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護憲ポスター 全国に共感 強く、優しく 石川発
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2014061702100005.html
せんそうはすべての「愛」をこわす-。安倍政権が進める解釈改憲に反対する市民団体が作製した護憲ポスターのメッセージだ。優しいイラストとともに日本国憲法の「愛」を守りたいと訴えるポスターは共感を広げ、全国から注文が殺到している。(中山洋子)
赤ちゃんを抱く母親と父親。その周りを猫や鳥、象などの動物たちが花を手に取り囲む。こんなイラストの護憲ポスターは今年四月、「九条の会・石川ネット」(金沢市)など三団体が作製した。ポスターにはやさしくかみ砕いた憲法の条文や、平易なメッセージが添えられている。例えばこんな一文だ。「私やあなたや 私たちの愛する子や孫が『殺して』はなりません 『殺されて』はなりません」
憲法の大切さを広く伝えるねらいで十五万部作製したが、フェイスブックなどで人気が拡大。「友達に教えたい」「コンサートで配りたい」などと数十部、数百部単位で注文が相次ぎ、これまでに石川県外に計一万部を送ったという。
フェイスブックで紹介した金沢市の主婦小原美由紀さんも「分かりやすくてかわいい。こんなのを欲しがっている人は全国にたくさんいると思った」とポスターの魅力を語る。五月中旬に東京都内の女性集会に参加した小原さんは、会場でこのポスターを配っている参加者に遭遇。共鳴して取り寄せた他県出身者らが、自主的にまわりに広めていたという。
ポスターのイラストを担当した金沢市の画家かるべめぐみさんは「最初の案はお父さんがいなかった。九条の会の男性メンバーの提案で加えた。憲法を守りたい気持ちに女も男もない。結果的によかった」と振り返る。
文章もメンバーみんなで練り上げた。憲法をなし崩しに変えようとする安倍政権への怒りは大きい。文面にも最初は、悲壮な覚悟がにじんだが「前向きに訴えよう」と話し合った。「さあ今度は 私たちが憲法をまもる番です」。石川発のメッセージは、ささやくような言葉で、諦めない気持ちを伝えている。
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小原美由紀( Kohara Miyuki )
happykoara3@ybb.ne.jp
