- ツイート
-
2015年3月30日
目下の情勢では北海道、大分知事選が接戦だが、面白くなってきたのが北海道である。
現職で4選を目指す高橋はるみ知事(61)に挑むのは、北海道の“みのもんた”こと、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)。佐藤には民主党北海道と市民ネットワーク北海道が支持、共産党道委員会、新党大地、維新の党道総支部、社民党道連が支援しているが、こうした野党連合のパワーに加えて、佐藤の演説がうまいのだ。
「政策討論会で、高橋知事は私(の主張)に『それは夢ですね』と言いました。私は大変憤りました。夢は実現しなくてはならないのです。夢は実現をしたら、また次の夢が生まれるのです。心の中では『あなた(高橋知事)は、私たちに夢を与えてこなかった』と思って、そういう言葉にしました。『12年間、夢も希望も明るさもなくなった』――地方に行って畑に立つ人、漁業で船に乗る人が私にそうつぶやいていました」
「告示前は大きく負けていたのが、最近の数字は50対40くらいになっている。佐賀の乱でも、最初はダブルスコアだったのに、逆転した。同じような展開になる可能性は十分あります。北海道は昨年の衆院選の比例票を見ると、野党が上回っているのも強み。争点は北海道電力泊原発再稼働の是非やTPPですが、高橋陣営は、応援に来た大島理森元農水相も『原発は国が決めること』とか言って、議論から逃げている。佐藤氏の脱原発路線は鮮明です。TPPについては自民党支持の農政連の中でも割れています。高橋知事の4選批判もありますから、佐藤さんに勢いがあるように見えます」(現地で取材しているジャーナリスト・横田一氏)
自民党内からは「本来だったら横綱相撲で突き放さなければいけないのにそうなっていない」という声も聞かれる。地元のアナウンサーといっても、佐藤氏は65歳で清新さはない。高橋知事の実績で蹴散らせると思っていたらしく、ここにきて焦りまくっている。ここを落とせば、安倍政権のやりたい放題もこれまでだ。
最新のニュース記事
- 「佐賀の乱」の再来も? 道知事選の“情勢変化”に焦る自民党 (3月30日)
- 独機事故を“予言”? 6年前の「ゴルゴ13」に酷似エピソード (3月30日)
- 沖縄在住の作家・目取真俊氏 「県民の怒りは日本に広がる」 (3月30日)
- 加と豪も「中国投資銀」参加へ 稚拙すぎる安倍外交で日本孤立 (3月29日)
- 久美子社長勝利で残るしこり 大塚家具社員“粛清”に戦々恐々 (3月29日)
- ドイツ機墜落事故 副操縦士の「妄想性障害」を専門家が指摘 (3月29日)
- 都内初リベンジポルノで逮捕 “勘違い不倫”の哀れな末路 (3月28日)
- 東洋ゴム免震偽装底なし 本当に元課長代理の“単独犯”なのか (3月28日)
- 古賀茂明氏 ラスト出演した報ステで再び「I am not ABE」 (3月28日)
- 官製相場で荒稼ぎの男を脱税告発 「イナゴ投資家」の魑魅魍魎 (3月27日)
- 母が乱入し“浪花節”全開 大塚家具株主総会は娘勝利も大波乱 (3月27日)
- 塾関係者の接待にも流用 大阪桐蔭「5億円裏金」“闇の使途” (3月27日)
最新トピックス
「佐賀の乱」の再来も? 道知事選の“情勢変化”に焦る自民党 (3月30日)
- 独機事故を“予言”? 6年前の「ゴルゴ13」に酷似エピソード (3月30日)
- 巨人長野とテレ朝下平アナの「結婚発表」に球団も仰天の理由 (3月30日)
- 執筆依頼続々 本上まなみが獲得した「最強文化系ママ」の称号 (3月30日)
- 「葛藤あった」 36歳“エンクミ”遠藤久美子がグラビア挑戦語る (3月30日)
- 阪神まさかの開幕3連勝 「優勝した03年にそっくり」の声 (3月30日)
- 上原開幕絶望の可能性 レッドソックス田沢が「守護神」昇格へ (3月30日)
- 満身創痍で世界選手権銀の羽生結弦 想像以上に深刻な“病状” (3月30日)
- 開幕三連勝の西武 辛口OBへの“リベンジ”がナインの原動力 (3月30日)