委員2人が異例保留…NHK籾井会長「理事人事」も独断専行

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2014年4月23日 掲載

受信料不払いに拍車/(C)日刊ゲンダイ

22日開かれたNHKの経営委員会で、また籾井勝人会長(71)の“傍若無人”が問題になった。

経営委員会では、24日に任期切れを迎える4人の理事について、2人留任、2人新任の新しい人事案を籾井会長が提案した。しかし、任期切れ直前の提案のうえ、慣例となっていた事前説明はなし。さらに、理事の担務まで変更したため、一部委員が難色を示した。

ところがこうした委員からの指摘に対し、籾井会長は「(提示が直前になったのは)情報漏洩を防ぐため」「理事の選任は経営委員会に同意権があるが、役職の分担は会長の専権」と言い放ったというのだ。

結局、人事案は9人の委員の賛成で認められたものの、2人は賛否を保留。全会一致にならない異例の事態となった。

■“籾井派”を重用

新人事は“籾井カラー”が色濃く表れているという。
「再任されたのは、板野裕爾氏と福井敬氏。板野氏は専務理事に昇格し、番組制作トップの『放送総局長』に就任するだけでなく、安倍首相が是正を指示した『国際放送』も統括します。福井氏は『人事・労務』を統括。新たに理事になる井上樹彦編成局長が経営計画策定の責任者である『経営企画』を統括する。いずれも籾井支持派とみられています」(NHK関係者)

 今回モメたことを受け、経営委員会は籾井会長に対し、今後の人事の提案方法について再検討を申し入れたという。

だが、今年3月、理事全員に辞表を書かせたことが問題になった際、「人事で権限を乱用しない」と言っていたのにこの独断専行。“確信犯”の籾井会長は経営委員会の苦言なんて、どこ吹く風だろう。

上智大教授の碓井広義氏(メディア論)がこう言う。
「本当にこの人は懲りないというか、何も感じていないんですね。<政府が右と言えば右<>という人ですから、公共放送であるNHKの人事だって、トップが思った通りに何でもできると考えているのでしょう。籾井氏が会長である限り、受信料の不払いは増えるばかりですよ」

放送法では「職務の執行の任に堪えないと認めるとき」に会長を罷免することができる。出席委員の過半数、つまり6人の経営委員が賛成すれば罷免だ。遅刻、欠席が目立ち会長決裁が遅れているというし、経営委員に良識があるなら、真剣に考えるべきだ。

 

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