「不戦の誓い」削除の前科 安倍首相「70年談話」戦前逆戻り

 いよいよ「ウルトラ右翼」の本性がムキ出しになってきた。8月にも公表する「戦後70年談話」について、植民地支配や侵略戦争を認めた「村山談話(戦後50年)」や「小泉談話(同60年)」など、歴代内閣の談話の記述を踏襲しない考えを明らかにした安倍首相。新たな文案を検討する有識者会議が2月にも開かれるが、恐らくメンツはいつもの「右翼仲間」ばかりだ。大幅見直しは必至で、近隣国はもちろん、世界中から反発の声が上がるのは間違いない。

「今まで重ねてきた(談話の)文言を使うかどうかではなく、安倍内閣としてどう考えているかという観点から談話を出したい」。NHKの「日曜討論」(25日)でこう強調した安倍首相。村山・小泉談話で使われた「植民地支配」「侵略」「お詫び」などの文言を「こまごましたもの」と言い切る姿は唖然ボー然だった。

安倍首相は一応、村山・小泉談話に理解を示していたが、とても信用できない。慰安婦問題で日本軍の関与を認めて謝罪した「河野談話」について、「継承する」としながら、昨年10月の衆院予算委で、「日本が国ぐるみで性奴隷にしたと、いわれなき中傷が世界で行われている」なんて二枚舌答弁をしていたからだ。

 一昨年の終戦記念日の「全国戦没者追悼式」の式辞では、「アジア諸国への反省」の言葉を省き、歴代首相が必ず読み上げてきた「不戦の誓い」もカットした“前科”がある。この調子だと、安倍談話は「先の大戦は侵略や植民地支配ではなく、東アジア解放のためだった」なんて言い出しかねないだろう。

元外交官の天木直人氏がこう言う。
「村山談話は、閣議決定し、世界に公表した内容です。歴代内閣が踏襲し、ようやく認知されてきた。それを見直すとなれば、世界から『後退』と受け取られるのは間違いありません。中国、韓国との関係もさらに悪化する。大変な事態になりますよ」

やりたい放題の安倍首相は、テロとの戦いを口実に“参戦する”と言い出しかねない。暴走を早く止めないと戦前の暗黒時代に逆戻りだ。

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コメント:我利我利亡者のDNAで日本国憲法・世界歴史の無視・無理・無謀!

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