小出先生 ラジオフォーラム2014/7/26のお話(東電と国は犯罪者、電気代で電力会社はいくらでも儲かる)&政治が教育に介入してはならない理由、内田樹さんのお話

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Kouichi Nagaoka via post.freeml.com

3:59 AM (7 hours ago)
to uniting-peace

永岡です、第81回ラジオフォーラム、今週は社会学者の景山佳代子さんの司会で放送されました。朝のFMharoと夕方の三角山放送を聞きました。三角山放送で、小出先生のお話を聞いてほしいとのスタッフの丸山さんのコメントがありました。

2014年7月1日、集団的自衛権が閣議決定され、景山さん大学で気分が憂鬱であり、学生と話をしようとして、学生は、こういう問題を知らず、それが問題で、軍備はいると思うが、ちゃんと考えないといけないという意見があり、大学の可能性を景山さん知られ、しかし大学教育に安倍政権が介入しようとしています。

今週のゲストは神戸女学院名誉教授の内田樹(うちだ・たつる)さん、学校教育法、そして今の大学教育について語られました。

内田さん、政治は教育に介入するなと言われています。内田さんの本で、AかBという二者択一ではなく、別の道を示すもので、このお話です。

内田さんの前半のテーマ、学校教育法改正=戦争準備について、企業経営をモデルとする大学経営が進められ、トップダウンの経営を持ち込まれ、現場の教員の権限が学長に集約されるのを、景山さんも危惧され、秘密保護法+教育基本法改悪を問われ、それについての内田さん、大学を企業にしてしまい、株式会社にしてしまうのがグローバル資本主義の流れで、独特の教育を無くし、学長=CEO、教員=社員にされてしまう。

大学を企業にしてしまうのは、利益を上げるためで、会社は四半期で収益を見るが、学校では結果に場合により30~50年かかり、しかし株式会社は6年程度の寿命、入力から出力まで時間がかかり、学校教育は変わってはいけない。ましてや政治、国際政治の要素などとんでもなく、経済体制が変われば違う人材を作れと経済界に要請され、人材を作ってもまた別の財界の要請に沿わないといけない。

アジアに対してはグローバル教育ではなく、大学でトップダウンというのは、長いスパンで見るべきものを、学長に変えられるのは問題。教育は教師団という集団で行い、時代を超えてやるべきものなのに、集団のみで教育は機能するのに、誰か一人の意向で左右されたら、100%失敗する。学長への権限移行は妄想と内田さん言われました。

安倍氏の教育へのこだわりは、戦前の、国の望む人材を作るものに戻すもので、戦後の方針を骨抜きにするものであり、経済がいいと政治は教育に口出しせず、人材を作るのに15年はかかり、それを規格化したいのは、他の手がなくなり、後は日本に労働資源しかなく、以前あったイノベーションもなく、人間を死ぬまでこきつかい、安い賃金でこきつかうしかない。

政治が金儲けの手段を無くし、日本が武器輸出とか、戦争ビジネスでしか生き残れない方向に日本の経済があり、やってはいけない。次世代の日本の知的なものをつくるのではなく、自民党に都合のいい人間を作るが、それで20年後どうなるか今の政治家には分からない。

今の経済に特化した人間を作るだけで、景山さんも大学で教えており、学生が使い捨てにされる危惧を持ち、内田さん、トップのみエリート、他は使い捨てにされるのが政治から教育への介入で、権力を批判する視点を奪うのもあり、知的に特化するものを潰し、違和感、疑問を持たない学生を作っている(現にそうなっている)のです。

 

小出裕章ジャーナル、小出先生のお話、今週のお話は、脱原発の株主提案が拒否されたことで、今年の電力会社の株主総会で脱原発決議否決、再稼動のための安全費が2.兆2000億円、前年の1.5倍で、電力会社の意向は再稼動であり、安全対策費ももちろん全て電気代から出されており、安全費どころか役員の高給も、一般社員の給料も、テレビ、マスコミを操作する広告費用も、地元にばらまく対策費も全部電気代からのボッタクリです(怒)。

本当なら原発を止めるべき(安全対策費いらない)なのに、電力会社の株主が巨大銀行で、いくらお金を使っても総括原価方式でいくらでも回収できて、今までどおり儲けたくて、ひどすぎる話なのです。

浜岡4号機の南海トラフ巨大地震対策(高さ22mの防潮堤)も安全対策費に入り、しかし安全対策をしても、防潮堤は津波対策であり、問題は浜岡が東海地震の予想震源域にあり、マグニチュード8地震のエネルギーは=広島原爆1000発分、そんなところにある原発が地震に耐えられるか分からないのです。

電力会社の決算、黒字は沖縄(原発なし)、北陸(原発比率が低い)、東電だけで、東電は3年ぶりの黒字であるのに他は赤字であり、なぜ赤字かは、安全対策費が今まで計上されず、今回要ったためで、また原発を止めて火力の燃料費もかかるためです。

しかし東電は黒字とはおかしく、賠償費が利益にされており(怒)、しかし避難している人々への補償はなく、小出先生、一言で言うと「東電は汚い会社」と思われ(怒)、事故は絶対起きないといって膨大な人を苦しめており、被災者に賠償もせず、廃炉を別会社にして東電は生き延び、事故対策費も国に払わせており、賠償金も文科省の組織に算出させている。文科省も原発を安全と言っていた犯罪者で、犯罪者の東電と日本政府が被災者を捨てているのです。以上、今週の小出先生のお話でした。やり取り全文は以下にあります。

http://www.rafjp.org/koidejournal/no81/

今週の音楽、竹内まりあさんと大滝詠一さんのサムシング・デュー、恋の一言です。内田さんのリクエストで、これはユーチューブにありました。

http://www.youtube.com/watch?v=3j6R5iVEb_s

 

後半のお話、大学は就職予備校でいいのか、です。

大学はよい会社に入るための予備校になって久しく、大学は就職のためものになり、これを考え直さないと、政治の介入を防げない。大学は成熟した市民を作るもので、今の学校教育の受益者は個人になり、自分の努力に対するものを独占すると思われているが、企業経営では教育商品を売ることになり、学生はそれを分かち合わないが、それは社会を支える、次世代を作るものではない。

リバタリアンは公教育に反対で、お金のないものは教育を受けるなであり、しかし教育の受益者は個人ではなく、長期的な観点で見るべきで、どの会社に入ったかは別の問題、30~50年後にどんな大人になるかであり、卒業直後のことは関係ない。

大学へ行くのはぜいたくとの観点もあり、義務教育以上の必要性は、今の子供たちは、25までに教育しないとダメである。景山さん、小学~高校は道具を覚えさせるものと言われて、しかし問題意識を持つのは大学と言われて、内田さん、教育の多様性は大学にあり、どういう教育をするかであり、合意なしで勝手なことをやると、同じ価値観でやったら教育にならない。大学は多様性と無秩序、何か異常な情熱を燃やす人間を作るもので、こういう知性の発動もあるとなる。

景山さん、大学で道が一つしかないとされるが、いろいろな道があるべきで、内田さん、今は大学を辞められて、合気道の館長をされている。これは道場で武道教育であり、大学に21年いて、学問上の弟子より、合気道の弟子の方が出来がよく、こちらの効率がいい。身体能力が上がると、言葉の百万語より、体を動かすことが大事で、武道家に進化し、個人技は伸びるのです。

景山さんも、型破りになるには型を身につけないといけない、合気道は型をつけるものと言われて、内田さん、言葉と体のリンケージで、道場での武道、人間は細胞レベルで動き、言語化し、言葉で体を作るのです。新発見は直感だけでなく、身体感覚が優先する。学生も教師の身体に反応し、その積み重ねで学ぶ。フェイストゥフェイスの世界です。以上、内田さんのお話でした。

 

みんなジャーナル、在特会による京都朝鮮学校襲撃事件、大阪高裁も人種差別として賠償命令を出しました。これについて、この一件を取材され本も出された中村一成(なかむら・いるそん)さんのお電話でのお話がありました。

http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0259640/top.html

中村さん、この襲撃事件を解説され、2009年に在特会+主権回復を目指す会が京都の朝鮮学校に押しかけて誹謗中傷の限りを尽くし、その後も3度も襲撃を同じ学校に繰り返し、裁判になり、1回目の襲撃の後で法的手段にして、刑事告訴は、襲撃者が安田浩一さんのルポが出るまで分からず、在特会の恨みが子供に向かうことを懸念したが、刑事告訴でも警察は動かず、民事訴訟にして賠償を認められたのです。

2013年に社会問題になったヘイトスピーチの原点がここになり、中村さんの取材で問題は警察で、襲撃時に警察は何もせず、取り締まらない。子供を怒号で襲撃し、器物損壊もあるのに警察は放置し、去年の2月、大阪・鶴橋での中学生が鶴橋大虐殺をいった時も、警察がカウンターを排除してプラカードを掲げさせず、機動隊・警察が在特会を守る、官憲がヘイトスピーチを守っているのです。

判決後の課題、裁判で二つ、ヘイトクライムのない社会と、民族教育の保障、京都地裁の判決は画期的であったが後者は触れられず、しかし高裁では認められ、高裁でこういう判決が出て、保護者の方も安心した。おかしな判決だとまた襲撃され、ともかく差別デモをどう取り締まるのかが問題。

マスコミも去年の判決で一件落着・現行法で対処できると言うが、今回は極端な暴力なので対処できたが、鶴橋や新大久保のことには現行法では対処できない。

どういう法規制がいるか、被害者のケアも要り、大音量のことをやられたので選挙でパニックとか子供にダメージがあり、何より日本でこういうことが問題にされてこず、ヘイトクライムの被害者のケアもいり、朝鮮学校は保健室も不十分(制度的差別による)で子供のケアも上手く行かず(日本ならカウンセラーが来る)、これを契機に、レイシズムを取り締まることをしないといけない。

政治家の差別言動、補助金で学校を支配、高校無償化からの排除で上からの差別言動が蔓延したら、マイノリティが生きられない、これが今後の課題です。以上、中村さんのお話でした。

 

今週は、教育に政治の口出しのことで、教育の目的は何かであり、教育は次の時代に残る子供たちを作るもので、それを3年や5年ではなく、10年、30年、100年後の世界を考えるべきと景山さん言われました。以上、今週のラジオフォーラムでした。

 

 

 

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