日本政府は河野談話の検証をすると言うのですが、見直しはしないと言うのです。もちろん、河野談話は慰安婦問題を認めて謝罪したもので、これ、元検事総長らが検証してやりましたが、菅長官、やったのに見直ししないのです。
そして、韓国が竹島で射撃訓練であり、中江さん、政治的なものだと韓国を言われて、日韓で関係の悪化があり、溝が広がると双方に問題、領土と歴史は難しく、平和な解決は難しく、政治家がちゃんとして国家関係を改善せよと言われました。
鈴木さんは、これは韓国が当ててきて、菅長官、見直さないというのに、報告が上がる日に韓国も何もしないわけにいかずこうなったと言われて、そして鈴木さんは安倍外交を取材されて、日中の首脳会談も秋までに実現する見込みで、ロシアとの関係も改善しているが、韓国は神経質で関係改善は難しく、日本は北朝鮮とも問題があり、韓国にもう少し大人になれというしかない、そのため菅長官の見直しなしは手であり、大人の対応が必要で、これで韓国の変わるのをみるべきと言われました。
金曜のコーナー、政治の世界で悪い人と思われている「族議員」の大研究です。族というと悪いと思われるが、ＴＰＰを族議員が邪魔すると言うのですが、それの研究です。
安倍総理、規制改革と意気込んでいますが、ＪＡは残す模様であり、しかし、族議員は、過去には橋本龍太郎氏や小泉氏、森氏も族議員であったのです。その、族議員について鈴木さんの取材ノートです。
族議員は響きが悪く、「おぬし、悪よのぅ」となるのですが、例えば建設族、国交省とゼネコンの間に入り、働きかけてどこにどんな公共事業をやるとなると、族議員は有益情報をゼネコンに教えて、見返りに選挙の票、お金をもらうもの（もちろん犯罪）で、政治・官僚・財界の癒着をするものが族議員の典型で、これゆえ悪いイメージもあり、事件にもなりました。
で、今の族議員、自民の族議員の最新うまみランキングが説明され、それも自民党議員の監修によるもので、5位は防衛族、4位は商工族、防衛族は武器輸出でランキングが上がり、軍需産業は広がり、防衛省は海外とも兵器を作るので、族議員が活躍するのです。
商工族は、旧通産省の族で、各種事業で、アベノミクスが続くと、これが入るチャンスが入るのです。
3位は文教族、2位は建設族、1位は大蔵族で、文教族は学校なのでそんなに利権はなかったのに、オリンピックで急遽大きくなり、2020年まで文教族はおいしい思いをするのです。
2位の建設族、小泉氏が公共事業を切って一時減っていたが、安倍政権で国土強靭化で息を吹き返したのです。
1位は昔から大蔵族、財布を持っているから昔から最強なのです。
圏外は、農水族、ＴＰＰもあり、農業を守ろうとしているが、安倍氏はＴＰＰを決めているため、日本の農業は縮小し、農水族のうまみはなくなり、去年農水族200人が大会やったのに、安倍氏がＴＰＰを決めた後、残りは10人に減ったほどです。
農水族は今後落ちるのです。
そして、今族議員に求められるのは、にわか族議員（なんちゃって族議員）からの脱却で、鈴木さん、族議員は必要と言われて、昔の本当の族議員、渡辺ミッチーは大蔵族で、予算を修正させた、橋竜氏は厚生族で、電話で官僚のやったことを修正させ、本物の深い族議員はいるのに、今のは1年生議員が票＋選挙資金のために族議員になり、何もしない。
族議員、もちろん事件を起こしてはいけないが、政策に強い族議員は必要で、利益供与があるからダメであり、エキスパートであるべきで、いい族議員は官僚をチェックするものなのだそうです。
うまみだけ取る族議員はダメなのです。
以上、今週の鈴木さんのお話でした。
地球倫理：Global Ethics 