その前に、何とナベツネ氏が、東京地裁に来たのです。これは清武氏の読売告発の会見があり、読売は清武氏を解雇、提訴になり、あれから2年半、ナベツネvs清武の闘いが法廷であったというのです。読売・ナベツネ氏は1億円請求し、ナベツネ氏、清武氏を強烈に批判し、2011年、清武氏が反旗を翻し、ナベツネ氏を批判しました(何か今某地域政党のやっている内ゲバに似ているな(笑))。
野球評論家の金村義明さん、これは内部闘争で、外部に出すものではなく、選手たちは勘弁してくれであり、ナベツネ氏が元気だ、まだ元気の中と言われました。評論家の宮崎哲弥さん、裁判中で、読売の夕刊の報道で、シンガポールでは民事不全手続きがあり、これで清武氏のデータを差し押さえて、これがナベツネ氏の主張のバックグラウンドで、大変な裁判闘争だと言われました。
リアル、仕事をしながら介護する人は全国で290万人いて、10年後には国民の3人に1人が高齢者になる社会の、在宅介護のことです。
家族に介護の必要な場合、特養でサービスしてもらうのが86万人、在宅は363万人と圧倒的で、在宅介護の担い手は仕事を持つと、どうなるのかが報じられました。
大阪でお好み焼きやさんをする山本さん(60歳)、店を切り盛りして、89歳の母親の介護をしています。同居しているのは山本さんのみで、近所の助けも借りて介護しています。
要介護4の認定の母親、認知症で、幻覚もある模様です。幻覚を追いかけて外に出ることもあり、常に目は話せず、ヘルパーの介護も困難。主治医は週に1度往診し、介護施設に入るよりは安いですが、介護に月に6万円かかり、店の営業時間を削れず、一人で介護されています。山本さん、お店をしながら母親のことが気になり、はらはらする状態です。24時間気の抜けない日々が5年間続いています。夜は、外出防止の鍵がいります。
国は、施設よりも在宅介護を増やし、財政悪化のためです。しかし、介護のために仕事を辞めた人は48万人、会社務めの人は、介護も大変です。
ある企業は、介護のための時間を取れるようにしています。そこに務める小島さん、朝5時に始まり、姑のタツさん(95歳)、要介護4で、デイサービスの迎えが来る8時半まで外へ出歩くこともあり、小島さん、短時間勤務制度で、出勤を1時間遅らせ、タツさんを見守っているのです。
出勤を遅らせて、デイサービスの人に、細かいところまで伝えられます。この制度で、退職せずに済んでいます。
会社の所長は、この制度を薦め、今後もがんばって欲しいといいます。小島さんの姿を見て、同僚の方も介護を理解しているのです。
しかし、勤務時間の短縮が法律で認められているのは93日のみ、大半の企業ではこうは行かないのです。
超高齢化の中、介護がいつまで続くのか、介護の終わり=死、これは悲しいのです。
介護は将来必ず来るもので、金村さん心痛く、自分もそうなり、人数も大変、政治家はこれを改善しないと、介護する人が共倒れと言われました。
働きながら介護する制度、合わせて93日しか使えず、宮崎さん、官僚の考えたことは根拠があっても、1年で93日では不足、介護は365日で、介護休業は1日休む、短時間勤務を含めても限界があり、柔軟に対応すべき、介護で仕事を辞めた働き盛りの人もあり、蓄えがあればいいが、年金制度も不安で、今の介護、財政的に不安で、社会保障を抑制するのは、国の制度として成り立たず、施設介護を増やす、グループホームも、痴呆の症状を抑えることもあり、もう少し体系的に手直しがいり、これでは不合理と言われました。
以上、今週のリアルでした。