ネットワーク1・17 原発事故でどう避難するか、関西広域連合が公表したガイドラインについて(2014/4/28)

永岡です、第913回ネットワーク1・17、今週も千葉猛さんの司会で放送されました。

今週のテーマは原発事故で、福井にある15基の原発が事故を起こしたら、どう避難するか、福井だけでなく、滋賀、京都も避難区域になり、福井の30km圏内(緊急時防護措置区域、UPZ)に実に52万人がいて、避難できるのか、今回は避難ガイドラインを作成した関西広域連合の担当の方のお話がありました。

これ、UPZは福井と京都ですが、避難先は大阪・兵庫も入ります。千葉さんもこのことをご存じなかったそうです。詳細は以下のPDFファイルを見てください。

http://www.kouiki-kansai.jp/data_upload/1395914742.pdf

http://www.kouiki-kansai.jp/data_upload/1395914955.pdf

戸倉さんのお話で、ガイドラインを作った目的は、避難計画を作らないといけないので、避難もとの福井、京都から調整の依頼を受け、避難する人は、前述のように52万、福井の一部が東に避難し、25万が関西広域で避難するのです。

自治会ごとに避難ルートが決められており、舞鶴→神戸、淡路などのものが決まっており、去年の夏までに、どこの市がどこに避難するかを決めて、避難元、避難先他が協議して、結果をまとめたもので、しかし、このガイドラインどおりに出来るか?リスナーより、福井から本当に50万人避難できるのかとあり、戸倉さん、50万は全体の人数で、福井→兵庫に7万人、4つの公共団体の人が避難し、京都・兵庫で受け入れるので、1市町ではそれほど多くなく、何とかできるのです。

避難の手段、5km圏内は放射能放出以前に逃げて、その際は自家用車に頼らざるを得ず、その外はバスを手配して、それで逃げる2本立てを想定しているのです。しかし、5km圏外の人も自動車で逃げたら大渋滞も想定され、戸倉さん、今年度の避難時間シミュレーションをして、広域シミュレーションをして、しかし今は渋滞を防ぐ手段なし。自家用車の場合は乗りあわせをしてもらい、台数を減らし、それ以外はバスでの啓発を図るのです。

さらに、地震での道路の破壊、冬の雪の対策は、別のルートも想定し、代替ルートの確保も想定しているのです。

そもそも、バスで順序良く避難すると言っても、バスの台数確保については、関西広域連合で確保がいり、避難先は郡部でバスが少なく、バス協会と連携し、広範囲からバスを確保するようにするのです。広いところからバスを集めるもので、ドライバーも要るものであり、民間のドライバーには被曝限度もあり、一般人と同じで、バス会社のみで対応できるかの問題もある。その際、自衛隊、警察の協力を得られるように、国と協議をしているのです。

避難先のマッチングは、当該地域の人は知らず、これは避難もとの首長に周知してもらい、地元で避難計画を作り、広報するものです。

避難先に学校などあり、こちらの理解は、1年の調整で、受け入れ側から理解も得て、しかし受け入れ先は600~700あり全部の理解は得られていないのです。千葉さんも避難先の町におられてご存じなく、戸倉さん、受け入れ先の準備もいると言うのです。

また、兵庫県が原発事故時の放射能拡散のシミュレーションをして、30kmどころか150km先の淡路もヨウ素剤がいるといっており、この点、戸倉さん、広域避難の受け入れは大丈夫であるが、甲状腺のためヨウ素剤もいり、甲状腺のことで、受け入れ不可能の判断はない。国が原子力災害対策指針を持ち、そこで決めてもらわないとダメとのことなのです。以上、戸倉さんのお話でした。

 

ニュースは河本光正さんの担当でした。

アメリカとフィリピンの両政府は、アメリカ軍がフィリピンを拠点とする協定に同意です。20年ぶりのアメリカ軍の再開で、核兵器はダメ、オバマ氏、アキノ氏と会見し、フィリピンの防衛能力の向上を目指し、菅長官、オバマ政権のアジア政策を歓迎するとしています。中国への牽制への期待ですが、これで中国の反発もあり、またフィリピンの憲法では外国の軍隊の駐留を禁止しており、アメリカ軍は常駐ではなく臨時というのです。

政府の主権回復の日から1年、沖縄は辺野古移設を屈辱との声明を出しています。名護市長選で稲嶺氏が勝ったのに政府は無視していると批判しています。沖縄は72年までアメリカの支配下になったからです。

福島の避難世帯で、半分が家族は2箇所以上に分かれて避難しています。2万世帯が回答し、48.9%は家族が2箇所以上に分かれ、事故まで大家族であったのに、仮設も小さく分散され、心身の不調を訴える人も67%になります。

台湾の馬総統、原発の建設を、住民投票で理解が得られるまで凍結としました。日本の輸出(日の丸原発)へ国民の反対も大きく、昨日も5万人の反対デモが起きているのです。しかし馬政権は原発を止める方向ではないのです。

マンションの立体駐車場、2007~今年までの事故は207件、10人死亡、16人重症で、子供の事故も3件あります。国交省は操作に慣れていない住民によるものと言っています。

 

リスナーのメールもあり、叔父・伯母が京都市京丹後にいて、福島事故後避難訓練があり、しかし身障者を抱えて避難生活が不安との声がありました。障碍者、高齢者の避難の問題もあるのです。また、原発事故なら、我先に避難になるので、よほど訓練しないとダメで、結局原発に頼らないのしか解決の方法はないとの声もありました。計画通りの避難も難しく、びわ湖がやられたら大阪・兵庫もアウトです。

アメリカでは原発を動かす条件は避難先の確保なのに、日本はそうではなく、再稼動も避難のことは条件に入っていないのです。以上、今週のネットワーク1・17でした。
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コメント:憲法で保障される健康で文化的な生活の出来ない、何故そんなに危険な原発を動かすのか?

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