報道するラジオ2014/5/30 大飯原発差し止め判決&集団的自衛権集中審議

 永岡です、報道するラジオ、今週も水野晶子さんの司会、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの案内で放送されました。

集団的自衛権、安倍総理の言うことを読み解くものなのです。

前半は集団的自衛権の国会での集中審議について報告がありました。平野さん、これは日本が攻撃されていなくても、他国の戦争に加担するものです=血が流れる。日本国民の血が流れるものなのです。

しかし、国会審議で専門用語が飛び交い、その模様です。安倍総理は閣議決定を求めているのです。

民主党の福山氏、民間人を輸送艦に乗せることはないと指摘し、集団的自衛権を無理強いしていると指摘し、安倍氏、ちゃんと答えず、平野さん、機雷の除去=敵国となると指摘され、臨検も武力制圧を意味して、その時点で戦闘行為になる、でないと武力なしで臨検はできないと言われました。

平野さん、安倍氏の言うものはちょっと待ってくれ、それが武力行使だと言われました。また、情緒的な話(パネルでの記者会見)を福山氏が指摘し、平野さん、アメリカが攻撃される=日本どころの話でなく、安倍氏の言うことはありえない+日本人が乗っていなくても自衛隊が米艦船を守ると安倍氏いい、リスナーより、日本人がいなくても守ると言うことに疑問があり、平野さん、拡大解釈、安倍氏は自衛隊を海外で行動させるための理由をつけていると批判されました。

さらに、民主党の岡田氏の質問、公海での戦闘を問い、集団的自衛権=武力行使参加と指摘し、安倍氏の答弁は湾岸戦争のようなことはないと言っています。イラク戦争で大量破壊兵器ありと自衛隊を出して、あれは間違い、検証なしと岡田氏問い、安倍氏、イラクが大量破壊兵器のないことを証明しなかったというのです(ヲイヲイ…)。

これを平野さん、この期に及んでイラク戦争を正当化する安倍氏に疑問を示し、イギリスではブレア氏が退陣、イギリスも400人亡くなり、歴史の検証を経た論議をせよ、安倍氏は今でもイラク戦争は正しかったと言っており、岡田氏は怒っているのです。安倍氏、質問に答えていないのです。

日本が戦争に参加する、血が流れる可能性について、質問もあったのに、安倍氏納得できる答えはなく、平野さん、イラクに復興支援で参加した佐藤氏、何もできなかったと言って武力行使をしてくれと言っているが、自衛隊の行くところは戦闘地域であったとばらしており、間一髪、下手したら戦争になり、自衛隊の血が流れた可能性もあった、それを検証せず、自衛のために何をやっても良いというのはおかしいと言われました。

水野さん、いろいろなリスクを検証すべきと言われて、しかし与党内で話し合いをしているのはおかしいと平野さん言われて、憲法改正関係を与党だけでやっていいわけではない、何年もかけて、戦後の日本の根幹の変わることをこんなに急いでやるべきではないと言われました。しかし、安倍氏は自衛隊法の改正を画策しているのです。

リスナーより、集団的自衛権を行使しないのは日本だけというが、9条も日本だけという声がありました。

来週、また集団的自衛権を集中してやるそうです。

 

後半の特集は大飯差し止め判決で、この判決文の内容、地元の反応、大阪市内の声を取り上げます。

福島事故後、各地で原発の安全性を問う裁判が続き、福井地裁が再稼動NOを命じました。

注目点は多く、今回4つを読み解きます。

(1)まず、福島事故をどう見るかで、判決で、15万人も避難させられ、60人が亡くなったと指摘し、平野さん、高市氏、原発事故で死んだ人はいないといって福島県民から批判されたと指摘され、自殺者、高齢者の衰弱死etcを入れたらもっと多く死んでいる。この数字は少なく見えるが、原発事故で人命が失われたと指摘されていました。

続いて、250kmの範囲、原子力委員会が、この範囲の避難勧告を想定した程度で、チェルノブイリも同じ、大飯からの同心円で、東は関東の山梨まで及ぶ。近畿は全域、広島まで入るもので、しかし福島では20km圏のみ避難であり、しかし飯舘村は40kmで汚染、避難区域で、放射能の健康被害に楽観的な見方をするなと判決は言っている=楽観視するな、であり、また避難もすぐに出来ない、バスも来ない、道は混んで寸断…なのです。

事故時、菅総理、東京都もアカンと(250km圏)の避難を想定したからで、大飯から250kmは近畿全域、大阪は100km!奈良も100km、京都は60km(びわ湖も)、飲み水アウトなのです。岡山、鳥取、島根もアウト。徳島、香川もアウト。

水野さん、大阪の町で市民に聞かれて、250km圏内の地図を見せて聞かれて、市民は大飯は遠いと思っていたが、実に近く、こんなところに作ったのは間違いとの声もあり、釣りに行くと遠く感じるが、近いのに驚かれた方もありました。しかも原発はこれ1基ではなく、怖いとの声もありました。稼動時の対策がなく、この判決に納得した人もあり、またチェルノブイリと違うとの声もありました。

(2)さらに、人格権もあり、命、生活を重く置き、電気を生み出す手段の一つの原発は人格権の下としており、憲法上容認できないと判決は語っているのです。だから差し止めなのです。平野さん、最優先は人の生活、経済ではない、命は原発より上という、哲学的な論旨だと言われて、さらに、平野さん追加され、原発事故は戦争と自然災害以外で人命を最も大きく破壊するもので、原発事故のすさまじさを大きくとらえたもので、戦争・自然災害以外にこんな大きな災害はないといい、これに反論できる技術者はいないと言われました。

リスナーより、この人権最優先に感動したとあり、素朴でシンプルなので、伝わるのです。

他方、大飯の地元は複雑な気持ちもあり、母として安全はいるが、経済のため原発はいるとの声もあり、また家族が電力会社で、生活がかかっており、福島の大変なことは分かるが、原発に動いて欲しい、若い人は原発の世話になり、民宿も原発に頼っている。生活が成り立たないという声もありました。

危ないのはわかっているが、都会のために電気を送っている、どうする、核燃料は止めてもここにあり危険だという声もありました。命は(お金がないと)守られないものであり、平野さん、これは政治の問題で、これは福島の人も事故前は同じことを言っていた(食べるために原発はいる)ことを考えないといけないと言われました。

使用済み核燃料の問題もあるのです。

(3)そして、原発が地震にどこまで耐えられるか、1620ガルで原発は壊れ、それを1度も予知できず、日本最大(岩手内陸)の4200ガルの地震が来ないわけではないと判決は指摘し、平野さん、基準地震動は700ガルで、最大のリスクを見積もるべきで、安全のためには最大のリスクを考えるのは妥当と言われました。4200ガルの地震が来ないといえず、規制委も700ガルではダメで、800というが、それすら危ういと司法は指摘し、万一のための対策は不十分だと明快に言っているのです。

関電は、大飯の敷地に活断層はないと言っており、しかし、判決は、中越沖地震で、柏崎刈羽に1699ガル揺れたわけであり、あの時は間一髪、泉田知事は安全を求めて再稼動できず、この事例は大きい。活断層の上でなくても激しい揺れがあると言うのです。

(4)最後に、関電の主張に関して、関電はコストを下げるというが、しかし原発事故は多数の生存の権利に関わり、電気代と同じ論議は許されないとしているのです。平野さん、根源的な記述で、科学と人の命を問いかけていると言われました。電気が足りないから原発というのは認めなかったわけです。

リスナーより、常識的な判決で、こんな常識が通じなかったことへの疑問もあり、平野さん、これは司法が避けてきたもので、大阪地裁も逃げており、しかし今回は真正面から問い、原発がなくても、貿易赤字が出ても、国民の生活のほうが国富と言うのです。

環境も、CO2削減のためというが、福島の事故は日本最大の環境汚染で、CO2は根拠にならないといいます。

そして、最後に大飯の地元の声、原発は危険だから安全にやってくれ、とありました。最高裁で関電が勝つという声もありました。「原発は危険だと分かっている、地元は殺され、都会は生き延びる」という声がありました。

 

ニュースは千葉猛さんの担当でした。

北朝鮮の拉致交渉、北朝鮮は全ての日本人の調査を開始し、被害者の家族、結果のでていない中での制裁解除に疑問もあり、閣僚からも疑問があり、菅長官、調査は1年を超えない、解除しても、元に戻す可能性もあると言うのです。

政府は拉致被害者の家族に、全力を挙げて取り組むと言うのです。

スウェーデンでの協議で、ソン大使、朝鮮総連の本部の売却問題も含まれていると言っています。在日朝鮮人の地位に、真摯に日本が協議すると言うのです。朝鮮学校が無償化されなかったことも問題視されています。日本と北の認識も食い違っています。

川内原発、九電を相手に差し止めの仮処分が提起されました。22の都府県の裁判も鹿児島地裁で争われ、再稼動の第1号のため仮処分の対象のためです。原告は、九電は原発を止めてクリーンエネルギーをやれといいます。全国で5回、基準動を上回る地震があり、大飯の差し止め判決を踏まえて提起されています。大飯の結果は各地に影響しています。

安倍総理、シンガポールに行き、防衛・軍関係の会議に日本の総理が出るのは初めてで、中国を念頭に法の支配の重要性と、海外への自衛隊派兵もアピールするもようです。

内閣人事局が一括して行われ、女性幹部の登用も推進し、縦割り人事を排するものの、官邸に気を使う官僚が増えるとも言われています。

 

大飯差し止めで、リスナーの感想が殺到し、格調高い判決で、各方面のリアクション、規制委は審査と別と言っています。関電は控訴し、政府は再稼動の方針は変わらないと言っています。政治は判決を無視し、平野さん、この判決は情緒的ではなく、数字を挙げて実証的で、これが起きない保証はないというのに、どう反論するのかと言われました。リスナーより、地元の反応を驚く声もありました。

このように、大飯差し止め判決が出ても、政治は無視しています。この内容、例により、いくらでも無断で拡散してください。この判決に我々も続き、全世界から原発をなくしましょう。以上、今週の報道するラジオでした。

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