小出先生 ラジオフォーラム2014/4/5のお話(川内原発再稼動、お金のために再稼動させられてしまう)&市民の力で社会を変える、鎌田華乃子さんのお話

 永岡です、第65回ラジオフォーラム、今週は社会活動家の湯浅誠さんの司会で放送されました。今日もFMharoと三角山放送を聞いて、三角山放送で、小出先生のお話は毎回すさまじい、真実を言うラジオフォーラムとスタッフの丸山さんが言われました。
湯浅さん、黒子のバスケ脅迫事件があり、逮捕された被告、裁判で自分は自殺を考え始めて30年目、服役して出所して、人に迷惑をかけないようにしたいといい、自分でこんなキモイ奴は死刑でいいというのは、湯浅さん気が滅入り、漫画の作者も迷惑で許される事件ではありませんが、社会で居場所がなく、追い詰められた人は次に事件を起こす。こういう人を生み出さない社会を作るべきなのです。犯罪、過激なナショナリズムではなく、健全に世の中に声を上げるべきなのです。
今週のゲストはコミュニティ・オーガナイジング・ジャパン(http://communityorganizing.jp/co )の代表の鎌田華乃子(かのこ)さん、市民の力で社会を変えることについてお話がありました。鎌田さん、大学→環境コンサル会社→ハーバードに留学し、コミュニティ・オーガナイジングを学び、普通の市民が立ち上がり、人々の力を集めるものなのです。
この組織は1月に出来たてで、コミュニティ・オーガナイジング、ハーバードで経済を学ばれて、鎌田さん11年間会社務め、一般の社会で育ち、母がバスケットをしていたのに、鎌田さんが5歳のときにうつになり、しかしその際は理解されず家族に責められ、母はつらく、それから声の無視されるのが放っておけない。
会社で26歳のときに、社員を縛り付ける体系にされて、それに意見をいい、しかし余計なことをするなと言われて数年間追い出し部屋にされた。5年後も昇進しても、会社に抑圧され、会社にものも言えないのも不満で、これは日本社会の問題で、市民の声でものを変えようと、会社を辞めて留学した。
それで、コミュニティ・オーガナイジングを学ばれて、ハーバードでマーシャル・ガンツさんに出会い、30年間活動家をされたガンツさん、公民権運動に参加され、草の根の候補者を当選させ、2008年に、それまで投票に行かなかった層を投票させてオバマ氏を生んだ。鎌田さん、ガンツさんを昨年日本に呼び、コミュニティ・オーガナイジング、5つの実践があり、(1)自分の物語を語る、なぜこの活動をするかであり、(2)関係構築、ボランティアに必須、(3)チームを作る、コアとなるチームが必要で、スキルを持つ人が結束、(4)戦略、持っているものを使う、(5)アクション、どうやって多くの人と動くか。
コミュニティ・オーガナイジングでどう社会を変えるか、です。

小出裕章ジャーナル、小出先生のお話。
今週のお話は、川内原発の優先審査決定で、再稼動申請をした原発(10サイト17基)の中で九州の川内が基準に合い、夏に再稼動と言うのですが、川内は九州電力(九電)の2つの原発の一つで(もうひとつは玄海)。鹿児島薩摩川内市にあり、河口にある原発。
84~85年に2基稼動。小出先生はここには行かれて、敷地には入っていない。加圧水型(PWR、関電の使っているもの)で、これが選ばれた理由、いろいろあり、川内は事故を起こした福島(沸騰水型BWR、東電の原発)と型が異なり、規制委も扱いやすく、規制委の委員と九電で、基準地震・津波の合意があった。
湯浅さん、国と電力会社が再稼動を急ぐのは分かるが、自治体、新潟と福井で対応が異なる(新潟は知事が反対)ことを聞かれて、小出先生、鹿児島は伊藤知事、強力に再稼動を要請し、地元の要請も規制委の理由付けにあるのです。
再稼動の理由はもちろんお金で、電源3法+固定資産税etcで原発を押し付けられ、30年で川内のお金(交付金)も減ったが、やはり自治体がお金は欲しいのに落とし込められているのです。それで3号機の新設の申請もしており、安倍総理は再稼動+新規建設+輸出も意図し、川内も再稼動・新規着工をやられる可能性はあるのです。
現地の市民は多分不安で、関電の大飯原発(福井県、一時再稼動)、ほとんどの町民は事故が不安とアンケートに答え、しかし再稼動に賛成が過半数、「不安だがお金のために原発に動いて欲しい、引き裂かれた感情」なのです。
湯浅さん、これに、外から(原発のないところの者が)意見を言えるかであり、小出先生、地元は追い込まれ、これを別の形で救わないといけないと言われました。
川内の審査は簡単には行かず、意見の公募+公聴会もあり一筋縄ではなく、事故を想定しているが、「事故時の避難はほとんどの場合出来ない」。自治体に防災計画が立てられるか、交通渋滞も解消されず、簡単には再稼動には行かないと小出先生は思うが、社会的弱者が取り残され、原発関連死もあり、再稼動の際に、本当に避難出来るのかをきっちり考えるべきなのです。
福島も、震災関連死が直接の死者を上回っているのです。以上、今週の小出先生のお話でした。全文は以下にあります。
http://www.rafjp.org/koidejournal/no65/
4月20日、大阪のロフトプラスワンウエスト(大阪・難波)で、ラジオフォーラムのイベントがあり、徹底討論・大阪で、今西さん、西谷さんに、平松前市長と吉富有治さんが出られます。19時スタート、今ローソンで前売り(1800円)を発売中です。
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/west/22135をご参照ください。
ここで音楽、鎌田さんの選曲、母の好きな曲で、一青窈 ハナミズキです(ライヴの映像がユーチューブにありました、http://www.youtube.com/watch?v=FSqpgH08vOo )。

後半のお話、コミュニティ・オーガナイジングの実践、ストーリー、鎌田さんのお母さんのこと、自分のこと、日本で働く多くの人に関係のあるものであり、鎌田さんの手法にガンツさんのことが活かされ、これは誰でも出来るものであり、ニューヨークでオーガナイザーとして働き、戦略を使い、自分たちの力を使ってコミュニティも作ったが、フレームワーク(枠組み)はやると変わるもので、必要なボランティアを集め、戦略を練り、意思決定、誰が反対かを分析して、そうして動かす。どうやって動かすかのなのです。
ガンツさんはどうやったら動くかを示唆され、みんなでやったことを分かち合い、目に見えるゴールを設定すべきで、鎌田さん、アメリカで出来た成果、変わったことは、一緒に働いた女性、ヒスパニック系のシングルマザー、職もなく、NPOに入り、その後リーダーシップを発揮してオーガナイズする、人を変えるものなのです。力を付けていくものであり、リーダーが率先し、支えられ手が支えるほうになる、そして新しい支え手を作る。
こうして、みんなの持つ力が何倍にもなり、鎌田さん、理論を構築し、どう教えるかであり、教える仕組みを作り、オーガナイズジャパンで教えており、実践して振り返る。プロセスも応援する。対象はNPO、市民運動の方で、社会のために何かしたい人なら誰でもOK。
誰でも活かせるものもあり、これをやると明日から何か出来ることになる。これから頑張れるものであり、リスナーも機会があったら覗いてみるもので、湯浅さんの周りでも何かやりたい人があり、ちょっとしたコツがあり、これを知り、実践すると、相手の受け止め方が変わるのです。これ、鎌田さんのHPを見て、4月からワークショップをやる予定で、オバマ氏もシカゴでオーガナイザーをやっていたのです。オバマ氏のオーガナイザーの経験も、ガンツさんのものと親和性も高く、関心を持って欲しいのです。以上、鎌田さんのお話でした。

最後に、みんなジャーナル、一般社団法人、全国難聴者・中途失聴者団体連合会(http://www.zennancho.or.jp/ )理事長の高岡正さんのお話、高岡さんは人口内耳を使っておられ、聾唖の作曲家とされた佐村河内氏の問題などについてお話がありました。
高岡さん、字幕電話を使われ、携帯・スマホにタブレットを入れて、湯浅さんの声がタブレットに表示され、それで高岡さんが反応されるものです。高岡さんのご苦労をお察しください。
高岡さん、生まれつき難聴で、両耳に人口内耳を使っておられて、佐村河内氏の問題、ゴーストライターの作曲、難聴のものが、難聴者への誤解が世間に広がり、聴覚障害者が誤解され尊厳を傷つけられ、本当は聴こえているのではないかと言われて悔しいのです。
聴こえたり聴こえないという佐村河内氏の反応にネットで批判もあり、難聴は話された環境に影響され、コミュニケーションに障害があり、伝音性難聴と、感音性難聴があり、 加齢性の難聴は感音性で多く、音が聞こえても言葉が分からず、判断が困難で、方言や外国語を聞くようなものであり、地域の環境も関係し、少し離れたら聞き取れず、電話などオフィス、車の行き交ううるさいところでは聞き取れず、聞いても間違いがあり、難聴者はどう聴こえていないか分からず、聞こえるのは感覚であり、言葉で表すのも困難。
聴こえているのではないかということから、日々の生活で苦労され、難聴の母親は赤ちゃんの鳴き声が聴こえず、一晩中起きていないといけない。差別され、聞き間違えで差別され、トラブルも起こる。道で自動車の音が聞こえず、ひやっとすることはしばしば、事故になった人もいるのです。
聴覚検査が唯一のもので、自己申告だから何でも出来ると世間は思うが、聴覚検査は音圧のみであり、言葉の聞き分けは出来ず、音の明瞭度を示すものがいる。ABR検査は高い周波数でやり、これで反応しても言葉の聞き取りが出来るのではない。
難聴者はノイズの中で検査しないと分からないのです。WHOの基準だと、高度難聴のみを障害者手帳の基準にしており、聴力レベルでは4つの基準があり、障害者手帳は重度難聴からで、しかしWHOの基準より日本の基準はえげつなく、多くの難聴者が困っており、高岡さん、この認定の見直しを国に求めているのです。日本もWHOの基準に合わせるべきなのです。国民の理解もいるのです。
佐村河内問題は多くのファンを欺いたが、しかし日本の聴覚障害者がこれで困るようになったらいけないのです。今回、湯浅さんがお話されて、それを通訳する時間があり、今回の放送ではこれを編集したということです。以上、高岡さんのお話でした。

今週は地域づくり、仲間作りのお話であり、これがこれからの日本社会に必要だと湯浅さん言われました。以上、今週のラジオフォーラムでした。

ハナミズキ  一青窈 Live

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