知人友人の皆さんへ
杉浦公昭
平和こそ我が命
2014年07月01日
「平和憲法」殺しの自公の悪あがき!
杉浦公昭
一昔前、日本の若者は天皇陛下の御為命を奉げることが最も美しいことだと教育され、死にたくないのに、国家によって殺されていきました。
こんな理不尽なことが行われた反省として、戦後、戦争放棄の日本国憲法が生まれのに、安倍内閣は、本日、こともあろうに勝手に解釈を変えて真逆の「戦争できる国」にしてしまう閣議決定を行います。決して許せません。
しかも、安倍晋三氏は国家が殺した戦死者を「英霊」、「軍神」と呼び、靖国にお参りすることで、再び我が国の若者を戦場へ送ろうとしているのです。
皆よく言います。戦争を決める安倍晋三氏が戦争へ行けばいいのにと。
しかし絶対に行かない安倍晋三氏が、行かされる若者を含む国民に何の相談もなく決めようとしているのです。
こんな悲惨な歴史の逆戻しは、絶対に認めてはなりません。今こそ日本国民は自覚を高めて立ち上がる時です。
今日一日、戦争放棄の憲法殺しの自公政権の悪あがきを見届け、どっこい国民世論を強めて平和憲法を守り抜く力を構築しましょう。
皆さん時間を作って官邸前に集まりましょう。
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最近、大貫妙子さんの歌を聴きたくて
いろいろ検索していましたら
大貫妙子さんのお父様の本にたどり着きました。
いろいろ検索していましたら
大貫妙子さんのお父様の本にたどり着きました。
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元陸軍少尉で陸軍特攻隊員の大貫健一郎さん。
沖縄航空特攻作戦に参加し、米軍のグラマンに迎撃され…
命からがら徳之島に不時着し、その後、喜界島にわたりどうにか食いつないでなんとか生き延びたのだそうです。
そして、生き残った特攻隊員を待っていたのは幽閉生活。
————————————-
「『貴様ら、逃げ帰ってくるのは修養が足りないからだ』
『卑怯者。死んだ連中に申し訳ないと思わないか』
『おまえら人間のクズだ。軍人のクズ以上に人間のクズだ』
こんな屈辱的な言葉を、酒臭い息をプンプンさせた参謀から連日投げかけられるのです。
(中略)
出撃前には『軍神』と呼ばれ、生き神様として扱われた我々特攻隊員でしたが、生き残るや一転、国賊扱いとなったのでした。」
ー「」内は《特攻隊振武寮 証言 帰還兵は地獄を見た》序章よりー
昭和19年10月に航空訓練生は集合を命じられます。
陸軍航空のトップである中将から
「国の存亡の時である。命を投げ出して国を守らなければならぬ」との訓示を受け、戦闘機のパイロットとして戦うぞと思った大貫さん。
しかし、それは特殊任務であり
「ただし、特殊任務を遂行する以上、絶対に生還はできない」と中将の言葉は続くのです。
訓練生達にそれぞれ一枚の紙が配られます。
それには右端に特殊任務と大きく書かれ
そこには「熱望する・希望する・希望せず」と書かれています。
どういう任務なのか分からないままでは書けないと仲間が確認すると
それは「爆弾を抱いたまま戦闘機ごと敵艦に体当たりする、人間爆弾」だったのです。
最初は全員が一斉に「希望せず」にしるしをつけた訓練生達。
しかし、ひとりの訓練生の演説から流れが変わり、皆の気持ちが爆弾とともに死のうという考えに傾き、全員の意見が「熱望する」に変わります。
この多くの訓練生達の意識の流れ。
集合意識に飲み込まれていく様。
怖くてたまりません。
この本は平成18年放送の「許されなかった帰還~福岡・陸軍振武寮」
平成19年放送のNHKスペシャル「学徒兵 許されざる帰還~陸軍特攻隊の悲劇」の、大貫さんのインタビューをまとめたものです。
今、まだ途中までしか読んでいないのですが
この先、心して読みます。
そして、今日ふと気付きました。
明日は6月30日、祖父が戦死した命日。
ああ、だからこの本を手にしたのか。
そう思ったのでした。
元陸軍少尉で陸軍特攻隊員の大貫健一郎さん。
沖縄航空特攻作戦に参加し、米軍のグラマンに迎撃され…
命からがら徳之島に不時着し、その後、喜界島にわたりどうにか食いつないでなんとか生き延びたのだそうです。
そして、生き残った特攻隊員を待っていたのは幽閉生活。
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「『貴様ら、逃げ帰ってくるのは修養が足りないからだ』
『卑怯者。死んだ連中に申し訳ないと思わないか』
『おまえら人間のクズだ。軍人のクズ以上に人間のクズだ』
こんな屈辱的な言葉を、酒臭い息をプンプンさせた参謀から連日投げかけられるのです。
(中略)
出撃前には『軍神』と呼ばれ、生き神様として扱われた我々特攻隊員でしたが、生き残るや一転、国賊扱いとなったのでした。」
ー「」内は《特攻隊振武寮 証言 帰還兵は地獄を見た》序章よりー
昭和19年10月に航空訓練生は集合を命じられます。
陸軍航空のトップである中将から
「国の存亡の時である。命を投げ出して国を守らなければならぬ」との訓示を受け、戦闘機のパイロットとして戦うぞと思った大貫さん。
しかし、それは特殊任務であり
「ただし、特殊任務を遂行する以上、絶対に生還はできない」と中将の言葉は続くのです。
訓練生達にそれぞれ一枚の紙が配られます。
それには右端に特殊任務と大きく書かれ
そこには「熱望する・希望する・希望せず」と書かれています。
どういう任務なのか分からないままでは書けないと仲間が確認すると
それは「爆弾を抱いたまま戦闘機ごと敵艦に体当たりする、人間爆弾」だったのです。
最初は全員が一斉に「希望せず」にしるしをつけた訓練生達。
しかし、ひとりの訓練生の演説から流れが変わり、皆の気持ちが爆弾とともに死のうという考えに傾き、全員の意見が「熱望する」に変わります。
この多くの訓練生達の意識の流れ。
集合意識に飲み込まれていく様。
怖くてたまりません。
この本は平成18年放送の「許されなかった帰還~福岡・陸軍振武寮」
平成19年放送のNHKスペシャル「学徒兵 許されざる帰還~陸軍特攻隊の悲劇」の、大貫さんのインタビューをまとめたものです。
今、まだ途中までしか読んでいないのですが
この先、心して読みます。
そして、今日ふと気付きました。
明日は6月30日、祖父が戦死した命日。
ああ、だからこの本を手にしたのか。
そう思ったのでした。

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