小出先生 ラジオフォーラム2014/7/5のお話(原発なしでも電気は足りる、原発は資本主義の論理外)&マイノリティの中で自分らしく生きる、杉山文野さんのお話

永岡です、第78回ラジオフォーラム、今週は社会活動家の湯浅誠さんの司会で放送されました。FMharoと三角山放送を聞いて、三角山放送で、小出先生のお話も大変、今原発はどうなっているのか、原発を輸出するのはいいのかと、ぜひ聞いて欲しいというスタッフの丸山さんのコメントがありました。

五体不満足を出された乙武さんと湯浅さん対談され、親のことを書き、勉強しろと言われたことはない。何とかなるとの気質は、家庭環境、親のあり方から来ているのかと言われました。

今週のゲストは性同一性障害をカミングアウトされた杉山文野さん、2006年に著書ダブルハッピネスを出版されました。セクシャルマイノリティについて語られます。

杉山さん、何をやっているか、飲食店も経営され、会社員時代も飲食系に務められ、その一方セクシャルマイノリティの活動をされています。メディアにも出られ、NPOにも出られています。場所作りが仕事で、それでNPOをやっている。当たり前に交われる場所を作っているのです。

大学院時代に本を出され、性別適合手術、元の体を取り戻したいと言うことなのです。

性同一性障害は外見と中身の不一致で、体と心の性が別、これが手術を伴うものではなく、望む性で生活できたらいいというものもあるのです。手術の度合いも様々で、性同一性障害特例法、戸籍の性別も変更できるがそれが手術になるのです。

ごく最近、文科省が調査して、全国の学校で性同一性障害の子供を調査して、学校に伝えているのは606人、杉山さん、文科省の調査に乗り出したのは画期的だが、606人は氷山の一角、アイデンティティの構成で学年で段階も違い、それで決め付けるのも良くない、これが全部ではなく、それだと決め付けるのも良くないのです。

電通が、成人7万人を2012年に調査して、LGBT(性的少数者、90年代より欧米から使われたもの)が5.2%、同性愛者、社会的な性に捉われない人を意味し、5.2%は日本に600~700万人いて、文科省はトランスジェンダー限定の調査であり、もっといる。日本の苗字のトップ(佐藤・高橋、鈴木、田中)4が660万人で、それより多くLGBTはいるのに、LGBTの友達はいないとなる。いきなりセクシャリティを問わないので、分からないのです。

自分で気づいても学校に言えないほうが多く、同性で付き合うときも、男性らしい場合もあり、分かれたら女らしくもなり、中学・高校で決め付けるのもおかしいのです。それが世の中を窮屈にするものです。

 

小出裕章ジャーナル、今週の小出先生のお話。

今日のテーマは原発なしで電気は足りるかであり、今年は東日本大震災後原発なしの夏になり、去年は大飯が動いており、今年が本当の意味でのゼロで、しかし関西と九州の電気が足りないと関電・九電が言うのですが、関電は原発の比率が日本最多=原発におんぶしてきた。それが原発なし=電力供給は厳しいが、何度も小出先生が言われているように、日本には火力・水力発電がたくさんあって、いついかなるときも原発は要らない、関電が足りないなら他から融通してもらえるし、実際は全く問題ないのです。

この3年、原発なしではアカンといいつつ全部乗り切り、去年も大飯3,4号機なしでも行ける(この分の300万kw分火力を関電は止めていた)、去年も大飯は要らなかったし今年も何の問題ないのです。

なぜ今年がしんどいと関電と九電が言うかについて、関電は原発が主力で、電力会社は経営的にしんどくなり、老朽の火力も動かすとか、燃料代もあるので、出来たら原発を動かしたいので、電気が足りないと国民を脅してきたのです。

小出先生の調査ではなく、政府の統計データで、原発なしで足りるのです。

この足りないと言うのも短い時期で、最大需用電力量は真夏の数日間の、午後の数時間だけ(永岡注:これは夏の高校野球のテレビ観戦を家庭・オフィスでエアコンを一斉にかけてやるためです)で、その時でも原発なしで足りる。東電から分けてもらわなくてもOK、空騒ぎ=原発なしでは困るという雰囲気を作るのです。

それでも東電は黒字とは、呆れた話で、しかし福島事故の清算&住民に賠償したら東電は何十回も倒産しても足りないのに、その分住民、国民にツケで、潰れるべき会社が黒字=この国のひどい政治のやり方なのです。

日本は原発が1966年から動き、しかし原発は民間でやるのは怖いので、日本原子力発電という会社を作り、東海村、敦賀を作ったが、全部止まっているので、この会社は収入がないのに、電力会社が寄ってたかって基本料と言うお金を払って倒産を防いでいる。このお金は国民の電気代にツケになる。

資本主義の論理ではなく、原発は元々資本主義の論理では動かず、大事故でも普通の企業なら自分で責任を取るのに、責任を取ったら会社がつぶれるので、責任を資本主義の原理から外した=効率なしで儲かる、何をやっても儲かる(総括原価方式)わけです。

そのデタラメぶりが小出先生の言われる原子力マフィアになるわけです。以上、今週の小出先生のお話でした。全文は以下にあります。

http://www.rafjp.org/koidejournal/no78/

 

ここで1曲、MISIAさんの曲、MISIAさんがLGBTを応援され、ホープ&ドリームです。これもユーチューブにありました。

https://www.youtube.com/watch?v=41w2GlSOB-w

 

後半は杉山さんのパーソナルヒストリー。ぎっくり腰を押しての参加で高校時代フェンシングのやりすぎで疲労骨折、それが続いているのです。

今話に出た、フェンシングの、日本代表であり、フェンシング、今は増えたが、当時は少なく、日本代表も高校生でインターハイに1回勝てば出られて、小学5年~25歳まで選手。フェンシングを選んだのも、ユニフォームに男女の差が無く、水泳は水着がいや、剣道は女子が別の胴着になりいや。バレー、テニスも男女の差があり、学外のクラブと交流した。

性的マイノリティに敏感でないと気づかないもので、性の違和感は3歳で感じて、幼稚園でスカートに違和感があり、親御さん、学校へのカミングアウトは中学、彼女が出来て、女の子が好きと言うのが問題視され、しかし女性が好きで、付き合い、誰にも言えずで、女性と付き合うことを親に見られて、それで言わないといけないとなり、1996年、性同一性障害が埼玉医科大で取り上げられ、レズビアンなのかと思ったが、ニュースで性同一性障害を知って、それだと思い、パソコンで調べ始めたのです。

親に性同一性障害といい、母はそんなことないと言われた。両親も告白に抵抗して、しかし仲のいい家族なのに話が出来なくなり、それで説得し、両親は理解してくれた、自分の子供に変わりないことになった。親も、NHKの番組に出てくれるほどなのです。

杉山さんの親は理解者で、2009年にタイ・バンコクで胸を取る手術を取られて、性同一性障害=手術ではなく、ダブルハピネスと言う本を出し、自分もそうだというメールも1000通来て、手術しないでもいけるとの思いもあり、しかし親も手術を認めてくれて、手術について迷いもあり、学校卒業後、バックパッカーになり、手術を決めて、親からもらった体に傷をつけること、親のためと言う言い訳は望まれず、自分の決めた道を行くのです。

日本精神神経学会、心の病の名前を変え、アルコール依存症→アルコール使用障害などになり、性同一性障害は性別違和と呼ぶという意見もあり、障害と言う言葉にも違和感があり、杉山さんは性同一性障害という言葉に助けられ、心の病というが、性同一性障害は心の病ではなく、心・体が健康でも障害であり、性同一性障害は英語の直訳、アイデンティティのディスオーダーではなく、杉山さんは障害として、対応できるようにしたほうがいいと言われました。

杉山さんのご活動、東京レインボーウィーク、LGBTの方のパレードがあり、日本にはパレードも合わないのか、あまり盛り上がらず、それでフェスティバルを盛り上げたい。自分の近いものから参加し、当事者に楽しんで参加してもらうものもある。昨年はGWに23イベントをやり15000人参加、今年は51イベントをやり、当たり前のように触れるところが欲しい。セクシャルマイノリティ、おかしいと言うのではなく、気づかないだけで身近にいると気づいて欲しい。

レインボーウィーク、無くてもいい状況になって欲しいが、無くすために活動すると杉山さん言われました。

次のイベント、普段生活している場に欲しく、当たり前にLGBTが生活できる場所を目指し、LGBTもそうでない人も参加して欲しいのです。

マイノリティの中で自分らしく生きる、マイノリティとして扱うのは、マイノリティが悩み、言えないようにするマジョリティの問題でもあると杉山さん言われました。マイノリティとして悩まず、マイノリティを困らせているのはマジョリティであると気づいて欲しいと言われました。

これに気づいたら、杉山さんのHPにアクセスして欲しいのです。

http://fuminos.com/

以上、杉山さんのお話でした。

 

リスナーより、震災当時、東北で化学工学をやっている学生で、地震当時停電で食べ物もなく生きることに必死で、そんな中、小出先生の本で、原子力は差別の象徴、リスクの特定が出来ない無理なものであり、1号機の爆発の映像は頭から離れないとの声がありました。

フランスのパリのリスナーより、小出先生のお話をたね蒔きジャーナルのときから聞いており、小出先生のお話を聞き、100年後の人たちが平和に杯を交わせるようにという声もありました。

 

今週は杉山さんのお話であり、湯浅さんの奥様、レインボーフェスティバルを支援され、そういう人も気軽に入るものがあると言うのです。LGBTだけで活動するのではなく、多くの人と交わることは、成功していると湯浅さん言われました。以上、今週のラジオフォーラムでした。

なお、7月24日、大阪ロフトワンプラスウエストで、小出先生の出られるイベントがあります。

http://www.loft-prj.co.jp/schedule/west/25188

 

 

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