飛び火恐れ…党内で飛び交うみんな渡辺代表「追放クーデター」

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2014年4月1日 掲載

足元グラグラ/(C)日刊ゲンダイ

8億円の”ウラ金”を受け取っていた「みんなの党」の渡辺喜美代表(62)に対して、とうとう党内から辞任を求める声が上がりはじめた。

31日みんなの党最高顧問の江口克彦参院議員(74)が、「渡辺代表は即刻、辞任すべきだ」とメディアに語った。江口議員は、渡辺代表にも直接「代表を辞めるべきだ」と電話で伝えたという。幹事長の浅尾慶一郎議員(50)も30日、NHKの番組で「政倫審も含めて検討したい」と、渡辺代表は政倫審で説明するべきだと突き放している。ジワジワと辞任論が広がっているのだ。

渡辺喜美追放の「クーデター説」まで飛び交いはじめている。

「みんなの党の議員は、どこまで疑惑が広がるか戦々恐々としています。渡辺代表が8億円のカネを選挙や政治活動に使ったのは明らかです。当然、所属議員も恩恵を受けているでしょう。これ以上、疑惑が大きくなり、カネの使い道が焦点になったら、火種が飛んでくる議員が続出しかねない。騒ぎが大きくなる前に渡辺代表に離党してもらいたい、それが議員のホンネです。渡辺代表に辞任を迫った江口克彦と、政倫審への出席を口にした浅尾慶一郎の2人は、渡辺代表の後釜を狙っているとみられている。実際、新代表に就くなら、2人のどちらかでしょう」(政界関係者)

■「立法事務費」まで独り占め

もともと、党内には「党のカネ」を独り占めにする渡辺代表に対して不満がくすぶっていた。とくに議員1人当たり年間780万円支給される「立法事務費」を渡辺代表が全員の分を勝手に使っていることへの不満は強いという。

「渡辺喜美がケジメをつけて離党し、残った20人のメンバーで再出発するのが一番混乱が小さい。でも、オーナー意識の強い喜美は簡単に離党しないでしょう。その時は、10人以上が集団離党する可能性がある。みんなの党の集団離党をきっかけに野党再編が動きだす可能性があります」(永田町関係者)

渡辺喜美が安倍首相にスリ寄っていたのは、金銭スキャンダルが発覚した時、官邸と近ければ検察の動きを封じられると計算していたからだという。しかし、肝心の足元から崩れはじめている。

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