては数ヶ月かかります。そして飯塚事件、再審を福岡地裁を認めずです。

水俣病の未認定患者の裁判、熊本地裁は3人への賠償を命じました。

 

リスナーより、自分の住んでいるところで自治会、独居老人世帯の対策がいり、最初は断られたものの、何度も訪問して認められたという声があります。以上、今週のネットワーク1・17でした。

 

なお、大阪弁護士会で、秘密保護法対策のシンポジウムが行われ、今度で4回目です(弁護士の放課後、ほな行こかより)。

http://www.osakaben.or.jp/event/2014/2014_0412.php

強行採決された秘密保護法、この法律は市民にも関係あり、市民が秘密に迫っても処罰されるもので、スパイ対象というものの、大きな落とし穴があり、政府の隠している情報に迫ったら、お前スパイだろと言われて逮捕されるものなのだそうです。スパイでないことを証明する必要があり、市民団体が米軍の情報を収集して、政府の嘘を暴こうとしたら、スパイと言われてしまうものなのです。

この法律自体が問題で、一般市民も処罰対象になるもので、有罪にはならなくても逮捕されるものなのです。

施行は今年12月で、それまでに廃止させるため、大阪弁護士会は尽力しています。4月12日に鳥越俊太郎さんも出られます。大阪弁護士会館で行われます。

Categories 秘密保護法

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