関西テレビニュースアンカー 西谷文和&鈴木哲夫 イスラム国日本人人質事件を語る

 永岡です、関西テレビのニュースアンカー、金曜レギュラーは政治ジャーナリストの鈴木哲夫さんと、女優で作家の中江有里さんでした。
今回もメインはイスラム国日本人人質事件、イラクの子供を救う会のジャーナリスト、西谷文和さんがゲストとして出られました。
イスラム国は死刑囚の釈放を要求し、しかしヨルダンはパイロットの安否不明として拒否し、タイムリミットになりました。
中江さん、イスラム国の声明がないことについて、日本政府はヨルダン頼みで、待っているだけ、イスラム国の日本への要求が変わり、身代金→死刑囚で、日本は翻弄されていると言われました。
西谷さん、今の状況は「かなりマズイ」、西谷さんの通訳の情報で、アクチャカレ(トルコ側)での交換を想定して、イスラム国の兵士が、もう終わったとメッセージを残し消えて、日本時間朝5時にイスラム国の国境の門が閉められ、物理的に人質交換は出来ず、イスラム国はもう交換しないとしている。
そして、ヨルダンのパイロットは、日没後処刑されたと、現地の未確認の情報があると西谷さん言われました。これは、ヨルダン政府も打診したのに、生存が確認できず、パイロットはイスラム国を空爆した戦争犯罪人、尋問、拷問があり、それで殺された(期限より前)可能性もあり、生きていても、タイムリミットは過ぎて、イスラム国はタイムリミットを越えたらやってしまい、パイロット処刑の可能性が高いと西谷さん言われました。
それで、後藤さんは、人質で、拷問はなく、しかし死刑囚との交換は無理で、ヨルダンが出さないのであり、通訳の情報だと、無理なのです。ヨルダンだと、パイロットが帰らないのに、死刑囚の解放はないのです。
鈴木さんの取材でも、その可能性は高く、しかしイスラム国の動きが分からず、ヨルダンと、日本のどちらを向いているかであり、西谷さん、死刑囚はイスラム国の、リーダーの側近で、取り戻したい。ヨルダンはイスラム国の敵で、これで空爆を止めたい意図を語られました。
死刑囚との交換は二の次で、ヨルダン、日本政府に打撃を与える意図もあり、イスラム国から見たら、ヨルダンも日本も敵で、特にヨルダンはシリア、イラクの空爆をしており、イスラム国はヨルダンを叩きたく、ヨルダン国王への打撃がイスラム国の狙いで、ヨルダンの人口の6割はパレスチナ難民、イスラエルがガザで虐殺し、アラブも春もヨルダンで起こりかけ、今後、危機的。
そして、後藤さんの奥様がメッセージを出されて、イスラム国はメディア戦略で攻めてきて、動画で日本政府を揺さぶり、イスラム国に拘束されたエナンさんも、画像の機材を持っていると証言し、しかし動画→静止画になり、イスラム国は、後藤さんの奥様に、メッセージの公開をさせて、奥様を交渉に使っています。
これに関して、西谷さん、イスラム国のやり方は卑劣で、映像は世界を駆け巡り、世界に向けて助けて欲しいというもので、最後に、ヨルダン、日本政府が命運を握り、ヨルダンが無能と馬鹿にして、家族を巻き込むこと、中江さん、家族はつらく、そうしないと後藤さんが危ないが、卑劣と言われました。
このメッセージの意味、次は健二の番と言って脅し、イスラム国の本音は、しかし人質交換、身代金で解決したく、身代金、人質交換は成功せず、しかしイスラム国は将棋の五手先を読み、こうなることを想定して、それもヨルダンを巻き込み、打撃を与えている。
トルコに日本が拠点を持てば解決するが、イスラム国は、後藤さんを何ヶ月も人質に取る模様で、イスラム国は、動画発表前に、水面下での取引ではある程度解決したのに、動画を出してしまい、イスラム国は世界のテロリストのトップを誇示し、これからも後藤さんをカードに、長期戦を考えている。
鈴木さん、政府の動きは、官邸・側近に聞いて、交渉ルートを24時間で30~40箇所探し、その中でヨルダンとトルコがあり、安倍氏の側近は、このルートで有力なのはヨルダンで、そこをイスラム国は絡めて交渉し、中心はヨルダンで、日本政府も親日国であり、頭を下げてやるべきで、そこから抜けて、別のルートを探せない、メンツもあり、なかなかすぐに別のところで出来ないと言われました。
西谷さん、一旦ボタンを掛け違ったらそのままで、西谷さんの通訳は、今からでも遅くない、トルコルートで交渉すべき、ヨルダンは死刑囚を解放せず、ヨルダンでは解決せず、トルコ経由で後藤さんを救出すべきと言われました。
トルコはイスラム国の北にあり、イスラム国-シリアをトルコは黙認し、アサド政権と戦う自由シリア軍をトルコは支援し、トルコと自由シリアは仲間であり、イスラム国は、ヨルダンの話は聞かないが、トルコの大統領のいうことは聞き、トルコは人質を解放させた実績もあり、安倍総理とトルコの首相にホットラインがあり、今からでも、トルコに頼むべきと言われました。以上、西谷さんのお話でした。
この、日本政府がトルコを拠点にしなかった理由、日刊ゲンダイに記事がありました。

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156798
 これ、原発事故直後に、小出先生が汚染水対策、タンカーを提案されたのに、民主党政府も自民党政府も無視して、泥沼にはまったのと同じです。
(日本の官僚も、企業の上層部も、自分より身分がしたと思う人に頭を下げることはしません、それで、太平洋戦争に惨敗したのです)

ところが、安倍総理は、これを火事場泥棒、自衛隊派兵のことを衆院予算委で言い出しています。
一昨年、アルジェリアでのテロ時に、自衛隊は手が出せなかったとして、しかし、イスラム国からの人質救出は、武力によるものは全部失敗、しかも、法整備をしても、出すのは無理なのです。
中江さん、人質救出は困難で、自衛隊を出したら、逆効果と懸念され、自衛隊の能力で役に立つのか、犠牲を増やさないか、リスクを背負い、疑問と言われました。実際、今も役に立っていません。
鈴木さんは、今実際後藤さんが人質であるが、後藤さんを助けるために自衛隊を派兵するのは論理の飛躍で、今回の事件は人命第一で、その後検証が要る、日本のNSCは役に立ったのか、安倍総理が人質を知りつつ中東へ行ったことや、日の丸、イスラエルの旗の前での安倍総理の演説の是非、安倍氏の積極的平和というものは破綻していないか、これを検証してから自衛隊のことを論ずるべきで、自衛隊は出て行かなくていいように外交をすべきで、流れを自衛隊派兵に行くのは危険、外交で努力するのもセットと言われました。

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