大垣署の件、盗聴法との関係で「赤旗」記事

重複ご容赦下さい。
添付の記事、きょうの「しんぶん赤旗」に載っていたようです。
赤旗を講読している知人がスキャンして送ってくれました。
「3回連載で出します」と記者から聞いていました。
明日、明後日も続きが載るのでしょう。
「しんぶん赤旗」の視点に全て同調する、ということではありませんが、秘密法施行による「ますます特高化する警察」の文脈の中に盗聴法大改悪もあるのは間違いありません。
一方で監視国家体制を強め、他方でメディアへの圧力を強める。
一方で人々の間の分断を強め、他方であらゆる場所で同調圧力を強める。
以下は独り言-愚痴-みたいなことですが。
日本社会では「自由のために闘う」という意識は社会に根付いているでしょうか。
安倍政権の政策は、全体として「戦争に向かって暴走」には違いないけど、必ずしもすぐに明確に目に見える形の戦闘行為に(自衛隊が、一般市民が)巻き込まれるとは限らない。
けれど、人が人として生きて行くにはあまりにも息苦しい世の中への傾斜は、確実に強まっています。
若干心配なのは「9条守れ!」という護憲派の中には、空襲とか原爆とかの被害体験のみを強調する流れがあること。
「平和を守れ」を、ひたすら身体的被害体験から免れることが大事、みたいに強調すれば、下手をすると「(身体的)安全を守ってくれるなら、若干の不自由はやむを得ない」という日本社会にありがちな意識を強めてしまう。
安全を得るために自由を放棄する者は、そのどちらも得られないし、得るに値しない
Those who desire to give up freedom in order to gain security will not have, nor do they deserve, either one
   by  Benjamin Franklin
☆ 強いられた沈黙
「自由とは、恐怖に打ち勝ってはじめて得られるものだ」
米国はトンデモな戦争国家だけど、「建国の理想/自由と民主主義」を高らかに宣言することを称える気風はある。
日本社会ではどうでしょう。
私自身、上記のような言葉を、街頭宣伝で「反発だけ食って何も伝わらない」ではなく言えるかどうか、自信がありません。
「戦後70年、日本の平和」は、【日本国憲法の「国民主権」「基本的人権の尊重」と一体として存在する「平和主義」】の体現としてあったでしょうか?
それとも右翼がよく「口撃」に使う「自分(達)だけ安全なら良いという一国平和主義的エゴイズム」だったでしょうか?
勿論、老い先長くない私個人としては「最後まで闘うぞ!」なんですけど…。
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近藤 ゆり子  k-yuriko@octn.jp
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