「佐賀の乱」の再来も? 道知事選の“情勢変化”に焦る自民党

 統一地方選の注目は、自民党が知事選で負けた「佐賀の乱」の再来があるかどうかだ。

目下の情勢では北海道、大分知事選が接戦だが、面白くなってきたのが北海道である。

現職で4選を目指す高橋はるみ知事(61)に挑むのは、北海道の“みのもんた”こと、フリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)。佐藤には民主党北海道と市民ネットワーク北海道が支持、共産党道委員会、新党大地、維新の党道総支部、社民党道連が支援しているが、こうした野党連合のパワーに加えて、佐藤の演説がうまいのだ。

「政策討論会で、高橋知事は私(の主張)に『それは夢ですね』と言いました。私は大変憤りました。夢は実現しなくてはならないのです。夢は実現をしたら、また次の夢が生まれるのです。心の中では『あなた(高橋知事)は、私たちに夢を与えてこなかった』と思って、そういう言葉にしました。『12年間、夢も希望も明るさもなくなった』――地方に行って畑に立つ人、漁業で船に乗る人が私にそうつぶやいていました」

 とまあ、こんな調子で訴えるものだから、世論調査でも追い上げている。

「告示前は大きく負けていたのが、最近の数字は50対40くらいになっている。佐賀の乱でも、最初はダブルスコアだったのに、逆転した。同じような展開になる可能性は十分あります。北海道は昨年の衆院選の比例票を見ると、野党が上回っているのも強み。争点は北海道電力泊原発再稼働の是非やTPPですが、高橋陣営は、応援に来た大島理森元農水相も『原発は国が決めること』とか言って、議論から逃げている。佐藤氏の脱原発路線は鮮明です。TPPについては自民党支持の農政連の中でも割れています。高橋知事の4選批判もありますから、佐藤さんに勢いがあるように見えます」(現地で取材しているジャーナリスト・横田一氏)

自民党内からは「本来だったら横綱相撲で突き放さなければいけないのにそうなっていない」という声も聞かれる。地元のアナウンサーといっても、佐藤氏は65歳で清新さはない。高橋知事の実績で蹴散らせると思っていたらしく、ここにきて焦りまくっている。ここを落とせば、安倍政権のやりたい放題もこれまでだ。

Categories 選挙

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