佐藤三郎様、皆様
秀村です。連続講座のご案内や、また市民活動掲示板をいつもお送り頂き、ありがとうございます。
ところで、下記は他のMLに送信したものですが、こちらにも送らせて頂きます。
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皆様
ご存知かもしれませんが、安倍政権に対する批判を自粛する空気が広がっていることに強い危機感を抱いているジャーナリストや言論人、表現者が声明を発表しています。
そしてその中心メンバーの今井一、マッド・アマノ、平田オリザ、古賀茂明、中沢けいの5氏が外国特派員協会で重要な記者会見を開きました。Webで見ることができますので、ぜひご覧ください。
古賀茂明氏は、社会で自粛が進んでいくプロセスを、ホップ・ステップ・ジャンプにたとえています。最初は政府が圧力をかけるが(ホップ)、次第に報道機関が自粛するようになり(ステップ)、正しい事実が国民に知らされなくなる結果、独裁に至る(ジャンプ)というわけですが、現在の日本は、ステップまで来ていると警告しています。
実際、古賀氏自身、報道ステーションで、”I am not ABE” (”I am Kenji”というだけでなく、われわれは、”I am not ABE”とセットにして世界に発信していくべきだ)と発言したら(古賀氏自身もネットで大変な批判・攻撃を受けているようですが)、番組のプロデューサーが上層部に呼ばれ、テレビ朝日の報道局長から、4月以降古賀氏を出演させるなと指示があったようです。報道ステーションは健闘していると思いますが、上層部がそのようでは限界があるでしょう。
作家の中沢けいさんの発言も、非常に考えさせられるものでした。
戦前と比べると、平和憲法のおかげで直接戦争をしなかった期間が、70年もよく続いたものだと改めて思います(戦争への荷担などを無視して単純に言えば、の話ですが、それにしても)。
しかし今年は、戦後70年というより、「戦前」◯◯年かもしれない、という風に思ってしまいます。私は神戸に住んでいるからか(1980年代からですが)、単純に大きく捉えると、1995年の震災の頃を境に、それまでの戦後50年の平和主義と経済発展の上昇の時期(もちろん様々な問題はありましたが)に対して、それ以後の時期というのは、それまでと色々な点で対照的で、右傾化がだんだん顕著になって今日に至っているように感じています。戦争できる国へ、の方向に暴走しています。
今の安倍政権の暴走にブレーキをかけて止めなければならないと思っている人々は、保守層にも少なくないのではないかと思います。顕在化していませんが、あちこちにそう思っておられる方々はたぶん大勢いらっしゃるはずで、とりあえず暴走にブレーキをかける、その一点で、そうした人々がつながっていくことができるように願っています。
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そういう意味でも、佐藤さんのお働きは非常に大事だと思い、感謝しております。
秀村冠一
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コメント:「義を見て無さざるは勇無きなり」一人一人の遺伝子には40億年の願い・努力が宿っている。虚偽・錯誤の輩にその命を無視・略奪されないように真実・覚醒して宇宙一切の真実生命の為に行動しましょう!!!
