小出先生 ラジオフォーラム2014/4/26のお話(チェルノブイリ28年のこと)&落語は世界を救えるか、笑福亭鶴笑、アフガンを目指す

 永岡です、第68回ラジオフォーラム、今週はジャーナリストの西谷文和さんの司会で放送されました。今日も朝のFMharoと夕方の三角山放送を聞きました。で、岩田、エエぞ!新井良太、エエぞ!トラが勝ったらラジオフォーラムだ!(野球に興味のない人いつもすみません(笑))。
西谷さん、ウクライナ、シリアから帰ってこられたばかりで、シリアが悲惨で、連日1000人以上の難民が国境に押し寄せ、トルコに逃げられても仕事がなく、子供たちは悲惨。アフガン難民キャンプも文字の読み書きの出来ない子供たちもいて、シリア、イラク、アフガンを見て、何とかしてあげたいと西谷さん思うのです。何も出来ないジレンマに陥りながら、西谷さん写真を撮られ、取材されます。
今週のゲストは笑いと平和で、落語家の笑福亭鶴笑(かくしょう)さん、故・6代目笑福亭松鶴(しょかく)さんのお弟子さんで、笑いが世界を平和にする、をテーマにドミニカやカンボジア、ブラジルなどの貧民街で活動されています。鶴笑さん、この番組に出るのが小さい頃からの夢であったそうです、この番組2年前からなのに…(笑)。3年前、お二人でイラクに行かれて、なぜ鶴笑さんイラクで落語をするのか、なのです。
鶴笑さん、落語が世界を救うというもので、松鶴(しょかく)師匠の最後の弟子で、浅草で松鶴さんが出て、涙が出て、この人に会いたいとなり、弟子にしてもらい、当初は断られ、10日通い弟子にしてもらった。その頃、松鶴さん人気で、落語ブームであり、松鶴さん当時も67~68、弟子の関係は2年半、松鶴さんの背中を見て育ったのです。
鶴笑さん、大道芸もされて、大阪と東京が本場、ストリートライヴが落語の元祖で、ガチンコ勝負、ストリートだと面白くないとお金はもらえず、自分を鍛える。イギリスにも行かれて、大道芸のメッカ、ロンドンのコヴェントガーデンでやり、しかもオーディションもあり、これに通り、大道芸、基本は銅像、体を塗って芸をして、大変であり、鶴笑さんは絵が上手で、金・銀を見てやり、オチになる。それで仲良くなり、どんどん進んだ。
その後、英語落語も草分けで、かっこよく、さらに韓国語も出来て、マルチリンガル(笑)。
世界に旅立ち、人のためになろうと、国境なき芸能団を作り、ドミニカ、ブラジル、カンボジアも行かれて、昔日本が貧乏なときに移民され、夢の国と言われていたのに大変で、しかしこちらで日本人は尊敬され、日本の農業は尊敬され、日本人の苦労は報われ、現地の人のために行った。
ブラジルで、ストリートチルドレンのために働き、路上で絵も描いてもらい、ブラジルのスラムの子に、町に連れてきて、絵を描いてもらい、亡くなった兄のための絵を描いてもらい、それが期に、現地を元気付けているのです。
で、西谷さんに鶴笑さん電話して、イラク、アフガンに行きたいといい、危険な場所で、戦争中、そこで何か出来ないかと、2010年12月、鶴笑さんと西谷さん、イラク、アフガンへ行ったのです。

小出裕章ジャーナル、今週の小出先生のお話はチェルノブイリの今です。事故から28年で、小出先生はチェルノブイリも何度か行き、原発の敷地には入っていない、あまり熱心に通わず、ウクライナに行かれた西谷さんの方が詳しいと言われました。
ウクライナのキエフにチェルノブイリ博物館もあり、1階受付に日本語で福島とともに、とあり、西谷さん感動され、この事故で廃村・居住不可能になった村(大きい村で50戸以上)が何百あり、それが展示されていたと西谷さん言われました。
チェルノブイリは4号機の爆発が2回あり、小出先生も本当に正確なことは分からないが、チェルノブイリは細いパイプ何千本に核燃料があり、出力暴走でパイプが壊れて原子炉が爆発し(急激な蒸気の爆発)、爆発の回数を数えるのは諸説あるが、最初は核暴走、小型の原爆みたいになり、水素の発生・燃焼もあり、何度も爆発したのです。
事故後、ソ連政府は4号機の地下にトンネルを掘り、鉄板を敷いて核燃料と地下水との接触を絶ったが、作業員はマスクなしでやってものすごく被曝し、これは福島でも必要かについて、小出先生、チェルノブイリはソ連型の特殊な原子炉で、福島と単純に比較できず、チェルノブイリも核燃料が融け落ちて地下に落ちて、大きな空間がありプールの水に接触すると爆発するので水を抜き、炉心と地下水との接触を避けるために労働者が猛烈な被曝しながらトンネルを掘り、何とか炉心を冷却することが出来て、融けた炉心が象の足(溶岩の固まったようなもの)と言われるものになったが、福島ではこのようなことは出来ず、大量の被曝をしながらの作業はおそらく意味もなかったのです。
チェルノブイリは紙一重ならぬ鉄板ひとつで助かり、水を抜いて液体窒素(マイナス180度)で炉心を冷やし、これを流し込んで冷やす難しいことをやったのです。
そういう英雄的な作業をした人の中で、当日の夜勤の人、3号炉を止めた人を被曝したのに当時のソ連は犯罪者として10年ぶちこんだが、事故=現場の作業員が悪いとするのはソ連も日本も同じ(JCO然り)、しかし現場の作業員は悪くない、そんな工場を作り、認可した人の犯罪で、現場の作業員は危険を負わされて犠牲になったのです。
博物館の奥に作業員(リクビダートル)30万人中4000人の写真が飾られ(亡くなった人に放射能マークあり)、しかしこういう英雄的な人にスポットは当たらず、歴史では忘れられた人があり、歴史は権力の側のものが記録され、本当に虐げられた人の歴史は忘れられ、それを記録しないといけないのです。そのためにラジオフォーラムはがんばるのです。以上、今週の小出先生のお話でした。やり取り全文は以下にあります。
http://www.rafjp.org/koidejournal/no68/
ここで音楽、鶴笑さんがイラクで毛布を支援し、寒いので子供たちが喜び、落語と毛布を配ったオッサンをイラクの子供たちは一生覚えているのです。それで、松任谷由美の、やさしさに包まれたなら(ライヴ映像はhttp://www.youtube.com/watch?v=lQPLtAvR2BQ )、です。

後半の鶴笑さんのお話、アフガンを目指したことで、鶴笑さん8月にカブールに行かれますが、3年前にイラクへ行かれて、西谷さん他4人で行き、スレイマニアの難民キャンプに行き、難民のボスが何のために来たとなり、そこは立ち退きを迫られ、追い込まれており、鶴笑さんが着物を着ていたので、兄ちゃん入れとなった。笑いは心を開く、笑いは共通語。
翌日難民キャンプでアラビア語にて落語をして、その時の模様が放送されました。子供たちが、皿回しを見て喜び、実は皿に穴を開けていたので誰でも回る(笑)。そして、パペット落語、大人も喜び、その後、ハラブジャに行き、毒ガスで5000人も一瞬で殺され、トータル30万殺された。フセインがクルド人を虐殺した、ハラブジャはイラクの広島。
そこで生き残った子供たちの前で、クルド語で落語をして、子供たちに受けて、鶴笑さんが出ただけで受けて、笑う大人に子供は安心する。親が毒ガスで殺された子供たちもあり、毒ガスも大量破壊兵器で、サリンも使われ、生き残った人も障害・後遺症が残る。
チームお笑い国際便、西谷さんと鶴笑さん他、アフガンの難民キャンプを回り、ここにはタリバンもいて、そこに笑ってもらう。アフガンはイラクより貧しく、6人に1人が1歳までで死ぬ。学校がなく、文字の読み書き、計算の出来ない子どもが多い(地雷が分からない)。そういう子供たちに笑いと支援物資を届けたく、その背景は、子供たちの笑顔が見たくて、イラクでも子供たちはまた来てくれという、それが見たい。
アフガンは孤児が多く、そこでもやる。子どもたちは笑って育つべきで、病院に劣化ウラン弾の障害のある子もいる。子供たちは笑ってくれて、鶴笑さん頑張るのです。毛布、食料も足りず、しかし忘れられるのが問題。9・11以降、アフガンと言われたが、今は12年たち忘れられ、ジャーナリストもアフガンにおらず、戦争が長引き状況は悪くなっている。
しかし、タリバンを笑わせたら、戦争は止めようとなるのです。
チームお笑い国際便、募金も集めており、天満天神繁盛亭で6月6日にやるのです(前売り2000円)。
支援物資を持っていくために、00980-3-273981の郵便振替にチームお笑い国際便へ振り込んで欲しいのです。
チーム国際お笑い便は、鶴笑さんのブログにも載っています。
http://kakushow.exblog.jp/19614297/

そして、みんなジャーナル、今日は緊急の、西谷さんによる、最新のウクライナ情勢の報告がありました。
3月に西谷さんキエフに行かれて、その報告。ウクライナの政変、2013年10月にキエフの独立広場で民衆が、ヤヌコビッチ大統領の退陣を求めて、武器なしの集会でそれが大きくなり、独裁政権を脅かし、ヤヌコビッチが大統領選挙を前倒しにすると約束したが、ヤヌコビッチはプーチンの部下で癒着しており、民衆はウクライナのEU加盟を求め、ヤヌコビッチが選挙に勝てず、プーチンは危機感を抱き、ウクライナ全体がEUに取り込まれる前に、キエフの集会にネオナチをKGB経由で入れたと西谷さん思われるのです。
民衆はヤヌコビッチに反対し、選挙したら民衆が勝つのに、去年2月にデモ隊が暴力に出て治安警察と衝突し、死者が80~120人も出て、極右の指導でヤヌコビッチが武力により退陣。ロシアでは極右・ネオナチのために退陣というが、世界はヤヌコビッチ退陣はネオナチのためとに批判をして、ウクライナ東部にネオナチが来る恐怖があり、クリミア半島やウクライナ東部がロシアに入ろうとなり、ロシア・プーチンは軍隊を出してロシアに入れたが、極右・武装集団がなかったらウクライナはEUに行った。つまり、プーチンの仕掛けであったのです。
つまり、ウクライナにロシアは天然ガスを供給し、安い値段であり、それはクリミア半島のロシアの海軍の基地のためであり(基地のレンタル代替わりにガスを安くした)、しかしクリミア半島をロシアが奪ったら安くガスを出す必要はなくなりガスの値段が上がり4月から倍、ロシアのガス会社は大もうけ。
西側も、IMFが入り、援助と引き換えにグローバル化、公務員を首にしてもっと儲けようとしている。つまり、アメリカもロシアもウクライナ政変で得をしている。アメリカも、こうなると予想して、ロシアもやり、KGBもCIAも先手を打ってやり(彼らの得意な手段)、アメリカもロシアを悪者にして、ウクライナの西側を自分のものにしようとした。天然ガスが高くなると、アメリカもシェールガスを持っているので、儲かる。この政変でエネルギー価格を高くする意図があると西谷さん言われました。
ウクライナ情勢は分かりにくいが、それに拍車をかけるのがこの国の歴史で、ウクライナはソ連に組み込まれ、91年独立、しかし豊かな土地で農業も、石炭も鉄鉱石もたくさんあり、歴史的にはタタール、オスマントルコなどに侵略され、最後はソ連に組み込まれ、民族問題で揺れて、ポーランドから逃げたユダヤ人がウクライナに逃げて、商売に長けており、それをウクライナの人(農民)が怒り、もちろんユダヤ排斥はよくないが、一部の過激な人が革命の後ろにあったのです。
日本でも在特会は革命を起こせないが、ロシアでもそういう立場の人を利用している。ロシアでは、プーチンの引き分けに持ち込むもの(ウクライナ東側とクリミアを取った)があったと西谷さん言われました。ちなみに、西谷さんの見解は、新聞うずみ火の最新号にも載っています。 http://uzumibi.no-blog.jp/diary/

今日は笑いと平和のことであり、アフガンに行かないといけないと鶴笑さん言われ、各地で活躍しており、広島でも平和資料記念館でやる(5月17日、パペット落語)。広島とアフガンを結び付けたいのです。笑いは平和へのパスポートと鶴笑さん言われるのです。以上、今週のラジオフォーラムでした。

松任谷由実 YUMI MATSUTOYA – やさしさに包まれたなら

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