小出先生 ラジオフォーラム2015/1/31のお話(原発と沖縄、基地、差別の問題は同じ)&沖縄の民意を地元メディアはどう伝え続けたか、小磯まことさんと松元剛さんのお話

永岡です、第108回ラジオフォーラム、今週は東海大教授の谷岡理香さんの司会で放送されました。三角山放送局で、先週の小出先生のお話について、研究室でも処理できない核のごみを、原発ではどうするのかと、スタッフの丸山さんのコメントがありました。

今週のテーマは沖縄で、名護市長選、名護市議選、県知事選、衆院選と、沖縄は自民NOを突きつけたのに、自民党政府は辺野古を強行しています。アベノミクスが争点と言いつつ、沖縄では47都道府県で唯一争点にならず、それを安倍政権は無視し、どころか辺野古で逮捕者も出ました。

これについて、谷岡さん、沖縄に行かれて、ラジオ沖縄の報道部長である小磯まことさんと、琉球新報の松元剛さんのお話を聞かれました。沖縄の民意を問われます。

沖縄は基地なしでは経済が成り立たないと本土は言うのに、選挙で自民をNO、経済・アベノミクスではありませんでした。

前半に、小磯さんのお話、小磯さんは高校まで東京、母親が沖縄の竹富島出身で、戦争体験も聞かれました。小磯さん、ラジオ沖縄でアナウンサー、記者として取材し、沖縄の思い=基地がない方がいいが根本。

沖縄は横社会で、軍の関係者もあり、声が上げられないこともあるが、根底は平和な島を目指す。谷岡さん、95年の少女暴行事件で沖縄の怒りを知り、それが東京に届かないと指摘され、小磯さん、当時保革を問わず反対し、これが普天間返還になり、あの事件は軍の論理、日米政府は金で頬を叩くもので、女性を蔑視していた。

それから20年、97年より杭を辺野古に打たせなかったのが、沖縄の思い、耐用年数200年の、国営地の基地を作らせるわけには行かないのが、知事選、衆院選で、県民の怒りが爆発したのです。県民が毎日座り込みし、年配の人が多い=戦争体験を子や孫にさせたくないと、どんな日も抵抗されている。

若い世代には、沖縄には米軍施設の75%があり、平和教育をして、沖縄は6月23日が慰霊の日(本土の8月15日と異なる)、戦争体験者は高齢化し、声を上げ続け、子や孫に伝え続け、沖縄の基地問題、集団的視自衛権も批判し、自分の傷をえぐりつつ、話される。残された方は、伝えるのが使命と立ち上がる。

それで、沖縄は安倍政権NOであり、基地経済の割合は5%!基地が返還されたら、雇用も100倍、沖縄は自立できると、県民に浸透し、前回の衆院選で自民が当選し、辺野古NOが、石破氏に恫喝されて裏切り、沖縄は怒り、仲井真氏も裏切り、もう黙っておられない。琉球王国の魂、アイデンティティーがよみがえり、琉球とヤマト民族の闘い、これは本土で報じられず、しかし本土ではそこの基地の事故は報じられ、本土のマスメディアも、しっかり沖縄のことを報道したら変わる。

本土のマスコミは政権を見ており、これも問題なのです。沖縄の民意を小磯さん伝えられ、毎日辺野古に座り込みをされ、谷岡さんも現地を見られて、米軍基地のキャンプシュワブ抗議にに谷岡さん参加され、怒りだけでは続かない、歌い、踊り、続けているので、こうやって活動を続けられた。

座り込みのイメージは、基地=戦争のため、基地を作らせない=非暴力による平和運動であり、沖縄は、戦後なのかと谷岡さん指摘されました。

 

小出裕章ジャーナル、今週の小出先生のお話。今月のテーマ、原発はなぜアカンのか、5回目、放射能は消せないのか、です。

放射能を無くせないかについて、原発はエネルギーとして長持ちせず、しかし放射能は現実的には無くせない、福島で除染を苦労してされているが、汚れの正体は放射能で消せず、単に汚染の場所を移すのみ、移染であり、それしか出来ない。

匂いも何もないが、4年経っても放射能は減らず、事故による放射能で東北・関東の広大な地域が汚染され、汚染された面積は14000平方キロ、日本の法令によれば放射線管理区域の指摘がいり、一般の人は入れず、専門家が仕事で入っても食事・水を飲むのもアカン場所、それが広大にある。

汚染物質セシウム137は、重さだとわずか750グラムで、それだけで膨大な土地を汚し、そこで人々が過ごし、人々は被曝を減らして欲しいと、家、校庭で除染(移染)してもほんのわずかな場所のみ、山、田畑の除染は出来ず、たった750グラムのセシウム137相手にこれだけ大変な苦しい、長い戦いがある。

一番の問題は、目に見えない放射能に人々が慣れて、汚染のあることを忘れるのが恐ろしい。福島を中心にして、本当は人々が住んではいけない汚染区域に住まわされ、復興するしかないと思わされ、そこで放射能汚染と発言したら復興の邪魔と疎まれる。放射能のことを口に出せず、福島の方は、事故の責任はなく被害者なのに、被害者同士の分断、傷つけあいが行われています。

谷岡さん、沖縄について小出先生に伝えられ、辺野古で大きな国家権力に少数で闘う、小出先生も原子力マフィアと闘い、京都にも米軍基地が作られ、闘う人たちへのメッセージは、小出先生は原子力を止めたく、「原発と沖縄、基地、差別の問題は同じ」で、これからも原子力を止めさせるため小出先生は闘う、沖縄の方々の闘いも、小出先生の支えになると締めくくられました。以上、今週の小出先生のお話でした。やり取り全文は以下にあります。

http://www.rafjp.org/koidejournal/no108/

ここで音楽、でいご娘の歌、父親は73年に米兵の飲酒運転で殺され、艦砲ぬ喰ぇーぬくさー、艦砲射撃の生き残りの意味です。この曲もユーチューブにありました。

https://www.youtube.com/watch?v=yzQCYrm5ssg

 

後半は、松元さんのお話、沖縄の地元メディアと、中央の違いのことです。松元さんは、沖縄は安倍政権NOの結果について、鳩山氏が普天間県外を公約として勝ち、しかし半年で破綻・辞任で、沖縄の民意はこかんなに潰されるのかと失望し、民意の反映されないこの国の政治に怒り、2012年で自民政治に戻り、何度も意思表示しても反映されず、積もり積もったもの、2011年。

鳩山氏が普天間について、名護に抑止力で引き受けて欲しいと言ったが、方便での抑止力になり、中国牽制で沖縄はいるというが、これは嘘と鳩山氏は知りつつ、従わざるを得なかったのに、東京のメディアは鳩山氏を批判し、総理を屈服させるアメリカ追随の日本の官僚の批判はしなかった。

東京のメディアは、安保を沖縄に押し付けているのに、現場を見ず、官邸・防衛省は沖縄を知らず、現地のことをメディアは知らず官邸の意向を垂れ流し、外務省、防衛省の記者クラブは、沖縄の抵抗を力づくで潰すしかない、金で押さえるしかないと、記者が提案する始末で、政府と一体化したメディアの、軸足なしの世界で、これが沖縄に届き、誰のため、何を書くのか、安全保障報道では問われるのです。

沖縄の県民の意志は2011年に変わり、ケビン・メア総領事の差別発言、沖縄はゆすりの名人と暴言を吐き、共同通信で報じられ、全議会が抗議決議をしたが、民主党政権は発言すら確認せず、しかし人権を重んじるアメリカ政府は駐留大使の差別として、メア氏を更迭し、ウィリークスで、沖縄→グアムの、根拠のない金を日本が払うことになったことが報じられ、鳩山政権発足で、外務省、防衛省は民主党の県外移設を潰すことを、官僚がしたことが暴露された。

2011年、田中さとし氏、環境影響評価で、防衛大臣はオフレコ懇談会でいつ提出するかと聞いたら、犯す前に犯すというものはいないと、沖縄を性的レイプになぞらえて、蹂躙される沖縄を軽視し、松元さん問題と取られ、オフレコ発言も報じ、琉球新報だけでも追求するとしたが、本土のメディアも追及し、田中氏半日で更迭、官僚の沖縄蔑視が反発され、沖縄の民意に力がある。

2011年の県民の怒りはすさまじく、環境影響評価を姑息に運び込まないといけないほど、本土の沖縄差別、沖縄の怒りをかきたて、それを報じたら首を取れることになり、しかし2012年にオスプレイが配備され、沖縄41市町村全部が反対して、選挙で選ばれた首長全員が拒否したのに、日米政府は無視してオスプレイを強行し、沖縄は47都道府県の一つか、日本のひとつと認識されているのかと認識された。

沖縄の怒りがマグマのように噴出し、それが知事選、衆院選に現れたのです。

メディアは批判されて育つが、これほどの本土と沖縄の差に驚き、官僚の差別発言は、琉球新報が報じなかったら、潰されたのです。

それで、本土のメディアが、これほど沖縄を差別するのかは、戦後続く対米従属の成れの果て、アメリカに首根っこを押さえられた安保の負い目があり、官僚社会から見たら、厄介な基地は沖縄に押し付け、不作為の連鎖で、官僚の意識に差別がある。

しかし、アメリカを取材したら、日本が変われば変化させられ、外務・防衛官僚と政権が42年変わらない。官僚は変えることがイヤで、しかし沖縄の基地は限界、普天間以外も減らせとの民意も出てくる。

現政権の沖縄嫌がらせは、自民党が変質し、90年代の太田、稲嶺県政、2000年の沖縄サミットでは、戦中派の、沖縄に苦難を与えたことを知る政治家が、沖縄への贖罪意識を持っていたが、安倍政権は沖縄の苦難を知らず、集団的自衛権、秘密保護法もそうで、良心を無くし、それで翁長知事に会わない、予算も減らすであり、翁長氏に政敵だから会わない=140万県民に背を安倍政権は向けており、安倍総理や菅長官は沖縄に語る資格はない。

名護市の稲嶺市長と、防衛大臣・外務大臣は会わず、会ったのはケネディ大使、自民党は民主主義をどう見ているのかを、安倍政権の翁長氏への対応で、日本は民主主義国家かと見られる。

敗戦から70年たっても土地は返らず、命の重みの二重基準、ドイツ、イタリアでは、米軍の飛行は制限され、イタリアでは昼寝の時間は飛べず、そこまで基地は住民に配慮しているのに、日本ではもちろんなし、北谷町では騒音が車の直前のクラクションほどのレベルで、1日何回もされて、こんな運営はアメリカ本土、ドイツ、イタリアもなく、こんなムチャクチャなところは世界の他にない。

ドイツ、イタリアの基地の住民と、沖縄の違いが、沖縄県民の怒りがマグマとなり、爆発するところなのです。以上、松元さんのお話でした。

 

谷岡さん、2015年、沖縄を訪問し、沖縄の基地問題は、沖縄だけでなく、日本全土の問題であると締めくくられました。以上、今週のラジオフォーラムでした。我々も、沖縄に続いて、安倍極右政権にNOを突きつけましょう!

 

 

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