永岡です、ラジオ大阪の、中井雅之のハッピーで行こう！火曜日の名物コーナー、週刊！矢野新聞、新聞うずみ火代表でジャーナリストの矢野宏さんのお話がありました。
矢野さんはお酒をいつ飲むか決めておらず、いつでも来い（笑）だそうで、土日も会議で事務所に出ておられるそうです、だから飲むのだそうです（笑）。
それで、今週のテーマは、もちろんイスラム国の日本人人質事件、湯川さんが殺されたと報じられ、身代金の替わりに死刑囚釈放を求めてきました。身代金は法外な額で、二人は勝手に行き、自業自得という声もあり、もちろんこれは2004年の拘束事件で自己責任と声高に言われ、今回もそう。
共同の世論調査で、安倍総理の姿勢を支持は60％と高く、自己責任論が一般に広がっているのです。人質が取られて、これほど安倍総理は評価され、しかし自己責任論はおかしい、政府の対応に問題がある。
湯川さんは去年夏、後藤さんは秋に拘束され、後藤さんの奥さんは外務省に相談し、しかし政府は事件が表面化してから対応し、表面化まで、外務省は誰一人現地に行かず、外務省も自己責任論。
外務省設置法で、職務が規定され、日本人の生命･身体の保護、安全が義務で、海外にいる日本人の身を守らないといけない。
矢野さんの友人は、人質の存在が公開される前に解決すべきといい、フランスはそうして、要求に応じたら国際社会から批判され、中東に住む日本人の危険が高まる（身代金を取れるとなる）ので、水面下でやるべきであったのです。
さらに、日本政府の失態はあり、イスラム国が殺人予告を出したのは、安倍総理のカイロで、イスラム国と戦うなら2億ドル出すといい、しかしイスラム国に人質を取られて、なぜこんな失態をしたのか？演説は17日、3日後にイスラム国のビデオが公開され、2億ドル払えとなった。
2億ドルは人道支援ではなく、エジプト、ヨルダンは武器を買う可能性があり、安倍総理の演説＝イスラム国への宣戦布告になった。岸田外相もイラクに9億提供すると、中谷防衛大臣が、ジブチの日本の自衛隊基地を訪問し、自衛隊でテロ対策といい、ジブチはイスラム国空爆の米軍の基地、イスラム国と戦争しており、日本は知らないうちに、イスラム国との闘いに組み込まれていた。
イスラム国は国家と言っても、スンニ派の過激組織、シーア派と異なり、守護者は変わり、イスラムの9割がスンニ派、フセイン政権もスンニ派で、倒れた後スンニ派は弾圧され、裁判なしの死刑判決で、ヨルダンに難民が逃げて、そこで2005年にテロ、実行犯がこんど交換を要求された人です。
それで、イラク難民の排斥になり、シリアに逃げて、しかしそこはアサド政権、内戦で、アメリカ、イギリスは反アサド、そこでアメリカに反旗を翻したのはイスラム国、アメリカの戦争への欲望が生み出したモンスターがイスラム国です。
アメリカは迷走し、中東で迷惑をかけ、さらに海外で日本人の事件があると、自衛隊の海外派兵の声もあり、しかしテロとの戦いには勝てない、日本の国民の命を守るため、政治の手腕が問われ、もちろん後藤さんの無事生還は至上命題です。
この、安倍政権のデタラメ、ニュースサイト、リテラが詳しく報じています。
http://lite-ra.com/2015/01/post-819.html
そして、安倍政権は、これを口実に自衛隊の派兵を画策していると、日刊ゲンダイが報じています。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156705
今回の矢野さんのお話は、強く共感しました、以上、今週の矢野さんのお話でした。
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コメント：国民の生命を守らないアベノ内閣! 国民の生命が益々危険になるアベノミス！！ 生命・生活・人生・生涯を無視するアベノ政策！！！
地球倫理：Global Ethics 