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石橋さんは、98年に原発震災という概念を提起され、原発と地震を警告されたのに、無視されて委員も辞任、石橋さん、川内の検査をとんでもないといわれます。
川内は、九州電力、震度5弱以上の地震を考慮したというものの、石橋さん、地震には内陸直下型(阪神・淡路型)、プレート間地震(東日本大震災型)、プレート内地震(フィリピン海プレート内で起こる)の3つがあり、その中で、内陸直下型のみを考慮、それも数百年であり、しかし石橋さん、地震は万年単位で考慮すべきで、それでは、南海トラフ地震で、これが起こると川内原発も震度6以上になり、アウト+プレート間地震は揺れの時間も長く、さらに問題です。
高知大の岡村眞さん、地震と津波で、高知は池に津波による土が堆積し、これにより、津波がどれだけ起こったか、調べられて、その中で、1707年の宝永津波の堆積が大きく、4000トンの土砂が運ばれたが、2000年前にはその4倍の堆積があり、これは、マグニチュード9クラスの地震が、2000年前に起こり、この7000年間に、巨大津波を起こす地震が16回起こったといわれます。
東日本大震災は1000年に1度というものの、もっとエグイ地震もあったのです。
つまり、川内は、東日本並み、もっとエライ地震に襲われる可能性もあるのです。
東北には、巨大津波も過去にあったのに、考慮されていません。
その上、規制委は、九電にお墨付きを与えたものの、地震は直下型のみ考慮し、プレート間地震、プレート内地震を無視した意味、報告書には記述がなく、これについて規制委の田中氏、まともに答えていません。記者から、九電の言い分を追認しただけと突っ込まれたら、田中氏は答えをはぐらかしています。
そして、川内と南海トラフ地震の考慮は、規制庁もなぜ無視したか、ちゃんと答えていません。
石橋さん、川内は最初の事例なのにまともな審査はなく、大問題と締めくくられました。
コメンテイターの恵庭さん、石橋さんが原発震災、地震により外部電源崩壊→事故、膨大な人が被災すると福島の前に警告され、そして地震、津波の原発への対策、火山の問題もあり、原発は、科学者の警告を無視してはいけないと指摘されました。
キャスターの古館さん、政府は世界最高の安全を考慮したということに疑問を示され、恵庭さん、安全側に立った考慮をするべきと締めくくられました。
石橋さんは、この南海トラフ地震について、1707年の宝永地震(東海、東南海、南海が同時発生)、1856年の安政東海地震、翌日の安政南海地震があり、その90年後、1944年に東南海地震、1946年に南海地震があり、それで東海地震がこの時に起こらず、そのため東海単独の地震がいずれ起こると76年に警告され、そして阪神・淡路後、神戸大に来られて、活動されました。
さらに、44,46年の地震は比較的小規模のため、次により大きいものが起こる可能性を指摘もされています。
地震学の専門家で、石橋さんの警告は現実となり、これを見たら、日本が太平洋戦争、勝てるわけないのに戦争を仕掛けて自滅したのと同じと思いました。
私もサラリーマン時代に経験しましたが、日本のエリートは自分では責任を取らず、他人に丸投げして、肝心なときには逃げるという、太平洋戦争時の醜態を70年後も繰り返していますこんなこと、許してはいけません。以上、報道ステーションの内容でした。