今朝も広島豪雨災害、新聞は全紙これがトップです。土砂崩れで死者39人、行方不明者43人、土砂崩れの災害では過去最悪です。現地は凄まじい濁流で、土石流の大変なもので、今日も2500人動員しての捜索が行われていますが救助活動はなかなか進みません。情報収集も難航して、真砂土が土砂に含まれ、これが被害を広げています。現地にABC高橋さんがおられて、1時間前に大雨警報で、自衛隊による捜索は雨のため中断、2次災害の危険もあり、また水かさは増えて、上から土が流れ、行方不明者は全体が把握されておらず、今もいつ救助活動の再開ができるかめどは立っていないというのです。
気象予報士の正木明さん、前線に湿った空気が流れ込んだ結果で、上流の山に雨も降り、まだ災害は終わっていない模様で、被害拡大の可能性もあると言われました。
中川さん、泥の海で、危険な地域への対策が取れなかったか、災害が起きるかもしれないと対策が要ったのに、難しい対応をするのが行政と自治体で、安倍政権の危機管理が求められ、警戒区域の意味もないと言われました。
そして、昭和天皇の実録が完成し、宮内庁が24年かけて3000もの記録からまとめたもので、明治天皇の記録の1.5倍の61冊、大正天皇にあった黒塗りなし、全文公開は意味があるというのです。2億円かかり、中川さん、それだけの中身があり、天皇から見たら昭和ほど激動の時代はなく、戦争で天皇の果たした役割は大きく、昭和天皇は軍部に批判的で、戦争を止める清談をどう語ったか、内側から語られる価値はあり、どんどん公開してほしい、中川さんも見たいと言われました。
さらに、エボラ出血熱、タイでも感染が疑われ、西アフリカからタイに帰国した女性に感染の疑いです。死者はアフリカで1300人以上、医療関係者も80人以上亡くなり、ミャンマー(ビルマ)でも疑いがあります。アジアでの感染の疑いは初めてのことです。エボラ出血熱はインフルエンザに似た症状と出血、潜伏期間は長く、致死率もたかく治療法・予防法なし。
中川さん、史上最悪の病気で、先進国はアフリカの風土病と見て対策を立てていなかったためで、先進国を脅かしてやっと対策が出るのはエイズでも似た構図があり、アフリカもグローバル化し、日本も他人事ではなく、日本も対策(予防法、ワクチンの開発)をちゃんと立てるべきで、今は完全な予防は無理で、先進国が対策を立てるべき、日本人も自分のものとして捉えるべきと言われました。
その他、在特会らのヘイトスピーチを見て、国連は規制すべき+警察がヘイトスピーチを守っていると指摘されています。