永岡です、報道するラジオ、今週も水野晶子さんの司会、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの案内で放送されました。
今日も集団的自衛権で、上田崇順さんの報告があり、国連の安保に参加するようと自民が提案し、国連決議での多国籍軍による制裁で、これは過去禁止され、安倍氏は集団安保の解釈には合わないと否定していたのに、自衛隊が機雷除去の際、活動停止があるのかと安倍総理いい、自民はこういう例で集団安保を求め、自民の提案が認められると、海外での武力行使が際限なく認められるのです。
平野さん、集団的自衛権と集団安保は、日本のシーレーン、ホルムズ海峡をイランが封鎖したら、日本の安保に問題となるので3つの条件になる、自衛権の行使というのがこれの根拠なのですが、国連決議による他国への制裁=攻撃であり、自衛ではなく安保で性格の違うものを、安倍氏の意向で違うものを持ち出し、公明も驚いている、党内の反発もあり、目的は海外の武力行使で、9条で禁止された武力行使=これを認めると9条否定と言われました。
公明は、上田さんの報告によると、否定・反対なのです。
国会で、慰安婦問題、河野談話に関して、政府は検証結果を報告し、韓国と相談して談話を制作したというのです。強制連行を認める韓国の意向を入れて、慰安婦の募集も韓国は軍の強制と求めて、この結果になり、裏づけ調査なしと言うのですが、菅長官は見直しをしないとしています。
福島事故での中韓貯蔵施設について、石原氏への問責は自公の反対により否決です。参院の7つの会派が提出したものの、否決。石原氏、閣僚としての資質に欠けるとして、福島の議員は欠席です。
186国会は今日閉幕で、81本の法案のうち、79本成立、97%の高成立、参院での与党勝利で、安倍内閣が高い支持で、野党の足並みがそろわなかったのです。
東京報道の帯刀(たてわき)さん、自公協議について、サッカーは日本vsギリシャ、しかし自公の協議も熱戦で、集団的自衛権、自民は集団安保のことを出して、国連決議での機雷除去は、国際法上は武力行使になるのに、安倍氏は自衛隊は戦闘をしないといって矛盾し、高村氏、国際法上の武力行使に当たるが、積極的な攻撃ではなく戦闘にならないと屁理屈をいい、公明は猛反発、1.5時間の協議で、集団安保に1時間費やし、高村氏のたたき台、これを議論するはずが30分しか議論できず、公明はたたき台の国民の生命の危機の「恐れ」の拡大解釈に難色を示していたのに、その議論すら今日は行われず、公明の北側氏、一切ダメといわない、自民に歩み寄っていたのに、今日の提案で新たな対立が出来て、与党協議が遅れたのです。
また、閣議決定の概要が公明に示され、A4で5枚、集団的自衛権がでてきて、最後に1箇所のみ国際法上は根拠となるとなっており、安倍氏が集団的自衛権にこだわっても、これには姑息な手段と帯刀さん言われました。
今後は、安倍氏、来月外遊で、政府はそれまでに閣議決定したく、しかし公明は自衛のことについて議論しており、集団安保は取り合わず、しかし、限定的な行使は公明は歩み寄り、閣議決定に向かっているのです。以上、帯刀さんの報告でした。
国会審議が終わり、民主党衆院の柚木(ゆのき)道義氏がスタジオで、国会のことについて語りました。
東京で国会閉幕、終わって石原氏の問責を終えて柚木氏大阪へ来ました。与党の数で否決されたのです。
今回の国会、生活の変わるものがあるのに、集団的自衛権に捉われて、集団的自衛権、民主党がどうするのかについて、これと秘密保護法、介護、決める政治を国民が望んでやったのかと検証すべきと柚木氏いい、集団的自衛権、与党で突然の話で、与党のみで国会なしでやってしまい、これについて問題と、国会の自殺で、民主は2時間議論して、2つポイントがあり、自衛力の強化は集団的自衛権でないとだめなのか、個別的自衛権や警察で出来るとしており、各ケース+自衛権の再定義、日本はほかの国のしない言い方をして、これが妥当なのかを議論するのです。
しかし、今から議論では遅いと水野さん指摘され、さらに民主はバラバラで、平野さん、国の根幹に関わるもので、民主が統一見解を出さないのはおかしいといわれ、民主の亀裂が深刻で、前原氏は同調し、これをどうするのかと問われ、柚木氏、とりまとめを前原氏も入れて、意見を火曜に確認すると言うのです。
また、これだけの戦争になるものを、国民も関与できないのはおかしく、柚木氏の弟も自衛官で、内閣で運用が変わるのはおかしく、これを国民の声を聞けというのです。
秘密保護法、去年暮れに成立し、運用をチェックする機関を設置するのですが、情報提供は政府が国会に求めるもので、政府は安保だからと隠せるものであり、柚木氏、民主党+維新+結いで対案を出し、安保ならと政府が拒む際に、国民の監視が要り、シビアな議論が要るのに、なぜ出せないか政府は言わず、国会に情報を出す対案を出して否決され、これが可決されたら議論できたのに、歯止めにならなかったというのです。
さらに、違法な秘密があるとして内部告発をした人を守るシステムもなく、逆に罪に問い、政府が国会議員より権力を持つもので、柚木氏らも逮捕される可能性があり、委員会、与党が多いとダメであり、アメリカでは野党議員が入ることをする、情報をドイツは戦争の反省でしていて、それがいるというのです。採決まで7時間なのです。
地方行政法、教育が政治から独立する、戦前の軍国教育の反省なのに、政治の首長の意向が教育に反映されるものです。
さらに、残業代ゼロ法案、年収1000万ではなく、600万でないと労働者の1割にならず、安倍氏も変動するといい、田村大臣、自分の間は下げないが、次は知らんというのです。国会で議論しなくても運用で変えられる+日本では過労死、パワハラ最悪で、みんな断れず、こうしてみんな過労死し、過労死防止法案を出したのにこれで、平野さんブラック企業が増えると言われて、柚木氏、ファーストフードが過酷な環境で人が集まらなくなるものが増えるというのです。
さらに年金、100年安心が、5年に1回チェックするのに、調べたら、基礎年金は6.4万→30年で4万に減り、柚木氏、貧困者激増=生活保護激増で、100年安心決壊検証で、リアリアティがあるのは破滅的なシナリオのみで、バブルの際のシナリオはあり得ず、株価維持リスク運用を、国民にリスクを負わせるもので、大臣は私財で補填できない。基礎年金もさらに減る可能性もあり、こうなる理由は、検証が甘い設定でやったため+労基法改正、官民格差、公務員は安全に運用するが、残業代ゼロも公務員は対象外で、それはおかしいと柚木氏安倍氏に追及したのに、答えられず。
年金も75歳開始も言われ、しかし87歳にならないと元が取れないのです。平均寿命を越えている+働き先はなく、消費税も上げられ、大企業は減税、国民の増税はおかしい、国民の痛みを感じないのです。
企業は法人税下げで、中国・韓国並みには5兆円いり、それを中小企業増税+消費税でやるわけであり、法人減税のため、社会保障が削られ、法人減税は3割しか対象にならず、社会保障を優遇したほうが雇用にもいいのです。内部留保も、ちゃんとするならともかく、大企業優遇で、社会保障は切られ、大企業も企業のみ、働く人にはプラスにならない。
働く人を置き去りで、産業会議に、働く人は誰も入らず、企業は儲かり、庶民はひどくなるのが税も、社会保障のなのです。
平野さん、民主党が消費税を上げさせたといわれ、柚木氏、民主党は損切りさせられたといい、バカにしているといいます。中小企業増税=倒産激増。
安倍氏は経団連からの政治献金も再会し、派遣法も悪くなり、安倍氏はもらえるものはもらうといい、柚木氏、国民目線でないと言ったのです。
しかし、政治献金再開、財界喜ぶ政策のオンパレードで、アメリカは残業代ゼロで長時間労働になり、今は見直しをしている。日本の派遣は、同一労働同一賃金を無視して、労働規制緩和のみ。過労死も増えるのです。中小企業倒産、過労死、派遣改善なし、医療介護も成立させられ、自己負担1割→2割、介護も改悪で、サービスを受けられず、待機高齢者は52万人、家族介護で毎年3万人女性が辞めていて、特養を増やすなら、サービスを増やすべきであり、訪問医療もカットで、消費税を上げて、これではやりきれないと柚木氏言うのです。
平野さん、要介護の度合いが増えて負担が増えると指摘され、目先のカットで、結局国の出すお金は増えるのです。
生活保護が増えるのは年金の貧弱さによるもので、国の財政は悪くなり、しかし生活保護のカットはこの対策の模様なのです。餓死する人もあり、注意深く見ないといけないのです。
また消費税を上げないといけいな、中小企業は赤字でも増税、これでエライことになり、労働者に大変なことになるのです。
リスナーより、法案可決97%、決められすぎる指摘があり、また民主党のだらしなさが原因との指摘もあり、自民に歯止めをかけるのは、どうするのか、新党結成も、政策絡みでやらないといけないのです。既得権、安保、これを野党の大同団結は必要だと、大阪でも維新との合流を見ているのです。
しかし、平野さん、民主党と維新の協力は、世論調査でも必要となり、柚木氏、維新が分かれて、これにより政策的にも整理できそうになったというのです。しかし、維新も安倍政権に擦り寄っており、安倍氏は橋下氏を頼っている、公明が離脱したら維新とやると平野さん指摘され、柚木氏、国民の望まないことを許すのはダメと、橋下氏も言っており、自民内も100%一致せず、権力のために一致し、民主はそれで分裂してしまい、しかし、国民より、受け皿をちゃんとすると言うのです。
新党の旗は、柚木氏、消費税を上げるタイミングがあり、安倍政権で社会保障がお荷物で、しかし、北欧モデルでやるべきで、社会保障の充実=国の財政もよくなるとして、社会保障新党もありえるといい、集団的自衛権、維新と結いの一致から見られるというのです。
集団的自衛権のことは、反対か賛成かも議論せず、閣議による改憲はおかしいというのです。以上、柚木氏のお話でした。
ニュースは上田さんの担当でした。
在外被爆者の裁判、医療費を国が負担せよとの判決です。広島で被爆し、韓国に戻った被爆者で、医療費の支給を大阪高裁は認めました。
平野さん、法案がいろいろあいまって問題になり、法律一つでは分からないが、外国がどう見ているか、ウォールストリートジャーナルは、安倍氏をアジアで最も危険な政治家と、ニューヨークタイムスも安倍氏を批判し、日本の土台が崩れているのを指摘されました。国家の根幹が揺らいでいるのです。国民の意識を問うリスナーの声もあり、平野さん、この国民にしてこの政府、と言われました。
このように安倍政権は世界を敵に回して、反動政策を続けています、この内容も例により私に無断でいくらでも拡散してください、安倍政権の反動政策を許したら、日本は、世界は破滅です!