報道するラジオ(2014/12/6) 総選挙、政治家一人にどれだけ税金がかかっているのか、上脇博之さんのお話

 永岡です、報道するラジオ、今週も毎日放送アナウンサーの水野晶子さんの司会、ジャーナリスト・元毎日新聞論説委員の平野幸夫さんの案内で放送されました。

  今日のゲストは神戸学院大実務法学研究科の上脇(かみわき)博之さん(政治資金オンブズマン共同代表)、議員定数のことと、国会改革についてお話がありました(今日は収録放送です)。

 政治家一人にどれだけ税金がかかっているのかというものです。投票の参考にしてください。

 この選挙はいくつもの争点があり、今日のテーマは国会の改革で、2年前の総選挙で、野田・安倍氏が議員定数削減を約束し、平野さん、選挙の原点だと言われました。それで野田氏が解散し、しかし約束は反故で、国民はこれに関心を持つべきなのです。

 その上脇さんのお話、前回は政治とお金の話で大反響、今日は議員一人にかかるお金のことで、上脇さんも正確な数字はわからないが、一人約7000万円、内訳は議員報酬が月に129万、期末手当で2100万円(変動あり)、文書通信滞在費月100万円、しかし収支報告不要!

 活動して報告の必要はなく、誰に何を送ったか明確にする必要はなく、これは法律を変えて報告させるべきで、しかし実態はこのザマ。

 さらに、議員個人ではなく、院内会派があり、そこに立法事務費、会派で月65万、年間780万(段々キーボードを叩く手が麻痺してきた(泣))。法律のチェック、法案のチェックもお金がいるが、そこにこれだけでて、収支報告の必要なし。

 何のために使ったか、報告の必要はなく、何もしなくてもお金がもらえて、政党の収入に挙げる責務もなし。

 4つめは、公設秘書、3人いて、公設2人、政策秘書1人は国が負担し、上脇さんの試算で3000万、衆院と参院で違い、経歴も関係するが、詳細は不明。

 これで議員一人7000万、最低で、それ以外も人によりあり、多くても1億。

 平野さん、上脇さんは政治と金の研究をされても分からないことがあることに、委員会手当ても人により違い、他JR、航空券を入れたらもっとになると指摘され、しかも使途は不明で、特権になり、正確に把握できないというのです、二重取りもあり得るのです。

 さらに、政党助成金で、議員に税金が入り、合計320億/年、国民一人250円で、議員を減らしたらこの額は減らない!政党助成法で、総額は国民一人250円×人口であり、「人口により政党助成金は決まってしまい」、議員を減らしてもこれは減らない。平野さん、お手盛りと言われて、当時法律を作ったもののお手盛りと突っ込まれ、そして議員一人は平均で衆参合計722名なので、一人4400万!

 「政党助成金は、80年代後半バブル時の政治資金を基準に、年間320億円と決められて」しまい、バブル時だから企業献金も多く、なぜそんなものを基にしたか、90年代初めに議論があり、94年の改革になり、しかし、バブル期の金額が基準で、国民は不明であり、94年はバブルも崩壊したのに、政党はバブルのままで,お金が余り、キャバクラに使われたのです。

 聞くほど、国会議員は税金泥棒だと水野さんも言われて、平野さん、兵庫県議会の不祥事も笑えず、もっとひどいことがあると指摘されました。

 そして、国会議員は国民のために働いているか、働いていないと思う国民が多く、格差社会、ワーキングプア、働いても収入は得られず、会社の役員は何億の金を手にして、所得格差を見たら、今こんなにひどいのに、議員は国民のために働いているのかと疑問、不満があり、公約も破られる。

 平野さん、国会は年間1/3しかなく、国民の目に見える姿で働いていないと指摘され、上脇さん、国会の会期はあり、しかし毎日全ての委員会はなく、実質日にちは少なく、さらに、会議があるときだけでなく、会議のないときに、どれたけ議会のために準備しているかで、これがないとちゃんと質問できず、国民の声を反映する質問を、ちゃんとしているのか、なのです。

 税金に見合う仕事をしているのか、なのです。

 税金の使い方を見ると、定数削減は、分かりやすい例で、中選挙区時代、議員定数は最高512があり、今は480、そして475で、どちらが国民は満足していたか、議員は減り、良くなったか?であり、上脇さん格差社会で、議員は減り、国民は苦しくなった+議員が減って喜ぶのは誰か?上脇さんが官僚で、議員が少ないとチェックする目も減り、法案、予算をチェックするのは大変で、「議員が減って官僚のチェック、監視は出来るのか=減ったらチェックできない」と上脇さんは見られるのです。

 議員定数削減の、各党の公約は、共産、社民以外は反対で、議員の削減、比例を減らすと、得票率に合わせて数は変わり、たくさん得票した党にたくさんの議席、少ないところもそれなりに得られて、比例を減らすと、小さな政党が議席を得るチャンスが減り、小政党は議席なしになる。

それに対して、小選挙区制、政治学者のせいにしたら怒られるが、選挙区が小さいほうがいいのはおかしく、1選挙区から1人のみが小選挙区で、1票でも少ないと落選し、1人しか当選せず、2番手以降落選し、1票でも多く取る政党=大政党に有利で、小選挙区の定数を減らしても、比例の割合が増えるので、比例中心になるか、しかし今は小選挙区中心で、大政党に有利になり、減らし方を見るべきなのです。

 選挙制度、2年前は自民は小選挙区得票は4割で議席8割を占め、このマジックは、1票でも多いほうが当選する制度で、すると30%の得票で勝てて、それが多いと、全国で3040%の得票でたくさんの当選者を出せて、その結果。

 日本の小選挙区の問題で、平野さん、政権交代が起こりやすいと言われて、2009年に起こり、2012年は逆であり、今の制度について、上脇さんの指摘される問題点は、小選挙区の区割りが不平等で、有権者数で比較したら1票の格差が最大2.14倍、2倍を越えるものが13あり、もちろん2倍を越えなければいいわけではないか、これは異常で、普通選挙は1票の価値は平等であるべきで、1票の格差は普通選挙では許されず、「投票価値の平等がまず大問題」。

 さらに、死に票の話が2つ目で、候補者が複数で、2位以下は落選し、落選者への投票を死に票といい、2012年は3730万票!投票総数の56%!国民主権で、国民の意志を反映しておらず、「主権者の意見の半分以上を切り捨てていて、大問題」。

 これで、投票にしらけるが、なぜ投票しないといけないかについて、上脇さんは、選挙の結果を見て、投票しなくても一緒だと、結果を見て思う人がたくさんあり、小選挙区は一人しか当選せず、入れたい人は当選せず、入れたくないと棄権するものもあり、投票してもしなくても同じとの結果になり、自分が行かなくても結果が変わらない場合もあり、投票率60%=棄権40%で、しかし有権者は1億人いて、4000万棄権し、しかしこの「棄権する4000万が投票したら結果は変わる」、自分の希望と政党の政策を見て、政党からではなく、自分の政策に近い政党を見つけられる。

 投票時、比例は大事で、自分の意見と同じところに投票するなら、「少数意見を反映できるのが比例」で、比例は小選挙区以上に大事なのに、マスコミは小選挙区のみ注目するのは問題なのです。以上、上脇さんのお話でした。

 そして、各党の公約が報じられました(これは省略します)。来週は原発と集団的自衛権について特集します。

 国会議員一人に7000万円かかっています。

 なお、7日に報道特別番組「飢死(うえじに)〜元日本兵が語る戦場」が放送され、ふたりの元日本兵が証言されます、ナレーションは千葉さんです、これも例により書き起こしフォローします。

 リスナーより、議員が減るとチェックできないというが、政党の意見が通るから削減できると、また2台政党制は合わない、中選挙区制にとあり、平野さん、小選挙区は間違いだったと河野洋平氏もいい、小泉チルドレンとかは中選挙区時代はなく、同じ間違いを繰り返してはいけないと締めくくられました。

 以上が今週の報道するラジオで、上脇先生のお話、例により私に無断でいくらでも拡散してください、そして、投票率を上げてください!

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コメント:金銭不正政治屋・時代錯誤政治屋を何故選ぶ???

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