永岡です、FoE Japanの満田さんから、環境省パブコメに関する情報をお送りいたします。また、1月7日にはイベントもあります。
<以下、転送>
みなさま(拡散歓迎、重複失礼)
FoE Japanの満田です。
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さて、福島原発事故に伴う住民の健康管理に関して、環境省の専門家会議が「中
間とりまとめ」を発表しました。これにもとづき、環境省は「当面の施策」をと
りまとめ、1月21日まで(郵送の場合は、1月19日必着)パブリック・コメントに
かけています。
この「当面の施策」はたいへん問題の多いものです。
・甲状腺がん以外のさまざまな疾病に対応した健診や、福島県外の健診につ
いては盛り込まれていません。
・福島県健康調査については、「疫学的追跡調査として充実させることが望
ましい」としており、個人の 保健目的が縮小されるのかという懸念が生じ
ます。
・福島県で実施された甲状腺検査の2巡目で検査結果が確定した約6万人の子ど
もたちから、甲状腺がんの疑いの子どもが4人見出されたという深刻な事態を踏
まえていません。この結果が公開する前に、環境省専門家会議は、傍聴者を排除
してまで大急ぎでまとめた感があります。本来であれば、この重大な事態を受け
て、再度検討をしなおすべきであり、県外にも健診を拡大すべきです。
「当面の施策」の問題点について、パブコメの文例としてまとめたものを添
付します。以下のURLからもダウンロードできます。拡散していただければ幸い
です。
また、1月7日には、緊急セミナーを開催します。ぜひお誘いあわせの上、ご来
場ください。
【緊急セミナー】 切迫する放射線被ばくの健診対策
◆日時:2015年1月7日(水) 18:30~20:45
◆会場:東京しごとセンター(東京都千代田区飯田橋3丁目10-1)5Fセミナー室
最寄駅:飯田橋駅東口より徒歩約5分
◆内容(予定)
1.環境省の「専門家」会議と福島県県民健康調査の最新情報
2.発癌リスクは「識別できない」のウソ
3.議論されなかったこと…癌以外のリスクと県外のリスク
4.UNSCEARとWHOの報告書について
5.パブコメのポイント
6.質疑
※ゲスト:
崎山比早子さん(高木学校、元放射線医学総合研究所主任研究官)
吉田由布子さん(チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワーク事務局長)
瀬川嘉之さん(高木学校)
阪上武さん(フクロウの会)
◆参加費:500円
◆主 催:FoE Japan
◆問合せ:FoE Japan (エフ・オー・イー・ジャパン)
Tel:03-6909-5983 Fax:03-6909-5986
(当日連絡先:090-6142-1807)
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満田夏花 MITSUTA Kanna kanna.mitsuta@nifty.com
【FoE Japan新住所】
〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-Tel:03-6909-5983 Fax:03-6909-5986
【活動費の不足により、緊急カンパ大募集!】
通信欄に「脱原発」と書くか、振込み後、事務局にご一報ください。
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