広島土砂災害:首相の「別荘戻り」波紋 野党「緊張感ない」

毎日新聞 2014年08月22日 東京朝刊

関係省庁災害対策会議で古屋圭司防災担当相(左)の報告を聞く安倍晋三首相(中央)=2014年8月21日午後4時7分、藤井太郎撮影
関係省庁災害対策会議で古屋圭司防災担当相(左)の報告を聞く安倍晋三首相(中央)=2014年8月21日午後4時7分、藤井太郎撮影

安倍晋三首相は21日、休暇を過ごしていた山梨県鳴沢村の別荘から首相官邸に戻り、広島市北部の土砂災害を受けた政府の対策会議に出席した。首相は、今週末までの予定だった別荘滞在をこの日で切り上げたが、災害が起きた20日、いったん別荘から官邸に駆け付けながら、夜には別荘に戻っていた。野党は首相の対応を問題視し「被害が拡大しているのに、緊張感がない」と批判を強めている。

首相は21日、葛西敬之JR東海名誉会長と別荘で昼食を取ると車で東京に向かい、午後3時すぎ、官邸に。午後4時からの対策会議で、関係省庁の幹部に「一刻も早い救命・救出に全力を尽くしてもらいたい」と指示した。政府はこれに先立ち、死者・行方不明者が増える見通しになったため、官邸危機管理センターに設けた連絡室を対策室に格上げする対応を取った。

首相が20日夜、官邸から別荘に戻ったことについて、官邸関係者は21日、「資料などを取りに行くためで、休暇を切り上げることはすでに決めていた」と説明。首相の対応が後手に回ったとの見方を否定した。

古屋圭司防災担当相も21日、「連携を取りながら対応している。何の問題もない」と記者団に強調。公明党の山口那津男代表も記者会見で「内閣として取るべき対応をしっかり取っている」と首相を擁護した。

これに対し、民主党の海江田万里代表は21日、兵庫県丹波市で記者団に、首相が20日夜、別荘に戻ったことについて「びっくりした。官邸に詰めて情報収集にあたるべきだ」と指摘。首相が20日朝、ゴルフを一時プレーしたことについても、同党の大畠章宏幹事長は会見で「災害が発生しているのに、なぜゴルフができたのか。慢心の表れだ」と批判した。社民党の又市征治幹事長は「静養している状況か」と述べた。【光田宗義、村尾哲]

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コメント:「国民の生命と安全を守る」「切れ目無い」首相にとって「国民」とは誰か?「切れ目無い」とは何か?

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